著者
渡邉 力夫 林 浩平 岩尾 正樹 井河 恵大 冨田 信之
出版者
一般社団法人 日本航空宇宙学会
雑誌
宇宙技術 (ISSN:13473832)
巻号頁・発行日
vol.7, pp.45-52, 2008 (Released:2008-10-11)
参考文献数
9

When liquid nitrogen and heated water are mixed in a chamber, pressure increase due to evaporation expansion inside the chamber becomes high enough to generate thrust force for rocket propulsion. This thrust system is safer and environment-friendly compared to conventional rocket engines utilizing combustion process. This new type of rocket engine system is called "Water-Liquid Nitrogen rocket engine system" and it can be used for small payload mission with expected altitude of several kilometers. In this paper, experimentally obtained thrust characteristics are shown and analyzed. As a result, relations between the thrust force and the mixing chamber pressure are clarified. Also, it is found that the present injector can attain only half of the theoretically expected specific impulse due to insufficient mixing efficiency.

3 0 0 0 OA 脳神経の脂質

著者
林 浩平
出版者
Japan Oil Chemists' Society
雑誌
油化学 (ISSN:18842003)
巻号頁・発行日
vol.20, no.10, pp.745-754, 1971-10-20 (Released:2009-11-10)
参考文献数
67
被引用文献数
1
著者
加藤 亮 坂口 誠一郎 林 浩平 五十嵐 康伸
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.64, no.12, pp.508-513, 2014

ビッグデータ時代に入り,ビジネス課題に対するデータ活用法(イシュー)を導出する方法論が企業では必要とされている。しかし,具体的なイシュー導出の過程や時間配分について記述している先行研究は殆どない.そこで本論文では,筆者等が参加し準優勝したデータサイエンス・アドベンチャーを事例とした事後分析に基づき,ビジネスにおける有用性及び実現性の高いイシューを導出する方法としてデータ・イシューサイクルを提案する。このサイクルは,探索期,調査期,調整期,実証期から成る。分析の結果,予測モデルの構築を行う実証期の日数は全体の1割以下であり,残り9割以上の時間はイシュー導出のための議論やデータの調査・加工を行う他3つの期間に割り当てられていたことが分かった。
著者
林 浩平
出版者
日本神経回路学会
雑誌
日本神経回路学会誌 (ISSN:1340766X)
巻号頁・発行日
vol.29, no.4, pp.193-201, 2022-12-05 (Released:2023-01-06)
参考文献数
40
被引用文献数
8

畳み込みニューラルネットワーク(CNN)は画像など特定ドメインのデータの処理に対して高い性能を発揮することが知られている.しかしながら同時に計算能力も必要とするため,CNNの軽量化は深層学習コミュニティにおいて広く行われてきた.本稿ではテンソル分解を使ったCNNの軽量化に焦点を当てる.まずCNNのコンポーネントである畳み込み層の演算が,複数テンソル間の線形演算の表現方法であるテンソルネットワークによって記述できることを示す.次に畳み込み層の軽量化がテンソル分解によって特徴づけられること,またその分解方法もテンソルネットワークによって記述できることを示す.最後に可能な分解を探索することによって,予測精度と時間/空間複雑さのトレードオフを実験的に比較する.その結果,いくつかの非線形分解は既存の分解を凌駕することがわかった.なお,本原稿は著者らの論文1)を和訳しわかりやすく解説したものである.
著者
林 浩平 池田 和司 Hayashi Kohei Ikeda Kazushi
雑誌
データマイニングと統計数理研究会(第 11 回)

This survey focuses on tensor factorization methods based on stochastic models. They are natural extensions of the conventional methods to Bayesian statistics and are easier to introduce prior knowledge. Some of their applications are also given.