著者
衛藤 廣隆 藤井 広志 船倉 武夫
出版者
千葉科学大学
雑誌
千葉科学大学紀要 = The university bulletin of Chiba Institute of Science (ISSN:18823505)
巻号頁・発行日
no.5, pp.35-54, 2012-02

阪神・淡路大震災と東日本大震災の記録から抽出した7項目(図書館の避難所利用、応援出務、避難所等でのお話会、避難所等への配本、支援情報の提供、震災関連資料の収集、自館の復旧作業)を大災害時に地域の公共図書館が行った特徴的な業務であると捉え、それぞれを細かく検証した。その検証により、地域の公共図書館の活動が被災地の住民の復旧や生活の維持に貢献するものであることが確認された。 さらに、被災した図書館の支援が図書館関係者によって行われることを前提として、図書館関係者81名に対し、被災地の読書や図書館活動を支援することに関するアンケートを実施した。比較するために行った教員85名、学生31名へのアンケートと併せて分析した結果、勤務地や自宅において行う支援を指向する傾向が確認され、さらに図書館における支援に関する問題が明らかになった。これらの検証によって、被災した公共図書館を支援する体制を検討する際に有益な知見を得た。この知見をもとに新たな支援体制の概念図を作成した。
著者
水町 龍一 川添 充 西 誠 小松川 浩 五島 譲司 羽田野 袈裟義 椋本 洋 御園 真史 寺田 貢 高安 美智子 高木 悟 落合 洋文 青木 茂 矢島 彰 藤間 真 森 園子 船倉 武夫 上江洲 弘明 松田 修 森本 真理 井上 秀一 山口 誠一 萩尾 由貴子 西山 博正 堀口 智之 渡邊 信 近藤 恵介
出版者
湘南工科大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2013-04-01

研究に着手後9か月で国際研究集会を行い,当初の研究目標である学士力の基盤となる数学教育を,モデリングを軸にしたリテラシー教育として行うことの可否・可能性を議論した。結論は,解釈の多義性があるので「高水準の数学的リテラシー」とすること,モデリングではなく概念理解の困難を緩和する方向で近年の数学教育は発展してきたこと,しかしいくつかの留意事項を踏まえれば十分な可能性があるということであった。そこで「高水準の数学的リテラシー」とはコンピテンスであると定式化し,教育デザイン作成に際して価値,態度,文脈を意識する必要を明らかにした。微分積分,線形代数,統計等の諸科目で教材作成・科目開発を実践的に行った。