出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.504, pp.32-35, 2008-02-15

ブロードバンドの本命「FTTH」でNTT東西の快進撃が続いている。FTTH市場におけるシェアは東西合計でついに7割を超えた。ライバルのKDDIやソフトバンクは「設備競争」に音を上げており,巻き返しの決め手を見いだせない状況である。こうした中,光ファイバの"仕入れ値"を安くすることで,「サービス競争」を促進させる議論が今まさに総務省で進んでいる。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.502, pp.62-66, 2008-01-15

新コラム「インサイド」では,今ネットワーク業界で起こっている問題点やトレンドを深掘りし,その実態を明らかにするとともに今後のポイントを解説する。第1回目のテーマはIPv4アドレスの枯渇問題。IPv4アドレスは本当になくなってきたのか。IPv4の枯渇問題の最新動向を追う。 インターネットに参加するために必要なIPv4アドレス。その総数は約43億個である。
著者
吉川 尚宏
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.586, pp.42-45, 2012-11-01

通信業界の2014年問題。今回は、電力システム関連の制度改革が起こる可能性に着目し、通信業界への影響を考察する。電力業界が垂直統合型からレイヤー型の産業構造へ転換することで、M2M(Machine to Machine)市場の拡大など、通信業界にもチャンスが訪れる可能性がある。
著者
中川 ヒロミ
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.427, pp.72-82, 2004-12-01

「我々が参入しなかったら,→ADSLは今ほど普及しなかった。そして今度,我々が選んだのはFTTHだ」。ソフトバンクの孫正義社長は10月,自慢気にFTTHサービス「Yahoo! BB 光」を発表した。いつものように「世界初のギガ・サービス」,「テレビの見方を変える」などの孫節を連発して,自社サービスを強力にアピールした。
著者
甲元 宏明
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.563, pp.48-57, 2010-12-01

ロードバランサー、アプリケーション・スイッチ、レイヤー7スイッチなど、サーバー負荷分散装置には様々な呼び方がある。「アプリケーション配信スイッチ/コントローラー」(Application Deliverly Controller)などとも呼ばれる(以下、ADCと呼ぶ)。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.490, pp.88-91, 2007-07-15

連載の第2回目は移動通信部門に焦点を当てる。業績の拡大には,ユーザーとARPUの増加が必要だが,市場全体で考えると,どちらも大きく伸びにくい状況だ。最大手のNTTドコモはその影響で成長が鈍化,ドコモからユーザーを奪える他の2社は成長の余地をまだ残す。 いまや携帯電話事業は,NTTやKDDI,ソフトバンクといった主要な通信事業グループの屋台骨。
著者
佐藤 仁
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.579, pp.36-39, 2012-04-01

スマートフォンの急速な普及に伴い、日本では2011年から携帯電話網の通信障害が頻発している。では、海外ではどうか。スマートフォンが急増している状況は同じはずだ。本稿では、海外での通信障害の事例や取り組みを紹介する。 2007年のiPhone発売以降、世界中で急激にスマートフォンの普及が進んでいる。
著者
船吉 秀人
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.544, pp.46-53, 2009-10-15

10月1日にウィルコムが本サービスを開始した無線ブロードバンド・サービス「WILLCOM CORE XGP」。ここで採用した技術の肝は,ユーザー当たりの実効速度の高さと,置局設計なしに基地局を増やせる仕組みにある。高速な通信速度が求められる今後の無線サービスに適している
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.544, pp.35-37, 2009-10-15

企業のシステムにほとんど手を加えることなく,社内と同じコンピューティング環境を実現できるのがリモート・デスクトップのサービスである。会社のパソコンの画面をインターネット経由で自宅のパソコンに表示。これをリモートから操作することで,会社で使っているのと全く同じアプリケーション,データ,サーバー環境を利用できるようになる。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.544, pp.39-41, 2009-10-15

リモート勤務状態にあっても,通常時と同じような効率で業務を遂行するために,会議やミーティングに代わる手段を社員に用意しておきたい。 大きな投資なくこうしたニーズを満たせるのが,Web会議サービスの利用である。在宅中のほかの社員や顧客との間でビデオ会議ができるほか,プレゼンテーション資料やホワイト・ボードを共有しながら議論ができる。
著者
田川 晃一
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.535, pp.66-71, 2009-06-01

携帯電話などが備える非接触通信規格である国際規格「NFC」を解説する。NFCは,国内で普及している「FeliCa」など既存の複数の非接触ICカードの規格を包含する。携帯電話だけでなく,パソコンや家電などへの搭載も視野に入れ,機器間のデータ交換やユーザー認証などの用途を想定する。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.503, pp.81-85, 2008-02-01

施設や交通機関の車内などでディスプレイに広告動画を流すデジタル・サイネージ。他の広告媒体にない特徴を持ち,関連製品とサービスが活況を呈している。水面下ではディスプレイをネットワークに接続し,遠隔から管理や配信をする動きが進んでおり,作業効率やメディアの価値を向上させている。