著者
嘉久和 翔 藤井 雅弘
出版者
The Institute of Electronics, Information and Communication Engineers
雑誌
電子情報通信学会論文誌 B (ISSN:13444697)
巻号頁・発行日
vol.J104-B, no.7, pp.662-664, 2021-07-01

本論文では,超球面上で一般化したシンボル設計手法を提案し,数値計算実験によりその性能を評価する.提案設計では高次元ほど最小シンボル間距離を長くすることができ,8次元では通常のQPSKと比較してBER=10-7で約0.8 dBの利得を達成することが可能であることを示す.
著者
藤井 雅弘
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. WBS, ワイドバンドシステム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.109, no.324, pp.19-22, 2009-12-01
参考文献数
5

2009年9月9日から11日の3日間にわたってカナダのバンクーバーのHyatt Regency VancouverホテルでICUWB2009(The 2009 IEEE International Conference on Ultra-Wideband)が開催された。本会議はUWB技術に特化した国際会議である。本稿では、ICUWB2009に関して報告し、本会議で議論されたUWBに関する最新のトピックスに関して述べる。
著者
廣田祐馬 藤井雅弘 渡辺裕
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2013, no.1, pp.205-207, 2013-03-06

近年、位置情報を用いるサービスへの需要が増加している。現在、携帯端末での現在地測位を行う方法としてGPSが広く普及しているが、屋内や都市部で精度が低下するという問題点がある。この問題を解決するための方法の一つとして慣性航法による移動補正が挙げられる。慣性航法では、センサー系から得られる端末の移動に伴う加速度や角速度を積算することで、端末単体で相対移動量を推定することが可能である。しかしながら、センサー系で生じた誤差の累積による相対移動量の推定誤差が問題となる。本稿では、スマートフォンに搭載されたセンサー情報を用いて慣性航法を実現するために、この推定誤差に対抗する手法を提案する。提案手法を適用することで精度の高い相対移動推定が可能であることを示す。