- 著者
 
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             岩田 太
             
             秋元 奈穂子
             
          
 
          
          
          - 出版者
 
          - 神奈川大学
 
          
          
          - 雑誌
 
          - 基盤研究(C)
 
          
          
          - 巻号頁・発行日
 
          - 2021-04-01 
 
          
          
          
        
        
        
        本研究は,新型感染症・発症予防対策などの公衆衛生分野における法の役割に関する日本・台湾・合衆国の比較研究である.そのため,文献研究と実地調査を交えて,今般のコロナ蔓延時などの緊急事態下のみならず,人々の健康全般および発症予防を重視する平時の「パブリック・ヘルス・ロー」の視覚とその具体的な法制についても包括的に検討する.従来十分注目されることのなかった,パブリック・ヘルス・ロー(「公衆衛生と法」)を包括的に検討し,未知の部分も多い新型感染症など緊急事態下の対応と,発症予防を中心とした新生児スクリーニングや予防接種などにおける平時のパブリック・ヘルス・ローの機能について,共通性と差異を検討する.