著者
柴山 翔二郎 中本 千尋 清水 剛 高柳 浩 西田 眞
雑誌
ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2018論文集
巻号頁・発行日
vol.2018, pp.257-258, 2018-08-29

働き方改革を具現化するため,ビジネスパーソンの生産性を向上させるアプリケーション構築に取り組んでいる.メール種別を自動分類し,その種別に応じたタスク支援機能を提供することを目指している.本研究では,実際のメールを用いて分散表現空間を構築し,一部のメールに教師ラベルを付与した.教師データを学習することで,メールのタスク種類を分類する分類器を構築した.
著者
高柳 浩 山ノ井 高洋
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.44, pp.191-192, 1992-02-24

近年,普通乗用車においてはフェンダーミラーからドアミラーへの移行が完了しつつある。このことが視界確保にどのように影響するか,初級ドライバーとベテランドライバーの眼球運動の相違に関して調べた。眼球運作解析システムを用いドアミラー車とフェンダーミラー車のそれぞれについて,ベテランドライバーと初級ドライバーの直線走行並びに左折時の眼球運動を計測し,その解析及び比較を行った。その結果,ベテランドライバーにはドアミラー車およびフェンダーミラー車の双方に大きな相違は見られなかったのに対して,初級ドライバーではフェンダーミラー車の場合は水平方向が主であり,ドアミラー車の場合には垂直方向が主であることが明らかとなった。
著者
高柳 浩 山ノ井 高洋
出版者
日本知能情報ファジィ学会
雑誌
日本ファジィ学会誌 (ISSN:0915647X)
巻号頁・発行日
vol.9, no.3, pp.402-407, 1997-06-15
被引用文献数
1

農作物の選別作業において、曲がり具合は重要な要因の一つである。特にアスパラガスやキュウリなどの曲がり具合は商品価値に直接影響する。曲がり具合の選別基準が曖昧なために選別の自動化は容易ではないにも関わらず、限られた時期に効率よく出荷するために選別の自動化に関する要求は極めて高い。アスパラガスの形状選別を自動化するために、我々はファジィ論理を曲がり度合の確定に用い、ニューラルネットワークを曲がり具合による形状の分類に用いた。この手法により、アスパラガス100本のサンプルで93%が熟練者の視覚による選別と一致した。