3 0 0 0 OA 教育工学

著者
坂元 昂
出版者
一般社団法人 日本教育学会
雑誌
教育学研究 (ISSN:03873161)
巻号頁・発行日
vol.59, no.3, pp.407-409, 1992-09-30 (Released:2009-01-13)
参考文献数
5
著者
坂元 昂
出版者
一般社団法人 日本教育学会
雑誌
教育学研究 (ISSN:03873161)
巻号頁・発行日
vol.57, no.3, pp.229-241, 1990-09-30 (Released:2009-01-13)
参考文献数
34
著者
坂元 昂 池田 央 牟田 博光
出版者
日本教育工学会
雑誌
日本教育工学雑誌 (ISSN:03855236)
巻号頁・発行日
vol.2, no.4, pp.125-136, 1977-12-30

放送大学で将来採用する可能性のある学習形態を想定し,放送その他各種の情報媒体を総合的に活用してどこまで学習効果を高められるかを3科目について検証した.科目の最終学力成績を決める大きな要因は,3科目とも,基本的には個人の能力であるが,能力差を除いて考えれば,放送のみよりは通信教育を加えたほうが,さらにスクーリングを加えたほうが成績がより向上する.その他の要因として,科目によって異なるが,番組内容に対する興味,関心,予備知識の大小,などが成績に寄与しているといえる.成績以外の学習効果として,学習継続意欲をみてみれば,科目によって説明力の大きい変量は異なるものの,内容の興味,関心,期待の充足度,疲労など,概して情意的,態度的要因が寄与している.
著者
松田 稔樹 高橋 和弘 坂元 昂
出版者
一般社団法人 日本科学教育学会
雑誌
科学教育研究 (ISSN:03864553)
巻号頁・発行日
vol.15, no.1, pp.30-39, 1991-03-10 (Released:2017-06-30)

This study developped a curriculum and instructional materials to teach Lisp programming for high school students in math classes. The curriculum was developped to give more understundings about mathematical formulae processing using computers as tools for simulation. Most of the contents were concerned with math formulae processing. This curriculum is universally appricable for almost any mathematical subjects. Students were expected to re-organize their mathematical knowledge, to improve their understandings, to recognize an importance of mathematical formalization, and so on. An experimental teaching project for a year was administrated to investigate that the curriculum and the materials are appropriate or not. In the project, some instructive results to improve our curriculum were obtained. For example, the "how to define functions" and "the concept of recursion" must be taught in ealier steps of the curriculum. Because of its dual nater (teaching Lisp programming and mathematics), the instructional techniques are very important for the curriculum. In the next step, the "Teachers' Guide" for teachers will be developped, which will be helpful to diffuse the curriculum. Taking ddvantage of computer languages to process mathematical formulae can be a leading method of mdthematical instruction in the future.
著者
坂元 昂 山田 恒夫 伊藤 紘二
出版者
日本教育工学会
雑誌
日本教育工学雑誌 (ISSN:03855236)
巻号頁・発行日
vol.27, no.3, pp.217-223, 2003-12-20 (Released:2017-10-20)

本稿では,まず,人間活動のグローバル化,共生の文化ならびICTの発達の視点から,第二言語学習とその支援に関する教育工学研究の重要性を論じ,そのことに鑑みて企画された本特集「第二言語教育とCALL(Computer-Assisted Language Learning)」の趣旨,投稿・採択状況,構成を紹介している.ついで,CALLに関する研究の現状と展望について論じて,深谷氏による研究史的視点からの総説を補い,また,とくに第二言語としての日本語の教育と支援システムに関する研究の源流を紹介して,仁科氏による日本語学習支援システム研究の現状と展望に関する総説を補っている.続いて,採択された論文・資料を分類して各々の概要を紹介し,最後に,今回,投稿論文・資料の査読を通じて,第二言語教育にかかわる教育工学研究と論文執筆ならびに本学会の役割について得た所感と提案を述べている.
著者
坂元 昂
出版者
一般社団法人 日本教育学会
雑誌
教育学研究 (ISSN:03873161)
巻号頁・発行日
vol.35, no.1, pp.47-60, 1968-03-30 (Released:2009-01-13)
参考文献数
37
著者
坂元 昂
出版者
札幌学院大学
雑誌
社会情報 (ISSN:0917673X)
巻号頁・発行日
vol.2, no.2, pp.101-109, 1993-02
被引用文献数
5

教授学習過程は,(1)教師から学生への情報伝達,(2)学生の行動の理解・評価,(3)KR情報の伝達の三方向のコミュニケーションからなっていることを述べ,(1)では,受容反応と構成反応の区別,(2)では,形成的評価の重要性,(3)では,情報伝達とKR情報との適切な組み合わせの重要性を指摘している。大学における講義の改善法として,線結び式講義評価法,授業改善視点表を紹介し,大学生の講義に対する評価は,良い講義の判定は,講義の内容の良さによって,悪い講義の判定は,方法によってなされることを,調査結果に基づいて述べ,教育内容を系統づけ,充実する事が大切で,その上で,上手なプレゼンテーションの方法が,講義を悪いと評価されないために重要であると主張している。さらに,大学生の学習意欲,学習技能,創造性を測定する尺度を用いて,世界の主要国12カ国の学生総計3,500人の行動を調べ,学習意欲4因子,率先,挑戦,計画,追求,学習技能4因子,作業,認知,資格,調査,創造性4因子,組織,論理,実行,独創を見いだし,因子の特典を用いてチャーノフの顔を作成したところ,日本の大学生の顔は,たいへん情けなく,極めて成績の良くないことが示された。