著者
池松 由香 寺井 伸太郎 飯山 辰之介
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1874, pp.22-41, 2017-01-16

今まで宇宙ビジネスと言えば、プレーヤーも限られた特殊な分野だった。それが今、大きく変わろうとしている。主導権が政府から民間企業に移り、世界中で宇宙ベンチャーが次々に台頭。ロケットや衛星の打ち上げ費用が劇的に下がり、どんな企業も手軽に活用できる時代が近付く。
著者
藤原 和博 山本 崇雄
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1859, pp.46-49, 2016-09-26

AI(人工知能)が人間の仕事を代替する社会が現実のものになろうとしている。子供たちをAI時代でも求められる人材に育てるためには、どんな教育が必要なのか。親世代が受けてきた教育は、もはや時代遅れになっているのかもしれない。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1309, pp.50-54, 2005-09-26

電話している担当者は、株取引の世界一筋で生きてきた中年男性がほとんど。いい年をした"オッサン"が揃って電話に向かう光景は、独特の雰囲気を醸し出している。 ここは大手証券会社、日興コーディアル証券の株式アドバイスセンターである(左の写真)。顧客1人に専門のアドバイザーが1人。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1347, pp.140-142, 2006-06-26

「世界で延べ300億人がテレビ観戦すると言われるサッカーのワールドカップ(W杯)は、数あるスポーツの世界大会でも別格。その舞台に"出場"がかなうとは夢のようだ」 今月9日に開幕したドイツ大会。同日午後6時(日本時間10日午前1時)に始まった開催国ドイツとコスタリカの開幕戦を自宅のテレビで観戦した民秋史也は、こうした思いを改めてかみしめている。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1012, pp.92-96, 1999-10-18

東京・JR田町駅前にある24時間営業のビジネスコンビニ「キンコーズ田町店」は深夜でも客足が途絶えない。大判の設計図面のコピーを依頼する技師。会議のプレゼンテーション用資料の作成を相談するビジネスマン。入り口付近でセルフサービスのパソコンを操作する学生。利用客の出入りが続く。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1071, pp.138-141, 2000-12-18

鳥羽董前社長がインサイダー疑惑発覚を機に退任、会長だった中内氏は1月の臨時株主総会で取締役を辞し、経営から身を引くことになった。「まだやり残したことがある」と引退を考えていなかった4月から半年、時代の変化にとうとう白旗を揚げた。 今の心境を彷彿させる中内氏の一言をもう1つ。会長を務めるリクルートの社員と懇談した場で、中内氏はこう尋ねた。
著者
加賀見 俊夫 原田 亮介
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1198, pp.90-93, 2003-06-30

問 今年4月に東京ディズニーランド(TDL)が開業20年を迎えました。創業からここまでを振り返って、胸中いかがですか。 答 私たちは、ある意味で、過去にない、日本で全く新しいビジネスにチャレンジしてきました。誰も手がけたことのないビジネスですから、いろいろな立場の人から、あれやこれや言われました。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1819, pp.28-31, 2015-12-07

10月14日夕、旭化成本社広報室の電話が立て続けに鳴った。「データ改ざんは事実なのか」。同時間帯に行われた横浜市の記者会見で下請け事業者の社名が初めて明かされ、複数のメディアから問い合わせを受けることになった。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.919, 1997-12-08

噂を否定するために、金融機関が東京証券取引所などで相次いで会見した。異様な光景は、恐慌寸前の金融市場がどういうものかを金融関係者に思い知らせた。 三洋証券、拓銀に続いて、山一証券の経営破綻が表面化した11月24日以降の1週間、市場では金融機関のありとあらゆる噂が飛び交ったのである。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1130, pp.52-56, 2002-02-25

新日本製鉄の本社ビルには、毎日のように英語で会議が行われている部屋がある。眼下に日本銀行や三越の本店が見渡せる窓のある個室で、世界地図を見ながら白板に横文字が並ぶ。 部屋の主で会議の中心人物は、フランス出身のフランシス・ビュニャール氏(48歳)。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1857, pp.44-48, 2016-09-12

NHKは現在、過去の番組を有料で視聴できる動画配信サービス「NHKオンデマンド」を展開している。だが、これは特例措置という扱い。放送法で「受信料を財源としない業務」と規定され、受信料とは会計が切り分けられている。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1643, pp.68-71, 2012-05-28

ガラス張りの会議室。展示されている数々のアート作品。千葉・幕張の社屋を訪れると、そのエントランスが醸し出すアトリエのような雰囲気にまず目を奪われる。通りがかる社員はみな私服。スーツ姿の社員は誰一人いない。思い思いのファッションに身を包み、必ずといっていいほど「こんにちは」とフレンドリーに挨拶をしてくる。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1397, pp.36-39, 2007-06-25

マスオさん現象、母娘消費、シックスポケット──。これまで連結家計は、お金に余裕のある親におねだりしてワンランク上の生活を楽しむ、贅沢な家族の形態として語られてきた。その裏には、自分たちの生活は苦しくても、最後は裕福な親が助けてくれるという暗黙の前提があった。本誌のアンケート結果で明らかになったのも、親に頼ることで生活を成り立たせている30代の姿だ。
著者
成田 豊
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1042, pp.60-63, 2000-05-22

問 電通は今年、米レオバーネットと米マクマナスが合併して設立されるビーコムスリーグループの筆頭株主に納まり、電通本体とビーコムスリーの売上総利益を合わせた世界市場におけるシェアは14%(1998年)に達します。これで米オムニコム、米インターパブリック、英WPPの3大広告会社グループの規模に肩を並べます。海外展開については十分な布石を打たれたという認識ですか。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1102, pp.128-130, 2001-07-30

7月10日午後7時、東京・港区にある虎ノ門パストラルで開かれた「リバティ・オープン・カレッジ」。40歳以下の社会人や学生など、有為の人材が集まって、各界の著名人に話を聞こうという趣旨で開かれる会合である。この日の主賓は首相、小泉純一郎だ。 代表質問者に指名されていた堀主知ロバート(35歳)は、スピーチを終えた小泉に熱く語りかけていた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.949, pp.59-62, 1998-07-13

標準価格は、炊飯容量が1リットルのタイプで5万2000円。それまでの主力商品に比べて約2倍にもかかわらず、販売台数は3倍近くに跳ね上がり、約半年で22万台を販売した。 ヒットの理由は明快だ。従来製品より格段に小さいのである。体積は従来製品より46%も小さくなった。 「購入者へのアンケート結果では、86%が小ささを購入動機に挙げた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.915, pp.31-34, 1997-11-10

岡山市に本社がある、フランチャイズレストランを経営するサンマルクは、経営戦略に結び付いた情報システムづくりに成功している。同社の情報部門を統括しているのが、チーフ・インフォメーション・オフィサー(CIO=最高情報責任者)の肩書を持つ、情報システム室の山口浩行室長だ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1838, pp.32-37, 2016-04-25

ベジタリアがアルプスの技術を求めたのは、前述の開発プロジェクトで同社製品の採用が決まった2014年。1mmの精度で水田の水位を測ることができるセンサーの技術が求められた。 「アルプスの技術は圧倒的だった」。ベジタリアの小池聡社長はこう言う。
著者
施 崇棠 飯田 展久
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1864, pp.57-59, 2016-10-31

「確かにパソコンは台湾にとって非常に重要な産業でしたが、市場のトレンドは日々刻々と変わっています。ここ(パソコン産業)にとどまり続けていれば時世に合わなくなってしまう。パソコンの需要は今後も確実に残ると思いますが、前ほど楽観はしていないの…
著者
中前 忠
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.917, pp.66-68, 1997-11-24

問 今年6月にお会いしたとき、いろいろな理由を挙げて「戦後最悪の不況になる」と予想されていました。今でも戦後最悪になるとみていますか。 答 ほぼ間違いなく戦後最悪でしょうね。不況は2〜3年続くとみています。つまり1997年度の下半期から98年度、99年度ぐらいまで、前年同期比や前年度比でみて1%とか1.5%というマイナス成長率になるでしょう。