著者
村中 良之 宮下 正己 新地 啓治 柴田 雅道 野村 耕治 笠原 茂 岡田 時治
出版者
公益社団法人日本放射線技術学会
雑誌
日本放射線技術學會雜誌 (ISSN:03694305)
巻号頁・発行日
vol.49, no.2, 1993-02-01

マンマ厚, 目的組織によって適切な管電圧, グリッドの装着を選ぶ必要がある.
著者
末本 哲雄 田中 清裕 金井 俊輔 笠原 茂佳 石上 歩 池田 紘美
出版者
北海道大学高等教育機能開発総合センター
雑誌
高等教育ジャーナル : 高等教育と生涯学習 (ISSN:13419374)
巻号頁・発行日
vol.15, pp.45-60, 2007-12

If a specialist, especially someone belonging to a university, visits a high school or a school of lower stage and gives lectures about his or her specialty, such lectures (or such an acitivity) are called delivery-lectures. Although a high school-college collaboration, especially the deliverylectures, is spreading rapidly in Japan, learning in such a collaboration tends to be one-way from college to high school. To make it supply effects in the opposite direction, we took up deliverylectures designed and performed not by professors but by graduate students. During the activities, the graduate students realized that they got some educational effects such as expanding of their horizons, getting teacher’s mind, understanding the diffi culty of teaching and behaving in a positive attitude. The high school students considered that the lectures were benefi cial and the graduate students had enough ability to teach. These results suggest that delivery-lectures by graduate students are available as two-way learning between high schools and colleges.
著者
笠原 茂樹 斉藤 章弘 清水 英樹 山田 有希恵 芝野 耕司
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.46, pp.375-376, 1993-03-01

最もポピュラーなコンピュータミュージックといえば、シーケンサであろう。しかし、シーケンサーは、音楽を組み立てて、それを再生させるという機能をもつにすぎない。すなわち、シーケンサは、一種のデジタルレコーダである。実際に、ある曲を入力し、演奏させた場合、その曲を聞くものの立場から見ると、レコードやCDを聞くことと変わりはない。また、シンセサイザには、多くの場合、マイクロプロセッサが組み込まれているが、従来の楽器を根本的に変えるものではない。一つの楽曲の演奏ができるまでを考えると、練習によって、まずその楽曲を憶え、演奏技術とその適用方法を研く、三つの要素に分解することができる。コンピュータは、この三つの要素のそれぞれに対して、新しい可能性を研き、人の表現力を大きく高める新しい「楽器」としての可能性を秘めている。この可能性を上記の演奏ができるまでの過程と、次のように対応させることができる。すなわち、楽曲を覚えることは楽曲をデータとして入力することに対応し、演奏技術の適用はこのデータの加工に対応する。この過程をコンピュータ化することによって、事前に格納したデータにさまざまな加工を行うことによる新しい形態での演奏が可能になるのではないか。そして、この「楽器」を用いれば、オーケストラを実際に指揮し、フルバンドジャズを実際に演奏することすら可能であろう。こうした視点に立って、この研究では、ジャズとハウスミュージックでの即興演奏を分析し、これらの音楽分野で用いられているアドリブの手法を一種のフィルタとして、実現すること及びその制御をリアルタイムに行うことによる演奏の可能性を検討するために、MIDlインプロバイザーを試作した。
著者
山本 真紀子 影島 宏紀 志津田 陽平 瀬戸口 明日香 小笠原 茂里人 南 毅生 丸山 奈保 鈴木 基文 安部 茂
出版者
日本獣医皮膚科学会
雑誌
獣医臨床皮膚科 (ISSN:13476416)
巻号頁・発行日
vol.25, no.3, pp.133-141, 2019 (Released:2019-09-20)
参考文献数
23

マラセチア皮膚炎は犬では一般的な皮膚疾患であるが,再発性となりやすい。従来のアゾール系抗真菌薬の内服・外用療法は,耐性菌出現や肝毒性が問題であり,シャンプー療法は簡便とは言えない。そこで今回ヒトの介護現場で用いられているスプレー剤に着目し,犬9頭のマラセチア皮膚炎が疑われる皮膚病変部に1日2回ずつ3週間用いて臨床的な効果を検討した。試験期間を通した有害事象として1頭に軽度の一過性の発赤が認められたが,すぐに自然に消退した。スプレー使用により皮疹の重症度スコアとPVASは統計学的に有意に減少した(P<0.01)。病変部のマラセチア菌数は減少する傾向があるものの統計学的な有意差は認められなかった(P<0.01)。皮疹の重症度スコアとPVASが改善した要因としてスプレー剤の主成分であるD-LYZOXの抗炎症作用が考えられたことから,主成分であるD-LYZOXの抗炎症効果についてin vitroで検討した。抗炎症効果の検討には健康犬の好中球活性の抑制作用を用いた。D-LYZOXは犬由来の好中球の粘着反応を抑制し,抗炎症作用の存在が示唆された。以上よりヒト用のD-LYZOX含有スプレーはマラセチア皮膚炎が疑われた犬の皮膚病変部に対してPVAS,皮疹の重症度スコアを改善することが示唆された。またこれら臨床的な効果と,好中球機能の抑制との関連を明らかにする必要性を考察した。