著者
梅野 健
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:05252997)
巻号頁・発行日
vol.66, no.5, pp.856-864, 1996-08-20

この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。
著者
梅野 健 行田 悦資 寺井 秀明 高 明慧
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構 一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報プロフェッショナルシンポジウム予稿集
巻号頁・発行日
vol.2007, pp.39-43, 2007

一般の著作物・コンテンツをインターネットで流通するためには、その著作物・コンテンツの著作権者とユーザー双方に満足する仕組みが不可欠であるが、現在著作権があるコンテンツの流通を促す完全な仕組み(ソフトインフラ)が無い状況である。本発表は、日本では独立行政法人情報通信研究機構が提供する標準時を用いた新しいタイムスタンプの仕組みと、2次元バーコードを用いたPKIであるcipheron.netを用いて、絶対的な厳密性を持つコンテンツ配信をする仕組みを提案する。この仕組みにより、決められた時間までは、視聴(復号化)できるが、その時間を過ぎるとコンテンツは暗号化された状態であり、更にその時点で視聴(復号化)しようとすると、コンテンツが自動消滅することにより、コンテンツ著作権管理ができる。この基準となる時刻を標準時とすることにより、そのコンテンツ管理が絶対性(厳密)に行われることになる。更に、コンテンツの2次流通を促す、カオス理論に基づく2次流通価格決定理論を提案する。
著者
柿中 晋治 梅野 健
出版者
Physical Society of Japan
雑誌
Journal of the Physical Society of Japan (ISSN:00319015)
巻号頁・発行日
vol.89, no.2, 2020-02-15

暗号通貨のビッグデータが持つ普遍的な統計則を発見 --「安定分布」と「キュービック則」による統一的な特徴付けに成功--. 京都大学プレスリリース. 2020-01-24.
著者
真尾 朋行 奥富 秀俊 梅野 健
出版者
一般社団法人 日本応用数理学会
雑誌
日本応用数理学会論文誌 (ISSN:24240982)
巻号頁・発行日
vol.29, no.4, pp.383-394, 2019 (Released:2019-12-25)
参考文献数
12

概要. カオスを定量化する指標として,リアプノフ指数が一般的に用いられる.一方で,リアプノフ指数と同等の指標として情報理論の観点から提案されたカオス尺度は,データのみから計算できることを利点とするが,リアプノフ指数と差があることが報告されており,カオスの判定に注意を要する場合がある.本稿では両者の差について情報理論的に解釈するとともに,その差分を修正したカオス尺度について提案する.
著者
岩瀬 悠哉 成瀬 康 横田 悠右 梅原 広明 梅野 健
出版者
ヒューマンインタフェース学会
雑誌
ヒューマンインタフェース学会論文誌 (ISSN:13447262)
巻号頁・発行日
vol.20, no.3, pp.353-360, 2018-08-25 (Released:2018-08-25)
参考文献数
26

Recently wearable electroencephalography(EEG) device enables us to mea sure brain activities during moving. However, EEG data include noise caused by movement when participants move. Therefore, it is a significant problem to reduce the noise in order to measure brain activities during moving. In this paper, we focused on the workload estimation from auditory steady state response during walking. We compared the noise reduction performance of some kinds of blind source separation methods.
著者
岡田 大樹 梅野 健
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.114, no.145, pp.59-64, 2014-07-21

与えられた2値乱数系列が真の乱数系列であるかどうかを仮説検定する,複数の検定法により構成される検定ツールがあるが,その著名な検定ツールに米国商務省標準技術局が公開しているNIST Special Publication 800-22がある.その検定ツールを構成する検定法の一つに,離散フーリエ変換検定法がある.離散フーリエ変換をより一般化した変換について考察し,それをもとにして作る新たな離散変換(カオスユニタリ変換)を離散フーリエ変換と置き換えるという変更を離散フーリエ変換検定法に加えることで,チェビシェフ写像などを生成法の基にするカオスな擬似乱数系列等を検定可能とする,擬似乱数系列の持つカオス的特徴(=非乱数性)を棄却検定する検定法を構成した.
著者
内田 淳史 梅野 健
出版者
日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」
雑誌
理論応用力学講演会 講演論文集
巻号頁・発行日
vol.55, pp.79-79, 2006

多くの非線形システムは、カオスまたはノイズ等の繰り返し入力された信号に対して一貫性(consistency)のある振る舞いを示す。一貫性とは、初期状態の異なる非線形システムが、ある信号により繰り返し駆動される場合に得られる非線形システムの出力の再現性のことである。非線形システムにおける一貫性は生体システムにおける情報伝達や流体中のパターン形成などに本質的な役割を示す。本講演ではコーシー分布を有するカオスマップに外部駆動信号を加えた場合の一貫性を定量的に評価し、一貫性の生じる本質的要因について議論する。一貫性とは一般化カオス同期の拡張概念であり、カオス同期よりもさらに普遍性の高い概念だと考えられる。
著者
梅野 健
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.114, no.250, pp.87-90, 2014-10-16

従来の擬似ランダム符号やカオス符号とは異なる概周期関数に基づくスペクトル拡散通信を提案する。干渉雑音が従来の全てのスペクトル拡散通信と比較して桁違いに減少していることを示す。
著者
梅野 健 Ken UMENO
出版者
総合研究大学院大学教育研究交流センター
雑誌
新分野開拓記
巻号頁・発行日
pp.91-100, 2004-06 (Released:2012-01-23)

自然現象と計算論との整合性 梅野 健[独立行政法人 情報通信研究機構/株式会社 カオスウエア]*所属は当時のものを記載
著者
梅野 健 Ken UMENO
出版者
総合研究大学院大学教育研究交流センター
雑誌
新分野開拓記
巻号頁・発行日
pp.91-100, 2004-06

自然現象と計算論との整合性