著者
横山 茂雄
出版者
奈良女子大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2012-04-01

英国エリザベス朝の学者ジョン・ディー(1527-1609)が、1582年から1587年にかけて協力者のエドワード・ケリー(1555-1597?)と共同でおこなった魔術作業を、彼らが遺した手稿群に依拠しつつ、詳細に分析する。特に、1583年から開示が開始された所謂『エノクの書』については、その複雑な開示方法を含めて、全容の解明に努めると共に、西欧ルネッサンス期の魔術、オカルティズムにおいて占める位置を明らかにしようとした。
著者
横山 茂雄
出版者
奈良女子大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2009

英国エリザベス朝の学者ジョン・ディー(1527-1608)が1582年から協力者のエドワード・ケリー(1555-1597?)と共におこなった魔術作業に関して、『神秘の書』の翻字刊本と直筆手稿の双方に依拠しつつ、特に初期の段階に焦点をあてて、「聖なる」知識、情報が具体的にどのような方法で開示されたのか詳細に分析した。
著者
横山 茂雄
出版者
京都大学
巻号頁・発行日
1998-05-25

要旨pdfファイル:学位授与日「平成10年11月24日」
著者
松居 竜五 奥山 直司 橋爪 博幸 安田 忠典 小峯 和明 千本 英史 横山 茂雄
出版者
龍谷大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2008

本研究では南方熊楠の未公刊資料のうち、書簡、日記、ノート類など自筆原稿に関して、翻刻およびデータ編集をおこなった。またその結果に基づいて論文、展観、シンポジウムなどのかたちで南方思想の学際的かつ国際的な研究を進めた。このことにより、南方の比較説話学、仏教学、環境思想などに関して、従来よりも幅広く精緻な像を示し、今後の研究の方向性を切り開くことができたと考えている。