著者
玉本 学也 西 恭彦 阿部 雅史 遠藤 文美男
出版者
公益社団法人 日本コンクリート工学会
雑誌
コンクリート工学 (ISSN:03871061)
巻号頁・発行日
vol.55, no.12, pp.1055-1060, 2017 (Released:2018-12-01)
参考文献数
13

北陸新幹線,九頭竜川橋りょうは,一般県道福井森田丸岡線が並行して計画されていることから,下部工を道路と併用する7径間連続PC箱型桁の鉄道道路一体橋として計画されている。本稿では,設計結果,並びに施工計画等について報告する。設計では,鉄道と道路との近接状況,非出水期に限られる河川内工事の施工性,新幹線鉄道の走行性に配慮した構造計画を行い,一体となる下部工は,鉄道,道路双方の基準を用いて照査を行った。また,施工時には,PCグラウトの実物大試験を行い,有害となる残留空気が生じないことを照査している。
著者
陶山 雄介 進藤 良則 阿部 雅史
出版者
Japan Chapter of International Geosynthetics Society
雑誌
ジオシンセティックス論文集 (ISSN:13446193)
巻号頁・発行日
vol.28, pp.375-382, 2013
被引用文献数
3

岩手県沿岸北部を走る三陸鉄道北リアス線は,宮古・久慈間を結ぶ71.0kmの路線である.北リアス線は,平 成23年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震による巨大津波で鉄道施設が甚大な被害を受けた.被災後, 懸命の復旧により順次運転が再開され,不通区間は平成25年7月末現在,小本・田野畑間10.5kmとなった.当 該区間は,島越地区の高架橋および3箇所の橋梁が津波で流失した.本論文では,平成26年4月の全線運転再開 を目指す復旧工事のうち,GRS一体橋梁で構築される松前川橋梁,コイコロベ沢橋梁およびハイペ沢橋梁の構 造計画ならびに設計の概要について述べる.
著者
阿部雅史 山本 優 大野 晋 源栄 正人
出版者
日本建築学会
雑誌
学術講演梗概集. B-2, 構造II, 振動, 原子力プラント (ISSN:13414461)
巻号頁・発行日
vol.2005, pp.539-540, 2005
被引用文献数
2

科研費報告書収録論文(課題番号:15560480・研究種目:基盤研究(C)・15~17/研究代表者:源栄, 正人/1978年宮城県沖地震における仙台地域の地震動分布再現の高精度化と被害分布の評価)