著者
山﨑 健史
出版者
日本蜘蛛学会
雑誌
Acta Arachnologica (ISSN:00015202)
巻号頁・発行日
vol.64, no.1, pp.49-56, 2015 (Released:2015-12-02)
参考文献数
38
被引用文献数
2
著者
新里 法子 番匠谷 綾子 大谷 聡子 五藤 紀子 岩本 優子 山﨑 健次 香西 克之
出版者
一般財団法人 日本小児歯科学会
雑誌
小児歯科学雑誌 (ISSN:05831199)
巻号頁・発行日
vol.50, no.3, pp.237-242, 2012-06-25 (Released:2015-03-17)
参考文献数
21
被引用文献数
1

児童虐待の相談件数は近年急激な増加傾向を示しており,社会全体で早急に解決すべき重要な課題となっている。我々は,広島県内の2 か所の児童相談所および子ども家庭センターの一時保護施設に入所した要保護児童を対象に,齲蝕経験者率,未処置歯所有者率,一人平均齲蝕経験歯数および一人平均未処置歯数について調査し,一般の児童と比較検討を行った。その結果,要保護児童は齲蝕経験者率および未処置歯所有者率が高く,一人平均齲蝕経験歯数および一人平均未処置歯数が多いことが示された。また,虐待により保護された要保護児童と,その他保護者の長期療養などの理由で入所した要保護児童の齲蝕罹患状況に,大きな差は認められなかった。要保護児童全体の齲蝕罹患率が高いことから,要保護児童の生活環境自体が齲蝕を誘発しやすいことが推測された。歯科医療従事者は小児の多発齲蝕や長期にわたる齲蝕の放置などを通じて,保護者の養育放棄とそれに伴う養育環境の悪化に気付くことで,虐待を早期に発見できる可能性があることが示唆された。
著者
山﨑 健一 坂 知樹 鎌田 洋
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会誌 (ISSN:13426907)
巻号頁・発行日
vol.77, no.1, pp.135-140, 2023 (Released:2023-01-01)
参考文献数
10

近年デスクトップミュージックが普及してきたが,音楽未経験者にとって作曲は未だ難しく自動音楽生成による支援が重要となる.自動音楽生成の問題の一つとして和音生成が挙げられる.和音は音楽の三大要素の一つで,楽曲の印象や雰囲気を決定する重要な役割であるためさまざまな和音生成手法が提案されてきた.しかし従来手法で生成される和音は表現の幅が狭く単調であった.そこで本研究では,画像生成技術を用いてメロディから「単調ではない和音を自動で生成」する手法を提案する.まず,MIDIをメロディ画像と和音画像に変換する.それらをデータセットとし,pix2pixでメロディ画像と和音画像の関係性を学習させる.学習済みモデルに未知のメロディ画像を入力し,和音画像を生成する.その結果,メロディ画像に対応した単調ではない和音画像の生成に成功した.また,提案手法は類似モデルと比べて主旋律に基づく和音生成ができることが示唆された.
著者
山﨑 健吾
出版者
Japan Society of Photogrammetry and Remote Sensing
雑誌
写真測量とリモートセンシング (ISSN:02855844)
巻号頁・発行日
vol.50, no.4, pp.216-218, 2011-09-09 (Released:2012-09-01)

政府からの要請により,東北地方太平洋沖地震によって被災した福島第一原子力発電所の空中写真を,無人飛行機をもちいて撮影した。撮影日は3月20日と24日の2回で,20日には1時間30分,182kmの飛行で155枚を,24日には1時間36分,190kmの飛行で212枚を撮影した。