- 著者
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加野 芳正
矢野 智司
湯川 嘉津美
鳶野 克己
村上 光朗
古賀 正義
越智 康詞
松田 恵示
毛利 猛
櫻井 佳樹
西本 佳代
- 出版者
- 香川大学
- 雑誌
- 基盤研究(B)
- 巻号頁・発行日
- 2008
マナーに関する理論研究と実証的研究を平行して進めてきた。その結果、以下のような知見が得られた。(1)法律や道徳と比較したときにマナーは独自の領域を構成している。(2)マナー(あるいは礼儀作法)は人と人を結びつけ、公共的な社会に参加していく上で不可欠なものである。(3)マナーは文明化や社会の近代化とともに私たちの社会に出現してきた。(4)日常生活におけるマナーとしては挨拶を重視する人が多い、また、家庭でのマナー教育に焦点を絞れば、食事の場面を重視する人が多い。(5)どのようなマナーが求められるかは、文化によって規定されている。