著者
服部 英治
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア (ISSN:18815707)
巻号頁・発行日
no.252, pp.107-109, 2010-10

L整形外科診療所の看護師D子は、出産を機に正職員からパートタイマーに移行した。L院長はD子がパートタイマーになって間もないため、「今年分の有給休暇は付与しない」と伝えたところ、猛抗議を受けた。困ったL院長は、顧問の社会保険労務士に有給休暇の扱いについて相談した。(編集部)L院長 今日はお忙しい中、ご足労ありがとうございます。社労士 どうされたのですか。
著者
鈴木 喜六
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア (ISSN:09154191)
巻号頁・発行日
no.131, pp.94-96, 2000-09

●相談内容建物が老朽化してきたため、市の中心部から郊外に新築移転することを検討している。メーンバンクに相談したところ、新規融資を行う条件として、これまでの借入金の全額返済を要求してきたという。しかし、現在の病院の土地を売却しても、約7億円の借入金を完済することはできない。銀行の要求に、どのように対応すればいいのかを相談してきた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア (ISSN:18815707)
巻号頁・発行日
no.255, pp.3-7, 2011-01

今回は全5ページの拡大版として、都道府県別のデータを紹介する。病医院の求人データから算出した正看護師の賃金の全国総平均は、常勤が月給22万1170円、非常勤が時給1331円。常勤の上位は1位東京都、2位神奈川県、3位大阪府である。病院、診療所の正看護師、および在宅サービス、介護施設・居住系サービスの介護職の都道府県別賃金データは、次ページ以降に掲載した。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア (ISSN:18815707)
巻号頁・発行日
no.252, pp.3-5, 2010-10

病院・診療所の求人データから算出した理学療法士(PT)と作業療法士(OT)の賃金の全国総平均は、常勤が月給23万7996円、非常勤が時給1355円。病床規模別の常勤の最高額は、診療所の25万1249円である。地域別・病床規模別の賃金データは、次ページ以降に掲載した。
著者
庄子 育子
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア (ISSN:18815707)
巻号頁・発行日
no.229, pp.43-48, 2008-11

10月スタートとなった特殊疾患病棟入院料と障害者施設等入院基本料の算定対象の見直し。脳卒中後遺症患者と認知症患者が外れたことで、それらの患者を多く受け入れていた病院には、激震が走った。これに伴い、病棟再編が加速。各病院は、多少の傷を負いながらも、様々な方向へかじを切った。
著者
鈴木 喜六
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア (ISSN:09154191)
巻号頁・発行日
no.117, pp.92-94, 1999-07

私の友人が、個人立の病院を経営しています。先日、お互いの損益計算書や貸借対照表を比較してみたのですが、項目に幾つかの相違がありました。 しかも、収入はさほど変わらないのに、医業利益は友人の病院の方がはるかに高いこともわかりました。医療法人と個人では、決算書の書式や見方などが異なるのでしょうか。
著者
服部 英治
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア (ISSN:18815707)
巻号頁・発行日
no.259, pp.105-107, 2011-05

D内科診療所では、通所リハビリテーション事業所を併設している。D院長は最近、ある職員から「通所リハビリの送迎担当者が、業務用の携帯電話で勤務中に私用メールなどをしている」との話を聞いた。本人は事実を否定したが、真相は不明。そこで、対策を顧問の社会保険労務士に尋ねた。(編集部)社労士 初夏を迎え、緑がきれいになってきましたね。D院長 そうですね。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア (ISSN:18815707)
巻号頁・発行日
no.229, pp.26-30, 2008-11

次回改定の最大のテーマは人材確保。採用難や離職が深刻な都市部への評価をベースに、前回と同様、中重度者へのケアを重視した見直しが行われそうだ。その半面、地方の事業者には、あまり多くの恩恵をもたらさないかもしれない。 2009年度の介護報酬改定を5カ月後に控え、今、介護業界では、これまでにないほどプラス改定への期待が高まっている。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア (ISSN:09154191)
巻号頁・発行日
no.125, pp.3-5, 2000-03

公認会計士や税理士と顧問契約を結んでいる診療所は、回答施設の94.1%に上った。公認会計士と契約している施設が22.5%、税理士と契約している施設が69.2%。ともに契約している診療所も2.4%あった。顧問料は6割が「妥当」 顧問料については、「妥当」とする回答が63.9%と一番多い。「高い」とみる施設は25.2%、「安い」とみる施設は10.9%だった。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア (ISSN:09154191)
巻号頁・発行日
no.129, pp.22-25, 2000-07

全国規模で積極的に事業展開し、医療関係者の注目を集めていたコムスンとニチイ学館が、利用者の伸び悩みから、ここに来て相次いで事業計画の変更を余儀なくされている。だが一方で、堅実な経営を行って業績を順調に伸ばす企業も少なくない。民間企業は、医療法人のライバルであると同時に連携先にもなりうる存在であり、地域におけるその動向を注意深くみていくことが重要だ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア (ISSN:18815707)
巻号頁・発行日
no.264, pp.69-71, 2011-10

JR東海道線の茅ヶ崎駅から歩いて5分とかからない好立地に、分譲マンション風の高層ビルがそびえる。同じ茅ヶ崎市内に本社を置く亀井工業ホールディングス(株)が福祉事業の第一弾として建設した、高齢者専用賃貸住宅(高専賃)や介護付き有料老人ホームなどの複合ビルだ。今年6月にオープンした。 高専賃として運営するのは、上層階に当たる地上9階から12階までの4フロア。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア (ISSN:09154191)
巻号頁・発行日
no.122, pp.12-14, 1999-12

「秋山君、4月から君は桜丘病院に事務長として行ってもらうことになった」。2001年3月、都市銀行に務めていた私は、突然出向を命じられた。 桜丘病院は東京都内にある250床の急性期病院だ。2対1看護で、平均在院日数は20日強。母体の医療法人桜会は、桜丘病院のほかに、老人保健施設「さくら」も経営している。 まだ35歳。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア (ISSN:09154191)
巻号頁・発行日
no.131, pp.12-17, 2000-09

本誌は老健施設を対象に介護保険の経営への影響を調査した。約6割の施設で総収入が増加し、おおむね順調な滑り出しとなっている実態が明らかになった。ただし、ショートステイに力を入れるなど、本来、高い評価がなされるべきの在宅支援型の施設の中には、減収になったケースがある。
著者
茂木 俊輔
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア (ISSN:18815707)
巻号頁・発行日
no.244, pp.85-87, 2010-02

地下鉄・青山一丁目駅から地上に上がってすぐ、ビル街の一角に、タイル張りの地上8階建ての建物がある。2009年10月にオープンした有床診療所、山王メディカルセンターだ。医療施設とは思えない、小ぶりなホテルのたたずまいを見せる。 中に入ると、2層吹き抜けのエントランスホール。広々とした空間は茶と金で構成する重厚感あふれる仕上げになっている。
著者
川崎 慎介
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア (ISSN:18815707)
巻号頁・発行日
no.242, pp.46-54, 2009-12

2009年度介護報酬改定で報酬単価が引き上げられ、訪問リハビリの拡大に弾みがついた。次回の2012年度改定では「訪問リハビリステーション」の制度化が見込まれ、民間企業の参入が活発化しそうだ。競合の少ない今は、新規参入の絶好のチャンスとなっている。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア (ISSN:18815707)
巻号頁・発行日
no.228, pp.22-25, 2008-10

開業から約20年。患者重視の診療・サービスに取り組み続けた医療法人・藤原ENTクリニックには、今日も1日200人の患者が来院する。患者の支持を集める秘密は、「患者が自分の家族だったら」との仮定の下で、何をすべきかを常に考えることにある。(文中敬称略) 藤原ENTクリニックの、患者満足度(CS)向上に取り組む上での基本的な考え方は、非常にシンプルだ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア (ISSN:09154191)
巻号頁・発行日
no.137, pp.20-23, 2001-03

▲医療スタッフからのちょっとしたいたわりの言葉があるだけで、つらくて不安な状態にある患者は大きな安心感を得られる。▲長い待ち時間などで患者に迷惑をかけた際には、適切なおわびの一言も大切。それだけで、患者の不満はかなり軽減される。▲「お待たせいたしました」、「お大事に」といった通常のあいさつを徹底するだけでも、病医院への好感度は大きく増す。
著者
森部 章
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア (ISSN:18815707)
巻号頁・発行日
no.231, pp.97-99, 2009-01

決算手続きで最も時間と手間がかかるのが、薬や診療材料などの棚卸しだ。とは言っても、年間の利益、すなわち税金の多寡に直結する以上、決しておろそかにはできない。そこで、期末在庫の評価や事務用消耗品の処理方法を中心に、棚卸しで損をしないための基本的な知識をまとめた。(編集部)税理士 早いもので、そろそろ今年度の決算について検討する時期がやって来ました。
著者
服部 英治
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア (ISSN:18815707)
巻号頁・発行日
no.246, pp.123-125, 2010-04

F内科診療所のF院長は、事務職員のA子から「新婚旅行に行くので結婚休暇を取得したい」という申し入れを受けた。だが、A子が結婚したのは1年も前の話。「今ごろになって…」と納得がいかないF院長は、結婚休暇の付与を拒否できないかどうか、顧問の社会保険労務士に相談した。(編集部)F院長 すっかり暖かくなりましたね。社労士 気がつけばもう4月です。
著者
森部 章
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア (ISSN:18815707)
巻号頁・発行日
no.206, pp.130-132, 2006-12

収入面での節税対策が難しい医療機関にとって、税金を減らす主な手段は必要経費の増加だ。とりわけ設備投資の活用は、額が大きいこともあり節税への貢献度が高い。今回は、新しい設備の導入と導入済みの設備の見直しの両面から、設備投資を活用した節税対策をまとめてもらった。(編集部)H院長 早いもので、今年ももう12月ですね。また、決算のことを考える時期が来てしまいました。