著者
新里 孝和 諸見里 秀宰
出版者
琉球大学農学部
雑誌
琉球大学農学部学術報告 (ISSN:03704246)
巻号頁・発行日
no.19, pp.503-557, 1972-12

In the present paper history, location (northern part of Okinawa Is., Latitude N. 26°45′and Longitude E. 128°05′), area (about 679ha.), topography and climate ofYona experimental forest of University of the Ryukyusare given in brief description. As the result of a survey on the basis of six quadrats and six belt transects, it was recognized that forest vegetation of the experimental forest is mostly consists of Castanopsis sieboldii association, and the most frequent co-dominant species is Distylium racemosum The number of family, genus and species (among the number 4 subspecies, 21 varieties and 4 forms are included) of the trees and shrubs indigenous to the experimental forest are 58,121 and 191 respectively.
著者
諸見里 秀宰
出版者
Japanese Society for Tropical Agriculture
雑誌
熱帯農業 (ISSN:00215260)
巻号頁・発行日
vol.14, no.3, pp.135-140, 1971-02-28 (Released:2010-03-19)
参考文献数
9

ヤシ類の種子および発芽適温について研究した.結果を要約すると次の通りである.1.本研究には次の3属3種の種子を用いた.a.ビロウLivistona chinensisb.ダイオウヤシRoystonea regia O.F.Cookc.シンノウヤシPhoenix roebelenii O'Brien2.種子の大きさおよび重量は樹種によつて異なる.各樹種の種子の大きさ, 重量および容積重を第1表, 第2表で示した.3.発芽試験は各樹種の種子の発芽適温を知るためになされた.その結果を第3表で示した.4.各樹種の発芽最適温度は, ビロウおよびダイオウヤシは35℃, シンノウヤシは30℃であつた.
著者
本郷 富士弥 川島 由次 多和田 真吉 砂川 勝徳 諸見里 秀宰
出版者
琉球大学
雑誌
琉球大学農学部学術報告 (ISSN:03704246)
巻号頁・発行日
vol.34, pp.51-57, 1987-12-05
被引用文献数
1

沖縄在来種およびジアイアントタイプとして知られている高木型系統のギンネム3品種(K-8,K-28,K-72a)の成分上の特性を知る一端として, 一般化学組成とミモシン含量を調査し, つぎのような結果を得た。茎葉部4品種の一般化学組成は, 乾物量26.1∿28.1%(平均27.5%), 粗たん白質22.1∿23.4%(平均22.7%), 粗脂肪4.6∿6.1%(平均5.7%), 粗灰分5.9∿7.3%(平均6.6%), 粗繊維14.3∿16.0%(平均15.0%)および可溶性無窒素物43.4∿51.7%(平均50.0%)の範囲にあり, 品種間で著しい差異は認められなかった。木質部と樹皮部4品種の一般化学組成は, 木質部の90%以上, また樹皮部の70%以上は, 炭水化物系物質で占められており, いずれの品種においても木質部は粗繊維が62.2∿63.2%(平均62.8%)の範囲, 樹皮部では可溶性無窒素物含量45.4∿57.1%(平均511%)の範囲にありそれぞれ最も高い値を示していた。各成分の木質部における品種間の著しい差異はみられなかったが, 樹皮部においては粗たん白質含量でK-28が16.6%と最も高い値を示した。ミモシンは, すべての部位に存在し, 4品種のミモシン含量の平均値は約3.3%であり, 品種の違いによる目立った差異は認められなかった。また, 生長の盛んな若葉に最も多く含まれており8.6∿9.4%(平均9.1%)の含量範囲にあった。しかし, 根部や木質部の含量は極めて低い値を示しそれぞれの平均値は0.1および0.4%程度であった。