著者
高橋 俊一 今野 晃市 金野 哲士 千葉 史
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.32, no.34, pp.25-28, 2008-07-31

遺物の復元は,出土した土器片の分類から組み立てまでをほとんど手作業で行っている.このため,土器片の数が多いほど復元に時間を要する.また,専門的な知識も必要となる.本稿では,破片形状の3次元座標点群を利用した土器片のマッチング手法について検討する.本手法は,まず,3次元計測器で十器片を計測することで3次元座標点群を獲得し,獲得した3次元座標点群から土器片の輪郭線を抽出する.その後,分割した輪郭線ごとに幾何情報と文様の位置を比較評価することで,土器片のマッチングを行う.
著者
石川 博 片山 薫 高橋 俊介 長屋 未来 布施 貴義 横山 昌平
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. DE, データ工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.105, no.172, pp.181-186, 2005-07-07

インターネットやユビキタスネットワーク上でXMLデータを応用する研究がおこなわれている.推薦のような, さまざまな分野で広く使われるような応用は, できるだけロジックは少ない量で, かわりにデータだけで記述できることが望ましい.そこでコンテクスト, エンバイロメント, 入力, 出力, フィルタ, 活性化と安定化という概念を導入して, コンテクスト内のXMLデータがその識別子に基づいて自己組織化することで応用が実現できるようなデータ集約型応用のための枠組み(創発的XML)を提案する.