著者
大島 龍彦 鈴木 薫 永井 靖人
出版者
名古屋学芸大学
雑誌
名古屋学芸大学研究紀要.教養・学際編 = The Journal of liberal arts, Nagoya University of Arts and Sciences (ISSN:13498452)
巻号頁・発行日
no.10, pp.73-82, 2014-02

The academic competence of college students has recently seen diversification in Japan, more specifically the lack of language ability as a medium of academic learning. Teachers are required to accurately comprehend the academic language proficiency of their students, without any useful tests that have the ability to measure Japanese competence in a valid and reliable way. The purpose of the research is to find an optimal way to measure learners' Japanese proficiency, which could be easily administered in daily classroom situations. The Japanese vocabulary IRT test was adopted, and given to 196 college students, with data being statistically analyzed and compared with those of the nationwide research. It was also collated to indicate differences among three departments the participants belonged to. Although the average score of the participants was higher than that of the nationwide research, a lack of sufficient vocabulary for academic learning was observed in 10-20% of participants. Moreover, the data was compared with that of the English vocabulary IRT test given in the same investigation. Results indicated that there wasn't any significant correlation between Japanese and English proficiency.
著者
鈴木 尚文 永井 靖浩 大谷 佳光 一ノ瀬 裕
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会総合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1996, no.1, 1996-03-11

近年、非接触でデータの読み出し/書き込みができるタグシステムが普及しつつあり、入退室管理やスキー場のリフト券などに積極的に導入されている。特に、電磁誘導を利用したタグは、必要な電力を読み取り器から供給するため、無保守で耐久性に優れたシステムの構築が可能である。しかしながら、金属はタグを設置する場所の電磁界やタグの性能に対して大きな影響を与え、その適用対象を制限している。多くの部品や設備等に金属は利用されており、タグを金属の近くで利用可能にする事の意義は大きい。そこで今回、マンホールの蓋に電磁誘導型ワイヤレスタグを設置することを想定し、金属板に開けた穴内部での磁界分布を有限要素法によって解析したので報告する。
著者
永井 靖 中越 洋 平 重喜 岩嵜 正明
出版者
The Institute of Electronics, Information and Communication Engineers
雑誌
電子情報通信学会論文誌 A (ISSN:09135707)
巻号頁・発行日
vol.J96-A, no.1, pp.22-33, 2013-01-01

ハードウェアアクセラレータを含むシステム設計では,早い工程でのハードウェアとソフトウェアの機能分割が課題である.この課題に対し,我々は新規回路の記述前に性能を予測し必要性能を満足するハードウェア化機能を設計するDFSMBT手法[14]を提案した.しかし,多重タスク環境を採用し,動作周波数が未定なシステムの設計では,DFSMBT手法の適用は困難である.多重タスク環境ではシステムの動作が単純な繰返しとならず,加えて,動作周波数が変化するとアクセラレータのシステム全体性能に対する寄与率が変化する.このため,手作業では性能の予測が難しい.本論文では,再利用可能なハードウェアモジュールとソフトウェアを組み合わせたシミュレータを用い,設計システムのメモリアクセスパターンを把握し,システム性能を予測する改良DFSMBT手法を提案する.そして,本手法をネットワーク暗号アクセラレータシステムの開発に適用した例を示す.また,開発前の予測と実機における性能を実測比較し,本手法の有効性を示す.
著者
鈴木 尚文 西谷 隆 土橋 寿昇 永井 靖浩
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. KBSE, 知能ソフトウェア工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.100, no.541, pp.33-38, 2001-01-05

複数枚の非接触ICカードを利用し、ネットワークを介して、特定の会員を対象に予約サービスを提供する会員サービスシステムについて述べる。本システムでは、カードを所有する会員が、パーソナルコンピュータのWEB画面上から各種予約や支払い等を行う事が出来る。また、一台のリーダライタで複数枚のカードを同時に検出できる非接触ICカードの特徴を活かした、複数会員による同時予約や、決済用カードとの組み合わせによる新しいサービスについても検討した。