著者
山本 道也
出版者
流通経済大学
雑誌
流通経済大学論集 (ISSN:03850854)
巻号頁・発行日
vol.21, no.2, pp.p46-54, 1986-12

札幌周辺域で,キレハイヌガラシ(Rorippa sylvestris)を共通の食草とする同所性モンシロチョウ属の2種,モンシロチョウとエゾスジグロシロチョウとは,1日当りの1雌産卵数を決定する要因が異なっている。モンシロチョウは,気温や日射が極端に悪い条件でない限り,産卵数は日齢によって決められていて,気象条件の影響を受けない。このため,このチョウは,生理的限界に近い多数の卵を産むことができる。一方,エゾスジグロシロチョウの産卵は,気象条件,特に気温と日射時間によって大きく影響される。このため,1雌が一生の間に産み出す卵数は,その生理的限界をかなり下回ることが予想される。両種ともに,開けた,環境的に不安定な場所を生息地としているが、産卵数に関しては,モンシロチョウの方が,安定多数を保つ機構を備えていることを示唆している。
著者
知念 民雄
出版者
流通経済大学
雑誌
流通経済大学論集 (ISSN:03850854)
巻号頁・発行日
vol.36, no.4, pp.119-134, 2002-03

Mounds of burrowing animals such as moles, voles, etc. were repeatedly observed during 1995-1996 at the fixed plot (quadrat,10m×10m) set on the south-facing slope of Le Serre mountain (2017m a.s.l.), located in the subalpine zone of central part of the Pyrenees. The same observation was also conducted along a 1200m long transect (Transect-SW) passing through the fixed plot to discuss spatial relative importance of mound building of the fixed plot. Size and distribution of the mounds along the transect and temporal variation of the mounds of the fixed plot are described in the present paper. The methodology, together with geomorphic effect and geomorphological significance of the bioturbation and redistribution of earth materials by soil fauna, will be discussed in separate paper.
著者
岡本 紀明
出版者
流通経済大学
雑誌
流通経済大学論集 (ISSN:03850854)
巻号頁・発行日
vol.41, no.2, pp.133-148, 2006-10

会計上,企業や取引の形式よりも経済的実質を優先すべしとする実質優先主義が,財務会計における根本原則であることに異論はないだろう。だが,多くの局面で主張されるにもかかわらず,反映すべき実質とはいかなるものか,これまで体系的な理論的考察が加えられることがなかった。本稿は,哲学および社会学的な視点を導入し,会計において実質がいかに反映されるのか,新たな理論的枠組みを提示しようとするものである。具体的な本稿の構成は,以下の通りである。まず第1節で本稿の問題意識を提示する。第2節は,会計における実質に関する諸説を整理する。第3節では,Searle[1995]の制度的実体の理論の会計への適用を検討する。第4節では,それを展開させ,会計における実質は2つの規範に基づく集合的容認から構成される構図を提示する。第5節では,その構図を財務会計に解釈的に適用し,考察を加える。最後に第6節で,本稿の要約と今後の課題に言及する。
著者
岡本 紀明
出版者
流通経済大学
雑誌
流通経済大学論集 (ISSN:03850854)
巻号頁・発行日
vol.47, no.4, pp.331-342, 2013-03
著者
川村 ハツエ
出版者
流通経済大学
雑誌
流通経済大学論集 (ISSN:03850854)
巻号頁・発行日
vol.28, no.2, pp.p11-59, 1993-11

Early in the Meiji Era, F. V. Dickins translated a lot of Japanese Literature into English, such as Hyak-Nin-Isshiu (1866), Taketori-Monogatari (1888), Ho-Jo-Ki (1905) and primitive & mediaeval poems (1906). Regrettably, he is not so well known as such English Japanologists as B. H. Chamberlain, W. G. Aston and E. Satow. He is known only through his friendship with Minakata Kumagusu, and as the author of The Life of Sir Harry Parkes, which was rendered into Japanese by Professor Kenkichi Takanashi. I would very much like to see him recognized as an important pioneer of Japanology who introduced many works of Japanese poetry & prose to the West. I wrote about his translation of Hyak-Nin-Isshiu and Manyoshu in the book Tanka no Miryoku (Invitation to Tanka) in 1992 and read a paper about Taketori-Monogatari before Nihon Eigakushi Gakukai (Historical Society of English Studies in Japan) in January, 1993. In this paper, I wrote about his other translations. 1. PRIMITIVE & MEDIAEVAL JAPANESE TEXTS (1906) i. Kojiki and Nihongi ii. Some mediaeval short lays Kokinshu & Hyakunin Isshiu which are the polished version of the previous translation in 1866. iii. Epigrams-Hokku Haiku poems by Basho and other modern haiku poets. iv. The Preface to the Kokinshu by Kino Tsurayuki v. The No, or Mime of Takasago 2. Ho-Jo-Ki translated by Minakata Kumagusu & F. V. Dickins I have yet to take up the translations of Chiushingura and some other works.
著者
小池田 富男
出版者
流通経済大学
雑誌
流通経済大学論集 (ISSN:03850854)
巻号頁・発行日
vol.21, no.4, pp.p1-20, 1987-03
著者
藤田 晋吾
出版者
流通経済大学
雑誌
流通経済大学論集 (ISSN:03850854)
巻号頁・発行日
vol.42, no.4, pp.415-436, 2008-03
著者
岡田 利克
出版者
流通経済大学
雑誌
流通経済大学論集 (ISSN:03850854)
巻号頁・発行日
vol.16, no.2, pp.p1-32, 1981-11
著者
山本 道也
出版者
流通経済大学
雑誌
流通經濟大學論集 (ISSN:03850854)
巻号頁・発行日
vol.43, no.4, pp.191-206, 2009-03

1992年3〜11月に行われた1旬につき2回,計54回の2.5Km-帯状センサスにより,茨城県竜ヶ崎市近郊(竜ヶ岡)では,7科43種2,457個体のチョウが目撃され,群集構造,種数個体数多様性,優占種の季節変化について解析が行われた。以下はその結果である。1.総目撃個体数6以上のチョウ32種の27の調査季節への個体数分布マトリックスに,群分析と主成分分析を併用して二つの群集と,二つの活動季節を分類した。2.3月上旬〜8月中旬には,モンシロチョウ>アオスジアゲハ>ァゲバ>コチャバネセセリ>コミスジ>ルリシジミが優占する全25種からなる春夏群集が成立していた。3.8月下旬〜11月下旬には,ヤマトシジミ>オオチャバネセセリ>キチョウ>ツバメシジミ>イチモンジセセリ>サトキマダラヒカゲ>キタテハが優占する全18種からなる秋群集が成立していた。4.総目撃種数総目撃個体数多様性値から判断して,調査地のチョウ群集は,1985年の落ち込みから回復し,調査初期の状態に戻ったと判断された。
著者
山本 道也
出版者
流通経済大学
雑誌
流通經濟大學論集 (ISSN:03850854)
巻号頁・発行日
vol.37, no.1, pp.15-30, 2002-07
被引用文献数
1

1990年に行われた1旬につき2回,計54回の2.5km-帯状センサスにより,茨城県竜ヶ崎市近郊(竜ヶ岡)では,7科43種2,726個体のチョウが目撃され,群集構造,種数,個体数,多様性,優占種の季節変化について解析が行われた。以下はその結果である。1.総目撃個体数5以上のチョウ33種の26の調査季節への個体数分布マトリックスに,群分析と主成分分析を併用して,四つの群集と,四つの活動季節を分類した。2.3月上・中旬,6月下旬,7月中旬および8月下旬〜11月には,ヤマトシジミ>キチョウ>イチモンジセセリ=オオチャバネセセリ>キタテハが優占する全15種からなる秋群集が成立していた。3.3月上旬〜5月上旬,5月下旬〜7月中旬,8月下旬〜11月には,モンシロチョウ>ツバメシジミ>ヒメウラナミジャノメが優占する全12種からなる春秋群集が成立していた。4.3月上・中旬,6月下旬,7月中旬〜11月には,アオスジアゲハ>アゲハが優占する全15種からなる夏群集が成立していた。5.5月中旬には,コチャバネセセリが優占する初夏群集が成立していた。6.総目撃種数,総目撃個体数,多様性値から判断して,調査地のチョウ群集は1985年の落ち込みから回復し,調査初期の状態に戻ったと判断された。
著者
知念 民雄
出版者
流通経済大学
雑誌
流通經濟大學論集 (ISSN:03850854)
巻号頁・発行日
vol.33, no.1, pp.45-52, 1998-07

Little concern, from the point of view of rockglaciers, has been directed to the Japanese alpine geomorphology. In the present paper, significance of the viewpoint of rockglaciers in the Japanese alpine geomorphology is discussed on the basis of a brief review on recent studies of rockglaciers. Recent studies especially on morphological features have led to a remarkable progress in an understanding of rockglaciers, although genetic and dynamic aspects are much open to discussion, resulting in confusion and disparities on definition of rockglaciers. When examined from the viewpoint of morphological features, an aspect of rockglaciers, it is implied that some Japanese glacial and periglacial landforms which have been identified as moraines, protalus ramparts etc. might be misinterpreted. Re-examination of the Japanese alpine geomorphology, viewed from various aspects of rockglaciers, is necessary in further studies.
著者
山本 道也
出版者
流通経済大学
雑誌
流通經濟大學論集 (ISSN:03850854)
巻号頁・発行日
vol.24, no.2, pp.31-42, 1989-12

1982年に行われた一旬につき2回,計49回の2.5km-帯状センサスにより,茨城県竜ヶ崎市近郊(竜ヶ岡)では,6科43種2,409個体のチョウが目撃され,群集構造,種数,個体数,多様性,優占種の季節変化について解析が行われた。以下はその結果である。1.チョウ43種の25の調査季節への個体数分布マトリックスより,群分析と主成分分析を併用して,五つの活動季節と,対応する五つの群集を分類した。2.4刀は,ルリシジミが優占する全3種からなる春群集が成立していた。3.5〜6月は,モンシロチョウ,ヒメウラナミジャノメ,ヒカゲチョウ,キタテハが優占する全13種からなる初夏群集が成立していた。4.8月は,ヤマトシジミ,コチャバネセセリ,コミスジ,キチョウが優占する全19種からなる晩夏群集によって特徴づけられる。5.9月は,オオチャバネセセリ,イチモンジセセリ,ツバメシジミが優占する全6種からなる初秋群集によって特徴づけられる。6.11月は,全2種からなる小さな群集である晩秋群集が成立していた。
著者
松田 治 松田 治
出版者
流通経済大学
雑誌
流通經濟大學論集 (ISSN:03850854)
巻号頁・発行日
vol.18, no.4, pp.31-45, 1984-03
著者
松田 治
出版者
流通経済大学
雑誌
流通經濟大學論集 (ISSN:03850854)
巻号頁・発行日
vol.17, no.2, pp.41-58, 1982-11