著者
大門 正幸 稲垣 勝巳 末武 信宏 岡本 聡
出版者
国際生命情報科学会
雑誌
Journal of International Society of Life Information Science (ISSN:13419226)
巻号頁・発行日
vol.27, no.2, pp.183-188, 2009-09-01

本研究の目的は、退行催眠中に被験者が語る、いわゆる「過去世」の記憶をデータとして用い、生まれ変わりの存在を強く示唆する事例について詳細に検討することである。具体的には、被験者が退行催眠中に語る異言(本人の経歴から、知っているはずがないと判断される言語)に着目し、発話について言語的な分析を行うものである。
著者
大門 正幸 稲垣 勝巳 末武 信宏 岡本 聡
出版者
International Society of Life Information Science
雑誌
国際生命情報科学会誌 (ISSN:13419226)
巻号頁・発行日
vol.27, no.2, pp.183-188, 2009-09-01 (Released:2018-12-18)
参考文献数
5

本研究の目的は、退行催眠中に被験者が語る、いわゆる「過去世」の記憶をデータとして用い、生まれ変わりの存在を強く示唆する事例について詳細に検討することである。具体的には、被験者が退行催眠中に語る異言(本人の経歴から、知っているはずがないと判断される言語)に着目し、発話について言語的な分析を行うものである。
著者
大川 由子 稲垣 勝彦 河内 光義
出版者
社団法人日本家政学会
雑誌
日本家政学会誌 (ISSN:09135227)
巻号頁・発行日
vol.55, no.8, pp.635-641, 2004-08-15

胴部モデルから得られた袖ぐり線の情報を基に胴部モデルと袖部モデルの接合の問題を再検討した.このとき,袖は上部,下部に分けて考察した.得られた結果は以下のようである.1.袖下部については,袖モデルの展開図と袖原型の袖山曲線とが一致した原型は取り上げた18種中11種であった.この結果は胴部の袖ぐり形状を採用することにより袖モデルが改良されたことを示している.2.袖上部については,E原型を除いて袖モデルの展開図と袖山曲線とが一致したものはなかった.しかし,これは本モデルおよび原型の不合理性を意味するものではなく,袖原型が自由度のあるいせ込みを見込んでいるのに対して本袖モデルはいせ込みをダーツに置き換えているためである.言い換えれば両者の違いはそれぞれが想定する削節立体殼への接合形状の違いを意味すると考察した.3.本袖モデルの展開曲線は袖原型から形成される袖を胴部立体殼に接合したときの形状を評価する指標として有効であることを示した.
著者
大門 正幸 稲垣 勝巳 末武 信宏 岡本 聡
出版者
国際生命情報科学会
雑誌
国際生命情報科学会誌 (ISSN:13419226)
巻号頁・発行日
vol.28, no.1, pp.128-139, 2010

退行催眠中に生じる異言(本人が学んだことのない言語を使うことが出来る異言と呼ばれる現象が生まれ変わり仮説を支持する強い証拠になることはよく知られている。大門他(2009)では、おそらく日本で初めての事例として、当人の経歴から、知っているはずがないネパール語を退行催眠中に話す日本人の例について報告した。本橋では、この事例について2009年の時点では十分検討がなされていなかった点を補い、より完全な形で報告を行う。
著者
蓮子 雅之 坪井 良治 稲垣 勝裕
出版者
一般社団法人 日本医真菌学会
雑誌
日本医真菌学会雑誌 (ISSN:24345229)
巻号頁・発行日
vol.61, no.2, pp.39-42, 2020 (Released:2020-05-30)
参考文献数
8

ルリコナゾール爪外用液5%(ルコナック®爪外用液5%)の塗布で生じると報告されている爪変色に関して,ヒト爪を用いたin vitro 試験で原因と対処法を検討した.ルリコナゾール爪外用液5%の反復塗布によって爪表面に白色化が生じた.これはボディソープ洗浄および70%エタノール清拭で除去されたことから,爪表面における有効成分ルリコナゾールの析出が原因と推察された.さらに,ルリコナゾール爪外用液5%を塗布した爪を白色蛍光灯で10,000luxに保った人工気象器に入れて保持することで黄色化したが,上記対処法では完全には改善できなかった.これらの事実より,黄色化はルリコナゾールの光分解によるものと考えられ,爪表面だけでなく爪甲内に浸透・蓄積したルリコナゾールも光分解を受けることが示唆された.爪変色の対処法としては入浴時の洗浄と70%エタノール清拭が効果的であり,塗布部の光暴露は避けたほうがよいと考えられた.