著者
池田 央
出版者
日本行動計量学会
雑誌
行動計量学 (ISSN:03855481)
巻号頁・発行日
vol.8, no.1, pp.30-41, 1981-08-01 (Released:2010-06-28)
参考文献数
26
被引用文献数
1
著者
坂元 昂 池田 央 牟田 博光
出版者
日本教育工学会
雑誌
日本教育工学雑誌 (ISSN:03855236)
巻号頁・発行日
vol.2, no.4, pp.125-136, 1977-12-30

放送大学で将来採用する可能性のある学習形態を想定し,放送その他各種の情報媒体を総合的に活用してどこまで学習効果を高められるかを3科目について検証した.科目の最終学力成績を決める大きな要因は,3科目とも,基本的には個人の能力であるが,能力差を除いて考えれば,放送のみよりは通信教育を加えたほうが,さらにスクーリングを加えたほうが成績がより向上する.その他の要因として,科目によって異なるが,番組内容に対する興味,関心,予備知識の大小,などが成績に寄与しているといえる.成績以外の学習効果として,学習継続意欲をみてみれば,科目によって説明力の大きい変量は異なるものの,内容の興味,関心,期待の充足度,疲労など,概して情意的,態度的要因が寄与している.
著者
池田 央
出版者
日本教育工学会
雑誌
日本教育工学雑誌 (ISSN:03855236)
巻号頁・発行日
vol.24, no.1, pp.3-13, 2000-06-20
被引用文献数
1

筆記試験から始まったテスト法の考え方ならびにその理論と技術の発展史を振り返り,この100年を客観測定の時代と位置付けた上で,これからのテスト技術が向かうであろう研究方向と,それに必要な課題と展望を行った.それはコンピュータと情報通信技術に支えられた「力量査定」の時代であり,従来のテストが果たしてきた狭い役割モデルの中でなく,学習活動そのものに深くかかわる広い教育行為の中に組み込まれたテスト技術でなければならないことが強調された.それは力動的テスト法とでもいうべきもので,高度な技術を必要とし,従来からの心理測定理論の延長線上にあるものばかりでなく,全く新しいパラダイム変換が要求されるものもあり,多くの分野から研究者の参入が期待されるものである.