著者
服部 武 早川 正幸 西川 和夫 酒井 茂男
出版者
一般社団法人 軽金属学会
雑誌
軽金属 (ISSN:04515994)
巻号頁・発行日
vol.38, no.1, pp.35-39, 1988-01-30 (Released:2008-07-23)
参考文献数
5

Zinc diffusion process is very effective to corrosion protection of aluminum alloys. Most effective condition of zinc diffusion layers to corrosion protection was not clear. The relationship between the condition of zinc diffusion layer and the velocity of pitting corrosion was studied. It was found that the product of surface zinc content and diffusion depth, and gradient of zinc content in diffusion layer are very important to corrosion protection.
著者
郡 武治 服部 武
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.105, no.240, pp.13-18, 2005-08-18
被引用文献数
2

アドホック無線ネットワークにおいて、事前に伝送ルートを確定することなく、情報を決められた方向に群的に伝達する新たなマルチホップ伝送を提案する。本方法を群伝送アドホック通信と定義する。提案方法では、1つのノードより発せられたパケット信号は、周辺の複数のノードで同時受信され、1つの方向にバケツリレーしながら伝送される。途中、中継ノードは同一情報を有するパケット信号を受信すると、合成が行われ、回線品質が改善される。このように、情報が群的に伝送されるため、中継ノードの故障、中継経路の急激な品質劣化により、特定パスの中継が完全に途絶えたとしても、周辺ノードによる迂回中継と合成により、復旧することができる。また、再送制御のないことから、伝送遅延は最小になる。提案方法を用いることにより、従来の1ルートによる中継では、6パスで7.8dB低下する伝送路において、同じ情報を群伝送すると、√<2>倍伝送距離が長いにも関わらず4.3dBの低下で伝送することが可能であることが分かった。本文では、提案する群伝送アドホック通信の動作原理を述べ、特徴と応用例を示す。次に実現するために必要な尤度関数の算出方法を理論的に明らかにし、計算機シミュレーションにより、その効果を検証する。
著者
川端 学 朝生 雅人 斎川 貴彦 服部 武
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. B, 通信 (ISSN:13444697)
巻号頁・発行日
vol.87, no.2, pp.285-291, 2004-02-01
参考文献数
13
被引用文献数
20

近年,携帯電話の普及に伴い,位置情報に基づく様々なサービスの要求が高まっている.測位演算に用いる位置に依存する情報としては,TOA(Time of Arrival),TDOA(Time Difference of Arrival),電界強度(Signal Strength),AOA(Angle of Arrival)が考えられている.今後,普及することが予想される第三世代以降の携帯電話においては,通信速度の高速化に伴い,ヂップの分解能が高まり,より高精度で信号の到来時間が測定可能となる.そこで,本論文においてはTDOAシステムの位置検出性能について評価・検討を行う.遅延波プロファイルとして指数分布を仮定し,最ゆう推定法に基づく位置検出アルゴリズムの定式化を行う.次にシミュレーションにより,TDOAシステムにおける最ゆう推定法と既存の手法との位置検出精度を比較する.更に,複数の環境下において最ゆう推定手法の位置検出精度を評価する.
著者
服部 武文
出版者
京都大学
雑誌
生存圏研究 (ISSN:1880649X)
巻号頁・発行日
vol.4, pp.1-9, 2008
被引用文献数
1