著者
鈴木 勲 川島 芳昭 石川 賢
出版者
宇都宮大学
雑誌
宇都宮大学教育学部教育実践総合センター紀要 (ISSN:13452495)
巻号頁・発行日
vol.30, pp.1-10, 2007-07-01

「理科」は形式的には全学共通教育関係科目・教養教育科目の選択科目としての自然科学系科目の一つであるが、小学校一種あるいは二種を取得するため必修科目でもある。したがって、教育学部学校教育教員養成課程の学生には必修科目であり、多くの教育学部学生が「理科」に履修登録をすることになる。学習指導要領小学校理科の目標には「科学的な見方や考え方を養う」とあるが、後期の文系向け「理科」の受講者約100名のほとんどは「科学的な見方や考え方」とは距離をおいてきた学生である。平成17年度から、率先して後期「理科」にe-ラーニングを試みたのは、授業者の力不足から後期「理科」受講生に「科学的な見方や考え方を養う」ことが機能しなかった現実との溝を多少とも埋めることを期待したからである。
著者
鈴木 勲
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.16, no.4, pp.359-363, 1975-04-15

バロースB7700システムのアーキテクチャの設計思想は,1963年に発表されたB5500に始まる一連のバロース・システム,B6500,B 6700で採用されているコンセプトを拡張したものである.これら一連のバロース・システムに共通しているのは,全面的なコンパイラ言語によるプログラミング(アプリケーション・プログラム,システム・プログラムの全て),仮想メモリ,マルチ・プロセサを標準動作形式とするMCP(マスタ・コントロール・プログラム)を採用していることである.B 7700システムは,過去のどのバロース・システムよりも強力なスループットを提供するだけでなく,設計上特に重負をおいたのは無停止システムを指向したことである.ハードウェア,ソフトウェアに設計されたモジュール化と動的再構成機能により,システムの構成要素は独自に応答可能なシステムになっている.