著者
臼田 孝 藤井 賢一 保坂 一元
出版者
公益社団法人 計測自動制御学会
雑誌
計測と制御 (ISSN:04534662)
巻号頁・発行日
vol.55, no.12, pp.1103-1108, 2016 (Released:2016-12-28)
参考文献数
21
被引用文献数
2
著者
臼田 孝
出版者
公益社団法人 日本化学会
雑誌
化学と教育 (ISSN:03862151)
巻号頁・発行日
vol.67, no.5, pp.220-223, 2019-05-20 (Released:2020-05-01)
参考文献数
4

計測はあらゆる通商,産業,科学の基盤である。計測の同等性を時代,地域によらず確保するためには単位の基準が不変であることが不可欠である。単位はかつて人間の体の部位にちなんだものを定義として,石や金属を使って形作られた。やがて計測精度への要求と科学技術の進歩に伴い,自然界の法則を定義にするなどの見直しが進んできた。2018年11月に開催された国際度量衡総会において,国際単位系(SI)の基本7単位のうち,4単位を改定することが決議された。そして2019年5月20日をもって定義改定が実施された。本稿では単位および単位系について基本と全体像を概説する。新旧の定義を対比し,その意図と利点,および改定がもたらす将来像について述べる。
著者
臼田 孝
出版者
一般社団法人 電気学会
雑誌
電気学会誌 (ISSN:13405551)
巻号頁・発行日
vol.139, no.6, pp.344-347, 2019-06-01 (Released:2019-06-01)
参考文献数
9
被引用文献数
1

1.はじめに国際単位系(フランス語表記Système international d'unitésからSIと略記する)の基本単位七つのうち,四つの単位について定義改定が2019年5月20日に行われた。単位の定義は計測精度向上への要請や,科学技術の進展に伴いこれまでも何度か改定されてきたが,4単位同時と言
著者
越湖 智之 木原 浩孝 戸部 信幸 淵脇 大海 青山 尚之 見崎 大悟 臼田 孝 井野内 康克
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2005, pp.712, 2005

本研究では、uTAS分野において活用可能な、微少量の液体をハンドリングする分注機構を搭載した超小型ロボットの開発を行っている。前報までに振動モータを利用した微少液滴塗布機構を開発してきたが、振動の振幅制御を手動で行っていた為、作業に熟練を要した。今回、微小変位を高速に測定できる渦電流式変位センサ用いて自動的に振幅制御を行う手法を新たに開発したので、この原理および性能について報告する。
著者
大田 明博 臼田 孝 中野 英俊
出版者
一般社団法人 電気学会
雑誌
電気学会論文誌E(センサ・マイクロマシン部門誌) (ISSN:13418939)
巻号頁・発行日
vol.123, no.6, pp.203-208, 2003 (Released:2003-09-01)
参考文献数
8

The calibration procedures of charge amplifier (CA) on vibration acceleration standard are described. The calibration principle and fundamental calibration procedures are explained in detail. Typical commercial CAs (3 types, 4 CAs) are evaluated in terms of the frequency sensitivity gain, the long-term stability, the linearity for input charge, the linearity for gain setting and the effects of environmental conditions (temperature and humidity). The maximum discrepancy in the sensitivity gain is approximately 4 % among the tested CAs. A relative sensitivity gain difference of 1.5 % still remains when CAs of the same type are compared. It should be mentioned that a difference of 1.5 % is not negligible. Such a large difference has not been commonly observed up to the present time. Based on these experimental results, the technical guides for charge amplifier calibration are summarized.