著者
吉川 尚宏
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.450, pp.106-111, 2005-11-15

NTTドコモと三井住友カードの提携で,通信と金融の大融合時代がいよいよ始まった。携帯電話事業者やポータルサイト業者などに,クレジットカードや銀行,保険業が組み合わさることで,新しい業態が続々と登場しそうだ。今号から2回にわたり,通信と金融をめぐるビジネスモデルの変革を解説する。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.463, pp.64-67, 2006-06-01

オリンパスが2005年11月に刷新した国内50カ所の主要拠点を結ぶWANの姿は,なんとも大胆。これまでバックアップ用に使っていたインターネットVPNをメイン回線とし,メインで使っていた広域イーサネットをバックアップ回線としたのだ。拠点からインターネットVPNまでのアクセス回線は,可能な限りBフレッツを採用。各拠点とセンター拠点の間はIPsecで暗号化している。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.418, pp.83-85, 2004-07-15

総務省は6月30日,UHF(ultra high frequency)帯を利用する無線IC(RFID:radio frequency identification)タグの技術的条件の審議を開始した。焦点は,隣接する携帯電話サービスへの干渉。当事者のNTTドコモの対応次第では,電波がよく飛ぶUHF帯の良さが生かされない仕様になってしまう恐れがある。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.489, pp.56-61, 2007-07-01

座談会で浮き彫りになったように,ユーザー企業はNGNに対して,「業務アプリケーションを安定的,低コストで使いたい」「顧客に魅力あるサービスを提供したい」という要望を持っている。NGNには,専用線や閉域網,インターネットにはないアプリケーションを効果的に活用するための仕組みの提供が求められているのだ。
著者
宗像 誠之
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.461, pp.72-77, 2006-05-01

総額2兆円近くの巨費を投じ,ボーダフォンを手中に収めたソフトバンク。携帯電話事業の切り札は,新端末とグループを挙げてのコンテンツ戦略にある。既に新端末やサービスのイメージは固まってきた。ベールに包まれていた端末戦略について,ソフトバンクが沈黙を破った。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.433, pp.75-77, 2005-03-01

米国通信業界2位のSBCコミュニケーションズがAT&T買収に動いた。1位のベライゾン・コミュニケーションズはすぐさまMCI買収を決めてその座を死守。それぞれの買収額は160億ドルと53億ドル。
著者
竹田 義浩 櫻井 秀志
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.506, pp.100-103, 2008-03-15

省スペースを最大の特徴とするブレード・サーバーは,LANスイッチもブレードとして装備する。ただLANスイッチがきょう体として目に見えないため,ネットワーク設計が不十分なままLANに接続してしまうことがよくある。導入に際しては,既存のLANとの整合性や相性を考慮しなければならない。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.583, pp.57-63, 2012-08-01

企業がスマートデバイスを導入する場合、必ず検討課題に挙がるセキュリティ。そこで必要になるのが端末を一元管理し、遠隔データ消去などを実行できるMDM(モバイルデバイス管理)である。中でも安価かつ手軽に導入できるSaaS型のサービスは魅力的だ。多くのサービスは、iOS、Androidのどちらにも対応済み。違いは、端末管理の細かな機能や、他システムとの連携機能などだ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.471, pp.82-85, 2006-10-01

オフィス用品通販大手のアスクルは,配送パートナとリアルタイムに配送状況を共有できる物流システム「シンクロカーゴ」を構築した。カシオ計算機の専用端末を使い,配送拠点内では無線LANから配送中はBluetooth経由で携帯電話から配送状況をシステムに登録する。狙いは顧客満足度の向上だ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.464, pp.76-79, 2006-06-15

企業の内線機能を代替するIPセントレックス・サービスが始まってから3年あまり。当初注目を集めた割には,導入がそれほど進んでいない。そこで通信事業者は,「ワンナンバー・サービス」をメニューに加えるなどサービスの強化を進め,新しいニーズの掘り起こしに取り組んでいる。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.521, pp.20-22, 2008-11-01

IPv4アドレス枯渇を目前に控え,ISP(インターネット接続事業者)や通信事業者が着々と準備を進めている。ところが,データ・センター事業者には危機感が見られない。対策は容易ではないはずだが,多くの事業者はIPv6アドレスを使うユーザーが増えてから対応するという姿勢。必要な対策の調査さえ進んでいないのが実情だ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.398, pp.136-141, 2003-09-08

インテグレータ各社は現在,企業ネットワークを構築・強化する様々なソリューション・サービスを提供している。しかし,ソリューションは機器とは違い,サービスの差が見えにくい。本コラムでは1年間にわたり,各種ソリューションとその料金体系を紹介する。第1回は,LANやWANの構築前のコンサルティング・サービス。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.503, pp.50-53, 2008-02-01

iPhone,Android,従来の携帯電話に使われてきた〓Symbian OSやLinuxベースのプラットフォーム──。どのプラットフォームが今後,生き残っていくかは,システム・インテグレータ,ソフトウエア開発者だけでなくユーザーも無関心ではいられない問題だ。
著者
Sims Justin 宮嵜 清志
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.413, pp.91-93, 2004-04-26

米AT&Tは,米国最大の長距離・国際通信サービス事業者。だが他社との競合や料金低減化の波にさらされ,2003年度は8.7%の減収。2004年度も厳しい業績見込みを打ち出している。そんな中,同社も消費者やSOHO向けのIP電話サービスへの参入を決意した。来日したシムズ上級副社長に,AT&Tの動向を聞く。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.403, pp.83-85, 2003-11-24

FTTH(fiber to the home)の料金が下がりそうだ。これまであまり下がらなかった月額料金に関して総務省によるNTT東日本への行政指導で,割安なメニューを他社にも使わせるよう圧力が高まっている。初期費用は,無料化や割引が定着。実質的な値下げ状態が今後も続く。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.472, pp.102-106, 2006-10-15

「通信と放送の融合」をテーマに掲げ,改革の大なたを振るった竹中平蔵氏が9月26日,政治の表舞台から身を引いた。竹中氏が総務大臣に就任して,わずか1年の間に打ち出した方針は,2010年のNTT再々編の検討やNHKのインターネット進出容認,通信・放送分野の法体系の抜本的見直しなど多岐にわたる。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.462, pp.78-81, 2006-05-15

昨年10月に2社が合併して誕生したUFJニコスは,3月の新本社開設に合わせてIP電話システムを導入した。目的は,ソフトフォンやアプリケーション共有を活用した社内コミュニケーションの強化。合併効果を高めるには,コミュニケーションの円滑化が不可欠と判断した。 「文化が違う二つの企業が一緒になったことによる合併効果を早く出したい。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.461, pp.78-81, 2006-05-01

オフィス内では無線LANを使った内線電話,オフィスの外では普通の携帯電話として利用できるNTTドコモの「N900iL」。KDDIがこの夏に対抗製品を出荷することで,新たな競争が始まる。内線端末としてスタートしたN900iLは,業務アプリとの連携を本格化させる。 企業の内線システムを変えたNTTドコモの無線LAN/FOMAデュアル端末「N900iL」。
著者
角田 忠久 宮嵜 清志
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.405, pp.101-103, 2003-12-22

通常の電話並みの品質を備えたIP電話を日本で初めて提供し,日本の電話市場に風穴を開けたフュージョン・コミュニケーションズ。同社の動向が,いま再び注目を集めている。パワードコムとの電話事業の統合交渉に着手したからだ。同社のIP電話事業の見通しや,パワードコムとの事業統合に臨む狙いを聞いた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.597, pp.74-76, 2013-10-01

ついにNTTドコモがiPhoneの発売を開始した。9月20日発売のiPhone 5c/5sは、ドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクモバイルの3社が同一機種を販売するという従来にない事態となった。これまでのMNP(モバイル番号ポータビリティー)偏重の市場にパラダイムシフトが生まれ、…