2 0 0 0 OA 学会規約

出版者
デジタルアーカイブ学会
雑誌
デジタルアーカイブ学会誌 (ISSN:24329762)
巻号頁・発行日
vol.7, no.1, pp.38-39, 2023-02-01 (Released:2023-03-28)

2 0 0 0 OA 活動報告

出版者
デジタルアーカイブ学会
雑誌
デジタルアーカイブ学会誌 (ISSN:24329762)
巻号頁・発行日
vol.7, no.1, pp.34-37, 2023-02-01 (Released:2023-03-28)
著者
中島 那奈子
出版者
デジタルアーカイブ学会
雑誌
デジタルアーカイブ学会誌 (ISSN:24329762)
巻号頁・発行日
vol.7, no.1, pp.18-23, 2023-02-01 (Released:2023-03-28)
参考文献数
32

生きる身体をメディアにするダンスはエフェメラルな時間芸術であり、ものとしての作品概念を決めることは難しい。ダンスはデジタル化と共に、時と空間をどのように超えるのだろうか。歴史的にダンスの発展を民間が担ってきた日本では、ダンスのデジタルアーカイブも、傑出した舞踊家の遺産を民間が大学に委託するケースが多い。ただ国内外ともにダンスアーカイブは、ダンス資料を使った企画や創作を実施する。ダンス研究の動向を踏まえて、日本とドイツ、米国のダンスのデジタルアーカイブを概観しながら、歴史のリエンアクトメントやデジタル化によるダンス世界の再構築を考える。
著者
黒澤 世莉
出版者
デジタルアーカイブ学会
雑誌
デジタルアーカイブ学会誌 (ISSN:24329762)
巻号頁・発行日
vol.7, no.1, pp.14-17, 2023-02-01 (Released:2023-03-28)
参考文献数
2

2021年2月28日、戯曲デジタルアーカイブはリリースされた。劇作家が日本語で創作・翻案した539本の戯曲を、無料で閲覧・ダウンロードできる。一般社団法人日本劇作家協会が企画・制作・運営している。検索機能を実装し、劇作家名、作品名、出演人数、上演時間などで戯曲を絞り込むことが可能。本稿では現在に至るまでの運営責任者として関わる筆者の目線から、リリースまでのプロジェクトマネジメントと課題や設計、それらに対するチームの実働、リリース後のユーザーの反応や、今後の改善や持続可能性への課題を記す。
著者
三好 佐智子
出版者
デジタルアーカイブ学会
雑誌
デジタルアーカイブ学会誌 (ISSN:24329762)
巻号頁・発行日
vol.7, no.1, pp.6-9, 2023-02-01 (Released:2023-03-28)
参考文献数
3

コロナ禍における経済支援を目的に2020年にスタートしたEPAD(Emergency Performing Arts Archive and Digital Theatre)。3年が経過し、アフターコロナを迎え、事業の取り組みと展望を述べる。舞台芸術のインフラ整備事業として、舞台芸術映像をデジタル化し、専門家が配信可能化の権利処理をサポートすることで、上演団体の収益力向上に寄与すること、そして、舞台芸術を文化遺産として可能な限り残し社会全体で享受できること、結果的に次のクリエイションにつなげられるようなエコシステムを目指している。
著者
徳原 直子 青池 亨
出版者
デジタルアーカイブ学会
雑誌
デジタルアーカイブ学会誌 (ISSN:24329762)
巻号頁・発行日
vol.6, no.s3, pp.s210-s213, 2022 (Released:2022-11-02)
参考文献数
7

令和3年度、国立国会図書館は、二つのOCR関連事業を外部委託にて実施した。一つは、国立国会図書館が保有するデジタル化資料約247万点(2億3000万画像)のOCRによるテキスト化であり、もう一つはオープンソースで公開可能なOCR処理プログラムの研究開発である。令和4年3月から5月にかけて、OCR関連事業の成果物の一部を使った実験サービスをNDLラボ上で公開した。NDLラボは、次世代の図書館システムの開発に資する要素技術の実証実験を行うウェブサイトである。令和4年9月現在、NDLラボ上の実験サービス「次世代デジタルライブラリー」及び「NDL Ngram Viewer」は、著作権保護期間が満了した図書約28万点の全文テキストデータを対象としている。本発表では、OCR関連事業の概要、実験サービスの特徴を紹介するとともに、沖縄に関連するキーワードを用いた検索結果から、本文テキストデータの地域史研究等への活用可能性を探る。
著者
二重作 昌満
出版者
デジタルアーカイブ学会
雑誌
デジタルアーカイブ学会誌 (ISSN:24329762)
巻号頁・発行日
vol.6, no.s2, pp.s70-s74, 2022 (Released:2022-06-13)
参考文献数
4

本研究では、特撮作品を誘致資源化した観光現象である「特撮ツーリズム」及び、アニメ作品を誘致資源化した「アニメツーリズム」に焦点を当て、事象としての観光史を明らかにする歴史学的な観点から、2020年から2022年現在までにかけて、特撮・アニメ作品を題材としたイベント会場が、どのような感染拡大防止策を実施しながら催事を再開させてきたのか、時系列的な変遷を纏めた。その結果、現地開催型イベントに代わるオンラインイベントの導入等、催事を再開させるために試行錯誤した時代であった「試行錯誤期(2020年)」、2020年のイベント開催において構築された感染防止策のノウハウを活用し、多人数を集客する夏季恒例催事を再開した「夏季催事再開期(2021年)」、前述した約2年間で構築された感染防止策に加えて、握手会等の身体的な接触を伴うプログラムの再開等、新たな試みが実践するようになった「発展期(2022年)」の3つの時代に類型化が可能であった。

2 0 0 0 OA 活動報告

出版者
デジタルアーカイブ学会
雑誌
デジタルアーカイブ学会誌 (ISSN:24329762)
巻号頁・発行日
vol.6, no.4, pp.180-182, 2022-11-01 (Released:2023-01-05)
著者
山崎 博樹
出版者
デジタルアーカイブ学会
雑誌
デジタルアーカイブ学会誌 (ISSN:24329762)
巻号頁・発行日
vol.6, no.4, pp.167-171, 2022-11-01 (Released:2023-01-05)
参考文献数
4

近年、様々な機関や企業でデジタルアーカイブが構築されるようになってきた。しかし、十分にその継続性を図るための検討が行われず、アクセスの減少や費用をかけてデジタルデータ化やデジタルアーカイブシステムを再構築するケースもある。本稿ではこの課題をどのようにして対処するかについて、デジタルアーカイブの準備段階から構築後も含め、デジタルデータ、メタデータ、デジタルアーカイブシステム、運用、広報・人材育成の5つの観点から具体的な提言を行う。
著者
田山 健二
出版者
デジタルアーカイブ学会
雑誌
デジタルアーカイブ学会誌 (ISSN:24329762)
巻号頁・発行日
vol.6, no.4, pp.163-166, 2022-11-01 (Released:2023-01-05)
参考文献数
12

本稿では、デジタルアーカイブの持続可能性において重要である「共同」「人材」「更新」「利活用」という4つの視点について、ADEACの業務に基づいて述べる。「共同」ではADEACの基本コンセプトと関係者全員が一体となり取り組むことの重要性、「人材」では当社が行うデジタルアーキビストの養成講座や情報リテラシーの大切さ、「更新」ではその有効性を示す事例とADEAC新バージョンの機能向上で生じる好循環への期待、「利活用」では学校での教材化実践によりデジタルアーカイブが地域に必要不可欠な知の基盤となることを述べる。こうした活動の継続により、デジタルアーカイブの持続可能性が高まり消滅回避に繋がると考える。
著者
ノイツラ・ ゾフィー 宮川 創
出版者
デジタルアーカイブ学会
雑誌
デジタルアーカイブ学会誌 (ISSN:24329762)
巻号頁・発行日
vol.6, no.s3, pp.s123-s126, 2022 (Released:2022-11-02)
参考文献数
11

2017年にドイツのヘルツォーク・アウグスト図書館(HAB)で発見された新出キリシタン資料ローマ字本日本語訳『コンテムツス・ムンヂ』の翻刻プロジェクトで用いられた技術と公開方法について論じる。本論文著者両名による日独共同研究プロジェクトにおいて、ルール大学ボーフムのオースタカンプ・スヱン教授の指導のもと、本文献のデジタル化を目標としたデジタル技術活用に関する議論と実践がなされた。そこでは、機械学習による自動翻刻ソフトウェアTranskribusを用いて、そのHTR(Handwritten Text Recognition)モデルに学習させ、自動および手動修正で文献のレイアウト・補助記号などを忠実に再現したデジタル翻刻が行われた。本プロジェクトは、このデジタル翻刻に基づいて、本キリシタン版をデジタルアーカイブ化し、可能な研究対象として公開し、国際的な研究に活用できるようにするモデルを提示する。
出版者
デジタルアーカイブ学会
雑誌
デジタルアーカイブ学会誌 (ISSN:24329762)
巻号頁・発行日
vol.6, no.3, pp.150, 2022-08-01 (Released:2022-10-05)

記事:内田朋子. 「デジタル改革」「デジタル政策」の未来を考える:フォーラム「図書館とデジタルメディア、融合の可能性」実施報告と参加感想. デジタルアーカイブ学会誌. 2022, 6(2), p.99 https://doi.org/10.24506/jsda.6.2_99以下の通り訂正します。p.99誤 共同通信社編集局の内田朋子(筆者)正 共同通信社編集局メディアセンター予定チーム委員の内田朋子(筆者)p.101誤 外務省の官僚たち正 財務省の官僚たち

2 0 0 0 OA 学会規約

出版者
デジタルアーカイブ学会
雑誌
デジタルアーカイブ学会誌 (ISSN:24329762)
巻号頁・発行日
vol.6, no.3, pp.146-147, 2022-08-01 (Released:2022-10-05)