著者
杉原 周治 本庄 忠春
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.39, pp.2031-2032, 1989-10-16

当社ではふたつの異なった文化を持ったメールシステムが独立に存在しているため、 これらを接続したいという要求がある。メールシステムの内ひとつはスタッフ部門を中心に運営している企業内電子メールシステム-アラジンで、 もうひとつは主に技術者で運営している社内UNIXメールシステムである。両者はホスト-端末の機能分散の程度、オフィス組織の認識(部門アドレス、オフィス宛メール)、コード系(EBCIDIC,EUC)、メール対象(文章、表、図形、グラフ)等が全く異なっている。
著者
鈴木 秀美 山田 健太 砂川 浩慶 曽我部 真裕 西土 彰一郎 稲葉 一将 丸山 敦裕 杉原 周治 山本 博史 本橋 春紀 岩崎 貞明 笹田 佳宏
出版者
大阪大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2006

日本の放送法は, 放送事業者の自律を前提としているため, 放送事業者が政治的に偏った番組や虚偽の事実を放送して番組内容規制(番組編集準則)に違反しても, 放送法には制裁がなく, 電波法による無線局の運用停止や免許取消は強い規制であるためこれまでに適用されたことがない。結果として, 違反があると, 行政指導として, 実質的には行政処分である改善命令に近い措置がとられているが, このような手法には表現の自由の観点からみて重大な問題があることが明らかになった。日本では現在, 通信・放送の融合に対応するため通信・放送法制の総合的な見直しが行われている。本研究は, 現行法制が内包している憲法上の問題を新しい法制に積み残さないために, 問題点を整理・分析したうえで, ありうる改善策を提示した。