著者
東京放送テレビ技術局
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン (ISSN:18849644)
巻号頁・発行日
vol.16, no.5, pp.294-298, 1962-05-01 (Released:2011-03-14)

TBSテレビ局の第三次増設工事として36年10月完成した新スタジオは, その広さにおいて現在わが国では最大のものであり, また設備した放送機器は内外の新技術を検討して最新のものを取り入れ, かつ独自の開発研究を加えて完成したものである.ここにそのスタジオおよび副調整室の概略と機能の面を主体として映像, 音声, 照明装置を紹介する.
著者
伊藤 健一 野村 龍太郎 小林 一隆
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン (ISSN:18849644)
巻号頁・発行日
vol.27, no.1, pp.43-52, 1973-01-01 (Released:2011-03-14)
参考文献数
9

X線テレビあるいは電子顕微鏡といった, 本来白黒の情報しかない映像にその濃淡に応じて着色するカラーディスプレイのひとつとしてスライス方式のものを完成した.本又ではその着色原理および使用したスライス回路, カラーマトリックス, ビデオフィルター, マグニファイア回路シェーディング補正回路などにつき説明し, 最後に本方式の誤差に言及した.

1 0 0 0 OA SCR 回路

著者
渡辺 義雄
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン (ISSN:18849644)
巻号頁・発行日
vol.19, no.12, pp.861-868, 1965-12-01 (Released:2011-03-14)
参考文献数
10
著者
村松 珊吾
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン (ISSN:03743470)
巻号頁・発行日
vol.29, no.5, pp.365-371, 1975

最近の高抗磁力ビデオテープはコバルト含有酸化鉄系テープ, 二酸化クロムテープ, 合金テープ等である.これらは従来のγ酸化鉄テープに対して, 磁性粒子の改良, 表面の平滑化, 高分散バインダーの採用等によって再生出力は5~12dB, SN比は4~6dB改善されている.高抗磁力テープの難点とされていた耐久性, 安定性, ヘッド摩耗についても改良の跡が著しいが, γ酸化鉄テープの水準にまでは達していない.
著者
出江 政次
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン (ISSN:03743470)
巻号頁・発行日
vol.30, no.2, pp.107-113, 1976

沖縄国際海洋博覧会会場の規模, 施設配置, ユーテリティなど施設面の概要と, 報道, 催し物, 警備など会場運営, 管理に使用されたエレクトロニクス技術および新規開発のアクアポリス, KRT, CVSなどを簡単に紹介する.

1 0 0 0 OA フイルム技術

著者
三堀 家義
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン (ISSN:18849644)
巻号頁・発行日
vol.28, no.7, pp.521-524, 1974-07-01 (Released:2011-03-14)
参考文献数
27
著者
鈴木 桂二
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン (ISSN:18849644)
巻号頁・発行日
vol.20, no.4, pp.218-232, 1966-04-01 (Released:2011-03-14)
被引用文献数
1 1

筆者が1954年2月ロンドンで開かれたCCIR SG XI, 1955年3月ウィーンで開かれたCCIR SGX, XIの会議に出席し, 各国代表とヨーロッパの放送事情について論議し, その後, イギリス, オランダ, 西ドイツ, フランス, イタリアの各放送局, 研究所を訪問し, 各国のテレビ放送事情と研究分野を調査した結果を報告したものである.

1 0 0 0 OA 10. 録画機器

著者
佐藤 文彦
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン (ISSN:18849644)
巻号頁・発行日
vol.14, no.6, pp.274-278, 1960-06-01 (Released:2011-08-17)
参考文献数
32
著者
石黒 正人
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン (ISSN:18849644)
巻号頁・発行日
vol.31, no.11, pp.862-869, 1977-11-01 (Released:2011-03-14)
参考文献数
23

電波天文学は飛躍的な発展を遂げ, 人類の宇宙に対する認識を大きく前進させた.なかでも電波望遠鏡の進歩はめざましく, 光学望遠鏡の性能を追越しつつある.最近では, 観測結果を光学写真と直接比較できるような “電波写真” として表現されることが多くなった.これらの電波写真には躍動する宇宙の姿を実感として捉えることができる.
著者
林 宏三 杉本 昌穂
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン (ISSN:18849644)
巻号頁・発行日
vol.20, no.5, pp.303-313, 1966-05-01 (Released:2011-08-17)
参考文献数
9

NHKでは, オリンピック用として, イメージオルシコンを2本使用し, 1本の撮像管から輝度信号を, 他の1本の撮像管から3つの色信号を取り出す方式のカラーカメラを開発し, オリンピックの開会式, その後は甲子園の高校野球などの中継番組に使用している.このカメラは, 分離輝度撮像方式と点順次撮像方式の特長をかね備えることを目標にしたものであるが, 技術的には, 新しい高度のものが要求された.ここでは, 本カメラについて概説した後, この撮像方式の理論的解析と,本カメラの心臓部ともいうべき, 順次一同時変換器について記述する.
著者
鍋島 大樹
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン (ISSN:18849644)
巻号頁・発行日
vol.30, no.5, pp.377-384, 1976-05-01 (Released:2011-03-14)
参考文献数
31

近年, 幅広い応用が期待されるCCD (Charge Coupled Devices) が脚光を浴びている.本稿では, CCDをアナログ信号処理に応用する場合に必要な, CCDの基本動作, 回路構成, 特性について簡単に解説した後, 代表的な応用例について述べる.