著者
佐久間 拓也 池辺 正典 石井 信明 川合 康央 釈氏 孝浩 宮川 裕之
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告コンピュータと教育(CE) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2008, no.64, pp.45-48, 2008-07-05
参考文献数
5
被引用文献数
1

以前に行われていた入学課題では出題や提出が難しく,また入学前に入学予定者との交流は皆無であった.今回入学予定者を対象に SNS を構築して,入学前課題の出題や提出および入学前での教員・入学予定者・在学生間の交流を行った.本稿はこの報告である.It has been difficult for schools to give assignments to students before they entered, and for those students to submit their work to the school. In addition, there was no communication between future students and their teachers-to-be. In this paper, we report how we developed an SNS for giving assignments to future students, and that makes it possible for future students, current students and teachers to communicate with each other.
著者
池辺 正典 田中 成典 古田 均 中村 健二 小林 建太
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.47, no.6, pp.1687-1695, 2006-06-15

近年のインターネットの複雑化にともない,Web の自動解析による情報取得に対する需要が高まっている.そのため,Web ページをカテゴリに分類する手法やWeb の関係情報を解析する手法が数多く提案されてきた.しかし,既存の研究では,Web の自動解析は,リンク関係を中心とした解析を行っており,リンク関係のないWeb ページを関連付けることが困難であった.このため,本論文では,リンク構造解析だけでなく,形態素解析によって任意の単語から関係情報の抽出を行うことで,リンク関係のないWeb ページを関連付ける.また,その結果と品質判定を行ったリンク構造解析結果を組み合わせることで,信頼性の高いWeb ページの関係図を作成する.さらに,アルゴリズムの評価として,Web から取得した情報を利用して,組織の関係図を作成する.そして,既存研究においての主要な方式であるリンク構造解析による結果との比較を行った.評価方式には,リンク構造解析で一般的に用いられている評価値とグラフ理論による可視化を採用し,その結果から本方式の有用性を確認した.
著者
佐久間 拓也 池辺 正典 石井 信明 川合 康央 釈氏 孝浩 宮川 裕之
雑誌
情報処理学会研究報告コンピュータと教育(CE)
巻号頁・発行日
vol.2008, no.64(2008-CE-095), pp.45-48, 2008-07-05

以前に行われていた入学課題では出題や提出が難しく,また入学前に入学予定者との交流は皆無であった.今回入学予定者を対象に SNS を構築して,入学前課題の出題や提出および入学前での教員・入学予定者・在学生間の交流を行った.本稿はこの報告である.
著者
池辺 正典
出版者
文教大学大学院情報学研究科
雑誌
IT News Letter
巻号頁・発行日
vol.5, no.3, pp.1-2, 2009

インターネットの発達に伴い、誰もが容易に情報発信を可能にする社会が実現した。これにより、学校では、教育内容などの話題がインターネットに公開されるに至った。これらのWebサイトは学校非公式サイトと呼ばれ、児童・生徒・学生をトラブルに巻き込むという問題が発生する傾向にある。このため、教育機関から、学校非公式サイト対策への要望が高まっており、本研究は、対策準備段階として学校非公式サイトを分析したものである。
著者
安彦 智史 池辺 正典 丸山 広 長谷川 大
雑誌
情報教育シンポジウム2015論文集
巻号頁・発行日
vol.2015, pp.103-108, 2015-08-10

近年の高等教育においては,e-Learning システムは一般的な学習方法の1つとして認識されつつあり,授業等での活 用件数も増加し,広く普及している.そして,e-Learning システムでは,受講者の学習状況を把握するために,教材 の学習回数や閲覧時間等の情報を蓄積する機能が実装されているものが多い.しかし,これらの機能のみでは,受講 者の学習実態を詳細に把握することは困難であり,受講者のより多くの種類の情報を蓄積することが求められてい る.このため,本研究では,e-Learning システムの受講者の学習状況を詳細に把握するための情報を取得することを 目的とする.具体的には,一般的なパソコンに容易に設置が可能な Web カメラを用いて,e-Learning システムの受講 者の顔画像を取得し,画像処理による目領域の特定から視線検出行う.そして,視線情報から教材学習時の注視点を 取得・蓄積することで,学習態度を把握するための方式を検討する.