著者
須長 一幸
出版者
科学基礎論学会
雑誌
科学基礎論研究 (ISSN:00227668)
巻号頁・発行日
vol.28, no.1, pp.9-14, 2000-12-25 (Released:2010-01-20)
参考文献数
4
著者
須長 一幸
出版者
日本科学哲学会
雑誌
科学哲学 (ISSN:02893428)
巻号頁・発行日
vol.34, no.1, pp.61-74, 2001-05-30 (Released:2009-05-29)

In this paper, I will try to seek answers to the following questions: (1) Why, in Die Grundlagen der Arithmetik, did Frege believe that the solution to the Julius Caesar problem must be found ? (2) Why didn't Frege deal with the Julius Caesar problem in Grundgesezte der Arithmetik, in spite of the fact that he was well aware of the difficulties involved with it in the context of Grundgesezte? In exploring these questions, I will investigate the various contexts in which the Julius Caesar problem arises.
著者
屋良 朝彦 金光 秀和 本田 康二郎 蔵田 伸雄 須長 一幸 永澤 悦伸 大小田 重夫 坂井 昭宏 長谷川 吉昌
出版者
長野県看護大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2008

(1)科学技術によってもたらされる不確実なリスクに対処するための意思決定モデルとして、「予防原則」を検討した。その際、予防原則にはどのようなレベルのリスクに対処するべきか明確な基準が欠けていることが明らかにされた。そのため、予防原則はリスクに関する合意形成モデルによって補完される必要があることが示された。(2)科学技術による不確実なリスクの本質を知るために、それをリスクコミュニケーションの観点から分析した。