著者
島田 優子 安藤 正芳
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.305, pp.40-42, 2018-09

ユーザー企業やITベンダーなどの派遣先から、派遣のITエンジニアが雇い止めされるケースが増えている。いわゆる「2018年問題」だ。さらに2018年9月末の特定派遣の廃止が、システム開発の現場に大きな影響を与える。プロジェクト体制や組織運営など見直しは必須だ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.177, pp.86-91, 2008-01

10Gbps-iSCSI対応ストレージには「性能が理論値に届かない」「CPU使用率が高い」「ランダム・アクセスが遅い」という問題があることが分かった。そこで,NICドライバ・ソフトの設定変更やSCSI多重度の変更,ディスクの増設,コントローラの増設——などを行い,性能改善効果を検証した。検証を担当したネットワンシステムズの佐々木さんと日野さんに結果を報告してもらう。
著者
大久保 康基
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.184, pp.100-105, 2008-08

Windows Server 2008が備えるシンクライアント環境構築機能「ターミナル サービス」を検証した。Windows Server 2003の同機能に比べてメモリー使用量が増えた一方で,通信プロトコル「RDP」は改良され,転送データの圧縮効果は高くなった。「RemoteApp」や「TSセッション ブローカ」といった注目の新機能の評価と併せて,検証を担当したNTTデータの大久保さんに報告してもらう。
著者
小林 隆
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.219, pp.52-55, 2011-07

データをキーとバリューの組み合わせで扱うKVSの代表例である「Cassandra」。米FacebookがSNS用に開発したものだ。サーバーを増やすと性能はどれだけ上がるのか、データの一貫性を保つデータコピーの方式を変えるとどれだけ性能を引き出せるのか。Cassandraを実際のシステムで利用しているブレインパッドの小林隆氏に検証してもらった。
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.164, pp.96-101, 2006-12

業務アプリケーションにおけるバックアップの手段として,まず検討するのがバックアップ・ソフトを利用したテープ装置へのデータ・コピー。ただ,ここ数年,ハードディスクへのバックアップも選択肢として現実的になってきた。 ハードディスクを使ったバックアップには,やり方がいろいろある。
著者
芝本 秀穂
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.262, pp.78-83, 2015-02

エンジニア出身のリーダーは、細かい点が気になる完璧主義者の人が多いようです。クライアントや上司が求めている品質よりも、自分が納得できる品質であることを大切にしたり、少しでもミスがあれば気にしたりします。これは長所ですが、自分に厳し過ぎれば…
著者
池上 俊也
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.211, pp.54-61, 2010-11

「この数カ月で、Amazon EC2からの乗り換えが数十件あった」「当初はGoogle App Engineを検討していた企業が、最終的に当社のサービスを選んでくれた」──。 最近、こうした声が国産クラウドサービスの事業者から上がっている。
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.157, pp.20-23, 2006-05

会社・組織による品質改善活動も重要だが,システムを知り尽くす現場のITエンジニアだからこそ,問題を解決できる場面は多い。システム品質の低下が叫ばれている今,品質の問題を開発・運用現場で発見し除去するための品質保証活動が急務である。 ここ数年,楽天証券ほどシステムの「品質」に苦しんだ企業はないのではないか。
著者
島津 忠承
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.256, pp.56-61, 2014-08

若手のITエンジニアは、「そもそも何が分かっていないのかがよく分からない」という状況に陥る場合がある。そのまま上司や先輩に相談に行っても、当然ながら相手も何を教えればよいのか分からない。 このような事態を避けるため、サイボウズの小林大輔さん…
著者
小浜 耕己
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.296, pp.66-69, 2017-12

定例の社内進捗会議。一覧表に記載されたリスクを逐一議論し、さらに新しいリスクを管理対象に追加しようとする木下さんに、グループ長の涼子は少しうんざりの様子です。しかし、涼子の依頼で会議に出席した檜山さんの発言をきっかけに、管理対象を絞り込む議論が始まりました。結果はどうなったでしょうか。
著者
小浜 耕己
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.299, pp.56-59, 2018-03

ニッケイ金属から新しいプロジェクトの受注内示を受けての祝杯の席。1軒目の居酒屋を後にして、2軒目のカラオケボックスでようやく檜山さんに悩みを打ち明け始めた木下さん。新プロジェクトのPMに内定したというのに、ユーザー側の体制がこれまでと大きく変わってしまうことをかなり気にしているようです。檜山さんは、木下さんにどうアドバイスしたのでしょうか。木下は、飲み始めたときには自信満々を装っていた。「もう楽勝ですよ。たかが異動シミュレーションくらい。大船に乗った気でいてくださいって」
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.174, pp.31-34, 2007-10

ダラダラした気持ちのまま仕事を続けていると,残業は増えるばかり。必要なのは,適度なプレッシャーを保ち続けることである。退社時刻の予実管理,チーム内での相互の目配りという現場の工夫を紹介する。 気が乗らないままダラダラと仕事をするか,一心不乱に集中して仕事をするか。それによって,仕事のスピードに雲泥の差が生まれることは,誰しも経験的に知っているだろう。
著者
森重 和春
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.190, pp.46-51, 2009-02

「電子メールの情報はインターネット上を飛び交っているのに,データを社外に置くのは問題だという考え方はおかしい。お金を銀行に預けた方が安全なのと同じように,データをGoogleに預けることに不安はない」─。東急ハンズの長谷川秀樹氏(IT物流企画部 部長)は,同社の情報系システムに米Googleが提供するクラウド・サービス「Google Apps」を採用した理由をこう説明する。
著者
小浜 耕己 荘司 耕平
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.320, pp.68-73, 2019-12

言い方を変えれば、重要度や優先度を見誤りやすいタスクとも言えます。小野田さんは職場改善アンケートなどどうでもいいと思っているかもしれませんが、組織として見れば、無視できる事項ではないでしょう。総務部にとっては全社的に取り組んでいる重要課題…
著者
松本 庄司
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.180, pp.108-111, 2008-04

Ajaxアプリケーションにおいて,クライアントがWebアプリケーションから受け取るデータ形式にXMLではなくJSON/JSONPを利用するケースが増えている。このJSON/JSONPを採用した場合,処理時間がどのように変わるか検証した。検証を実施したモディファイの松本さんに検証の結果と,結果に対する考察を報告してもらう。
著者
宇野 るいも
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.179, pp.116-121, 2008-03

開発にかかわらなかったシステムを保守する場合を想定し,不具合対応について明らかにしていく。テスト環境をきちんと引き継いでおくことが重要。その際,ツールの動作環境に注意したい。本番環境へのプログラムの入れ替えはリスクの大きな作業である。自動化で人のミスを防ごう。
著者
小浜 耕己
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.268, pp.56-59, 2015-08

「今度という今度は」 篠塚涼子は、怒気を込めて言った。「檜山さんを見損ないました」 檜山は、驚いた顔で、席の前に立っている篠塚を見上げた。「え、一体何の話?」 篠塚は容赦がない。「とぼけないでください。
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.186, pp.23-29, 2008-10

チーム編成においてプロジェクト・リーダーが決める重要な要素は,大きく分けて三つある(図1)。サブチーム・リーダーやメンバーを誰にするのかという「人材」,どんなサブチームを設け,どういう役割を与えるのかという「組織体制」,何のテーマについて誰がどれだけの頻度で集まって話し合うのかという「会議体」である。
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.186, pp.20-22, 2008-10

「あの人がプロジェクト・リーダーだとやっていけません。私を別のプロジェクトに異動させてください」─。豆蔵の堀江弘志氏(BS事業部 エンタープライズグループ 主幹コンサルタント)はかつて,リーダーとして15人のメンバーを率いたプロジェクトで,若手メンバーのAさんから自分の上司を介してこう言われたことがある。
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.186, pp.30-39, 2008-10

PART2で,チーム編成の方法について解説した。これによってプロジェクト・チームの土台は完成するが,そのままでは「仏作って魂入れず」である。 プロジェクト・リーダーには,チーム運営の初期段階で作り出したい三つの要素がある。それは,チーム全体でのゴールの共通理解,メンバーによる能動的な問題報告,チームの結束力だ(図1)。