著者
石井 均
出版者
一般社団法人 表面技術協会
雑誌
表面技術 (ISSN:09151869)
巻号頁・発行日
vol.61, no.3, pp.216-216, 2010-03-01 (Released:2010-09-28)
参考文献数
2
被引用文献数
1 2
著者
石井 均
出版者
一般社団法人 表面技術協会
雑誌
表面技術 (ISSN:09151869)
巻号頁・発行日
vol.61, no.3, pp.232, 2010-03-01 (Released:2010-09-28)
参考文献数
13
被引用文献数
2 1
著者
石井 均
出版者
一般社団法人 日本内科学会
雑誌
日本内科学会雑誌 (ISSN:00215384)
巻号頁・発行日
vol.89, no.11, pp.2356-2364, 2000-11-10 (Released:2008-06-12)
参考文献数
16

ライフスタイルの歪みが関与する慢性疾患の増加は,日本人の健康状態に大きい影響を与えている.慢性疾患ならびに合併症の発症進展予防は重大な課題であり,そのためには患者の行動が健康維持のために望ましいものへと変化していく必要がある.患者の行動に影響を与える要因としては,外的(環境),内的(心理的),および結果(強化)要因がある.外的要因として,医師の影響力は大きい.患者の考えや感情を確かめ,情報を提供し,治療目標を相談して設定するという患者中心のアプローチが効果的である.心理的要因としては,感情やヘルスビリーフが重要な要因である.また,行動の結果生じる,検査所見やQOLへの影響も行動レベルを修飾する.行動変化に介入するためには,患者の準備状態に合わせた援助が有効で,その指針を与えるのが変化ステージモデルである.これらを適用して患者の行動変化を援助することが医師に望まれている.
著者
山本 壽一 石井 均 古家 美幸 岡崎 研太郎 辻井 悟
出版者
一般社団法人 日本糖尿病学会
雑誌
糖尿病 (ISSN:0021437X)
巻号頁・発行日
vol.43, no.4, pp.293-299, 2000-04-30 (Released:2011-03-02)
参考文献数
10
被引用文献数
1

糖尿病教育後の食事療法に対する妨害要因と逸脱・再発の推移, およびHbA1cの経過について検討した. 2週間の教育入院後の128名に対して面接調査を実施した. 食事療法が守れなかった (逸脱), 治療前状態に戻った (再発) と定義し, Marlattの再発モデルを利用して高危険度状況 (HRS) を分析した.1) 危険状況は個人内因子36.0%, 環境因子37.9%, 対人関係因子24.796でHRSは環境因子であった, 2) 冠婚葬祭時は普段より有意に逸脱率が高かった (83.6%vs54.7%).3) 退院2カ月目に逸脱が3カ月目に再発が有意な増加をした, 4) HbA1Cは教育前9.296, 退院後3カ月目に最低値6.496, その後微増した. 退院後2カ月目のHbA1Cが改善する時期にHRSへの対処が出来ず, 翌月に有意な再発の増力口が見られることから, 退院後1, 2カ月目にHRSへの対処法の訓練が必要であると示唆された.