著者
茂木 崇
出版者
日本マス・コミュニケーション学会
雑誌
マス・コミュニケーション研究 (ISSN:13411306)
巻号頁・発行日
vol.58, pp.142-153,222, 2001
被引用文献数
19

The New York Times has been under the control of the Oches and Sulzbergers since 1896.What all the publishers have in common is their belief that the main mission of the paper is to report the news without fear or favor.But The Times introduced a signed column in 1933 and the Op-Ed page in 1970.We analyze the role of this opinion page and contend that the Op-Ed page is an attempt to adapt to the diversification of American politics and society at its best.
著者
渡邊 慎吾 須賀 康平 小野 修 江川 廉 茂木 崇宏 櫻井 佳宏 小関 忠樹
出版者
公益社団法人 日本理学療法士協会 東北ブロック協議会
雑誌
東北理学療法学 (ISSN:09152180)
巻号頁・発行日
vol.30, pp.66-73, 2018-09-01 (Released:2018-09-14)
参考文献数
27

脳卒中後の痙縮は,運動機能の回復を阻害する可能性を有することから,早期に痙縮発症の要因を同定することが重要であると考えられる。そこで,本レビューは脳卒中後早期の痙縮発症の予測因子を調査することを目的とし,論文レビューを実施した。データベースはPubMedを用いた。論文検索は,“spasticity”,“post stroke spasticity”の2つの用語に“stroke”,“cerebrovascular accident”,“CVA”,“predictors”,“risk factors”を組み合わせて実施した。すべての検索は2017年5月22日までに終了した。最終的に15編の論文が採用された。痙縮発症の予測因子は,運動機能に関する報告が最も多かった。その他に,感覚機能,疼痛,年齢等の患者属性,臨床経過および脳の損傷部位が挙げられた。痙縮発症の要因を早期に同定し,リハビリテーションおよび薬物治療を実施することは,さらなる運動機能の回復や介護負担の軽減および治療コスト削減をもたらす可能性がある。
著者
茂木 崇
出版者
東京工芸大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2005

本年度の研究は、ほぼ交付申請書に記載した研究実施計画の通りに進めることができた。1 デジタル時代における音楽産業の組織フィールドの構造化プロセスに関する分析本年度はデジタル時代に音楽産業の組織フィールドがどのように変容にするかについての分析を行った。20世紀にレコード会社は少数の楽曲をマス・ディストリビューションすることにより大きな利益を生み、音楽産業の組織フィールドにおいて枢要の位置を占めてきた。しかし、その役割はデジタルの時代により終焉を迎えており、レコード会社は自らのビジネスを再定義する必要がある。無論、音楽産業=レコード会社ではなく、マドンナのライブネーションへの移籍に見られるがごとく、業態の革新は進行中である。今後は、少数の楽曲を流布するよりも、様々な音楽愛好者の趣向にあわせてビジネスモデルを再構築する必要に音楽産業は迫られている。2 専門的知識の吸収:増渕敏之(ソニーミュージックエンタテインメント)、生明俊雄(広島経済大学教授)亀田卓(電通)の三氏から専門的知識を吸収した。研究会として開催した聞き取り調査では、伊吹勇亮(長岡大学講師)、太下義之(三菱UFJリサーチ&コンサルティング)、各務洋子(駒澤大学准教授)の各氏が参加した。3 海外調査:日米比較の視座から、ニューヨークで調査を行った。技術の変容をいち早く受け入れ業態の革新を図っていく上で、アメリカの音楽産業の意思決定は大変迅速である。4 論文執筆:音楽産業の組織フィールドを構成する批評家及び投資家について論文を執筆した。