著者
長谷川 秀一
出版者
一般社団法人 日本物理学会
雑誌
日本物理学会誌 (ISSN:00290181)
巻号頁・発行日
vol.73, no.12, pp.878-879, 2018-12-05 (Released:2019-06-24)

新著紹介個別量子系の物理;イオントラップと量子情報処理
著者
石渡 智之 長谷川 秀一 川島 昭彦 高木 賀織 伊藤 めぐみ
出版者
JAPANESE PHYSICAL THERAPY ASSOCIATION
雑誌
日本理学療法学術大会
巻号頁・発行日
vol.2003, pp.C0929-C0929, 2004

【はじめに】電撃傷は人体への通電により起こる傷害である。今回、電撃傷を受傷し、手術、理学療法によりROMやADLが改善した症例を経験したので報告する。<BR>【症例紹介】41歳、男性。診断名は電撃傷(55%の広範囲熱傷)。平成12年9月1日電車の屋根の上で作業中、服が燃えているのを発見。深達度は骨盤帯前面・両下肢後面が3度、体幹前面・両下肢前面・殿部が2度。<BR>【理学療法経過】平成12年9月26日PT開始。医師より両下肢は熱傷が重度のため運動は禁忌。ROMは両肩関節屈曲制限あり。10月12日医師より両下肢の運動の許可がでる。ROMは両股関節屈曲50°内外転20°両膝関節屈曲30°伸展0°足関節背屈右-50°左-55°。MMTは両股周囲筋2、大腿四頭筋1。PT内容はマッサージ、関節モビライゼーション、他動的ROM運動、筋力増強運動である。デブリードマン術、植皮術後で大腿部・膝関節周辺の軟部組織が不安定な時期は、強度の運動で軟部組織の損傷を防ぐため愛護的に行った。自主的運動として40cm台による大腿部・膝関節周辺の軟部組織の持続的伸張を30分間指導した。平成13年3月軟部組織が安定してきたため積極的に行った。他動的ROM運動では疼痛の程度を口頭にて10段階で示してもらった。(10段階評価)限界の痛みを10とした。10段階評価で9から9.5の関節角度での保持を30秒間行い、これを4回施行した。両足関節のROM改善はみられなかった。平成14年1月22日左足関節に対しイリザロフ創外固定器装着術を施行。4月1日左足関節は背屈0°になる。5月16日右足関節に対しイリザロフ創外固定器装着術を施行。8月22日初めて平行棒内歩行を行う。平成15年8月ROMは右膝屈曲130°左膝屈曲160°右足背屈5°底屈30°左足背屈5°底屈5°。MMTは両大腿四頭筋4、背屈筋1、底屈筋1。歩行は両松葉杖を使用して院内自立。<BR>【考察】ROM運動については、術後で軟部組織が不安定な時期は愛護的に、軟部組織が安定した時期には積極的に実施した。ROM運動の実施の際には、熱傷部の軟部組織の状態を把握しておくことが重要であり医師と密に情報交換していくことが肝要と思われた。疼痛の10段階評価の使用は、痛みの程度を客観的に把握することができ他動運動での伸張力の調節が容易になり効果的であった。PTによるROM運動によって両膝関節は良好な改善が得られたが、両足関節は改善がみられなかった。両下肢後面は深達度が3度と深く、軟部組織の伸張性が重度に低下した為と考えられた。イリザロフ法による尖足の矯正は顕著な改善がみられた。イリザロフ法は、創外固定器の矯正ロッドを操作し徐々に軟部組織を伸張していく方法である。軟部組織の損傷があり伸張性が重度に低下した場合に有効とされており本症例は適応が高かったものと思われる。今後は両松葉杖歩行での屋外自立を目標とし社会復帰につなげたい。
著者
酒井 朗 上山 敏 永田 晴子 長谷川 秀一 米山 泰夫 伊藤 茂樹 保坂 亨
出版者
大妻女子大学人間生活文化研究所
雑誌
人間生活文化研究 (ISSN:21871930)
巻号頁・発行日
vol.2013, no.23, pp.246-257, 2013 (Released:2013-09-19)
参考文献数
3

本学教職総合支援センターでは,本学ならびに首都圏にある他の3つの大学で教職課程を履修する学生を対象に,教職に対する意識と学習への取り組みに関する質問紙調査を2012年秋に実施した.具体的な調査項目は,教職への動機付けの高さ,学習に対する取り組み,教員に期待される資質や能力の修得の度合いの3点についてである.回答した7割の学生は教職に就くことを志望しており,3割は高校生の頃に教職を志望するようになったと回答した.また,大半の学生は専門科目の授業も教職科目の授業も熱心に取り組んでいるが,自ら情報を得たり教育関連の本を読むことは少ない.さらに,学生たちは,同僚教員からの意見やアドバイスに耳を傾ける姿勢や担当教科の内容の修得度などについて,自身の力量を高く評価していることが分かった.