著者
杉山 卓也 中村 武彦 西井 良 菅沼 柾希 宅野 信輔 千葉 裕花 増田 百恵 三井 玲奈
出版者
日本スポーツ産業学会
雑誌
スポーツ産業学研究 (ISSN:13430688)
巻号頁・発行日
vol.30, no.1, pp.1_31-1_40, 2020 (Released:2020-01-24)
参考文献数
12

The purpose of this research was to investigate the current situation in which youth teams in Europe are producing football players in strong teams and to explore the success model of the youth teams. The youth teams of the European top four major league division teams were examined, and as a result of calculating the contribution points based on the UEFA club ranking, the first place was Real Madrid youth, the second place was Barcelona Youth. Among the top 10 teams in total points, there were teams that showed high points even if they were not such strong teams. Also, although Manchester City Youth has produced many players, it did not differ much from other teams in regard to total points. In addition, there were teams that promoted many players in their top teams, like Athletic Bilbao Youth. Based on the above surveys, it was considered that the teams that successfully trained players could be classified into the following three major categories. ① Multi-player High Level Type, including Real Madrid youth and Barcelona youth, producing many players and operating at a high level. ② Self-Team Contribution Type, including Athletic Bilbao Youth, promoting many players to their own top team. ③ Release to Other Teams Type, including Manchester City Youth, producing numerous players who join other teams
著者
小田 直樹 杉山 卓也 舞原 俊憲 奥田 治之
出版者
宇宙航空研究開発機構
雑誌
東京大学宇宙航空研究所報告 (ISSN:05638100)
巻号頁・発行日
vol.13, no.3, pp.823-843, 1977-09

視野1°角の気球望遠鏡により波長2.4μmにおいて我々の銀河系の観測を行い,銀経l=350°〜30°,銀緯|b|O°の領域の表面輝度の分布を得た その輝度分布は,銀経方向に約15゜,銀線緯方向に約7.5°の広がりを持ち,かつl≦10゜に鋭い輝度の集中を示すBulge成分と銀河面上での輝度分布がl=10°〜30゜において平坦でその幅が約4°と非常に狭いDisk成分に大別することができる.微細構造としてl=355゜,b=0°の位置に広がった赤外線源を発見した.→観測された輝度分布には,銀河中心方向に星間塵によると思われる強い吸収が認められた.吸収を受けない前の輝度分布をアンドロメダ星雲との類似性から仮定して,星間塵の分布を求めてみると,CO分子の観測で見出された5Kpc Ringに伴なう大量のダスト以外に,銀河中心に集中したダストが存在することが予想される.これらの結果をもとに,銀河系内における星とダストの分布について1つのモデルを組立て,種々の観測結果との比較を試みる.
著者
杉山 卓也
出版者
一般社団法人 日本体育学会
雑誌
日本体育学会大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.68, pp.18_1-18_1, 2017

<p> 静岡はサッカー王国として名を馳せ、清水エスパルス、ジュビロ磐田という名門チームや、バスケットボール、ラグビー、陸上の強豪チームを抱えるなど、温暖な気候もあってか、スポーツは盛んのように思える。サッカーにおいては、日本代表における静岡県出身者は減り、前述したJリーグの2チームは近年2部リーグ落ちを経験するなど苦戦しているが、静岡県内にJクラブは4チーム存在し、静岡という地域に本当にサッカーが根付いているのだと感じる。依然として、若年層のサッカー競技人口も多い。かなりの割合の子供がサッカーをやっているように思えるが、現実的にはプロのレベルに到達するまでに、大多数が淘汰される。彼らに他のスポーツの適性を見いだすことはできるのであろうか?他の選択肢を与えることで、彼らが高いレベルで競技を行ったり、好きな種目に出会える可能性を高めることができるのではないだろうか。それらを踏まえ、若年層での多様なスポーツ経験の必要性や、身体的側面・心理的側面からの適所に人材を配置するなど、限られた人的資源を有効に活用すべく、依然として多いサッカー競技者からの種目転向の可能性を考える。</p>