著者
後藤田 正晴 永野 健二
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.845, pp.56-60, 1996-06-17

政治,経済,行政の現状に対する危機感は人一倍強い。住専問題で指導者層の倫理観喪失を見る。混乱の責任は政治と指摘,政府の大小と安保を軸に再編すべきと言う。一方で,国内で急速に高まる日米安保強化論には慎重さを求める。(聞き手は本誌編集長,永野健二)役所だけのほほんとしてちゃダメだ問政治も行政も経済も,100年続いたシステムがどうもうまくいかなくなっています。
著者
後藤田 正晴
出版者
文芸春秋
雑誌
文芸春秋
巻号頁・発行日
vol.80, no.2, pp.332-334, 2002-02
著者
飯草 恭一 手代木 扶 藤田 正晴 山本 伸一 井家上 哲史
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. B-II, 通信II-無線通信・無線応用 (ISSN:09151885)
巻号頁・発行日
vol.81, no.10, pp.936-948, 1998-10-25
被引用文献数
12

捕捉・追尾機能を必要としない衛生通信および放送のための車載用として, チルト角45度, ビーム幅18度の円偏波コニカルビームを, 15GHzにおいて同軸円筒スロットアレーアンテナで実現した.アレー配列軸に垂直な方向においては, 一般に±45度の傾きのスロットをλ_g/4間隔(λ_gは外皮導体に切られたスロットの影響を含んだ実質的な管内波長)で配置したペアを素子単位とすることにより円偏波を実現できるが, チルト方向ではスロットの垂直成分と水平成分の射影が等しくないため, 軸比が悪くなる.そこで, スロットの傾き角とペアを構成するスロット間隔の調整による軸比改善法について理論的, 実験的な検討を行った.また, 開口面分布の振幅と位相はそれぞれスロットの大きさと位置によって調整されるが, スロットの移動によりチルト方向への光路長が変化し, アンテナパターンや軸比の劣化が起こる.そこで, この光路長変化を考慮したスロット移動量の補正についても明らかにした.
著者
星 仰 山田 貴浩 藤田 正晴
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. B, 通信 (ISSN:13444697)
巻号頁・発行日
vol.82, no.2, pp.283-291, 1999-02-25
被引用文献数
1

近年, 合成開口レーダ(SAR)の画像データ解析において, 偏波特性を用いたボラリメトリーの技術が注目されてきている. 従来, ボラリメトリックSARは航空機搭載型のものがほとんどであったが, 1994年にスペースシャトル"エンデバ"に搭載されたシャトル搭載型映像レーダC(SIR-C)によって帰還衛星としては初めてL, Cバンドによる多偏波・多バンドの観測が実施されている. 本研究の目的は, テクスチャ特徴量の偏波特性から地表パターンの分類がどの程度可能であるかを究明することである. このために, SIR-CのLバンドとCバンドのデータを用いて, 偏波合成により作成される画像についてGLCM法によりテクスチャ特徴量を算出し偏波依存性を求め, また, テクスチャ特徴量の値と領域の平均ミューラ行列から算出される偏波シグネチャの値との対応をとる. このことから, 後方散乱係数のみでは分類が困難と思われる領域について, テクスチャ特徴量との2次元分布に拡張することによりカテゴリーの分布の分離状況を図示する.