著者
樽澤 広亨
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.298, pp.92-97, 2018-02

クラウドネイティブアプリを開発・運用するには、クラウドプラットフォームの整備が欠かせない。コンテナ化やオーケストレーション、マイクロサービスといった最新技術をどう取り込むかが成功の鍵を握る。KubernetesやIstioといった最新技術を活用したクラウドプラットフォーム紹介する。
著者
安土 茂亨
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.255, pp.100-105, 2014-07

Mavenは、プロジェクトのライフサイクルに応じた標準的なビルドプロセスを提供します。ビルドに必要な情報がそろっているかどうかの確認から、リリースパッケージのパッケージングまで、ビルドに必要なプロセスをすべてサポートします(図1)。 最初のフェー…
著者
細川 泰秀
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.271, pp.94-97, 2015-11

予算オーバーや工期遅延を引き起こす理由をJUASは「ソフトウエアメトリックス調査2014」の中で430プロジェクトのデータから分析した(図1)。理由の4割弱が「要件定義が不十分なこと」となっている。 では、要件定義が不十分である事実は、プロジェクトにおけ…
著者
水田 哲郎
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.285, pp.16-19, 2017-01

ここまで「ヒアリングスキル」について解説してきましたが、使いこなすには日常の練習が必要です。スキルがしっかり身につくまでは、練習不足を補う方法を活用するとよいでしょう。それは、ヒアリング前に、相手に提供してほしい情報について理解してもらい…
著者
芝本 秀徳
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.253, pp.94-99, 2014-05

言葉や態度を通貨として利用「価値の交換」で人を動かす第2回 権限なしでも影響力を発揮するプロジェクトの成否は、「現場で人をいかに動かせるか」にかかっている。人を動かすには、相手が重視する価値を見つけて提供する「価値の交換」が必要となる。リー…
著者
白井 良
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.285, pp.58-65, 2017-01

「次の定例会議で方針だけでも伝える」。サイオステクノロジーの武井宜行氏(技術部 アクティングマネージャー)は出勤途中、スマートフォンで課題管理表を見て、ステータスが「未完了」の項目にこう書き込んだ。「課題管理表のチェックは移動中に済ませ、…
著者
中山 秀夫
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.189, pp.38-45, 2009-01

ベリングポイントで「褒め上手のプロジェクト・マネージャ」と周囲から評される,木村弘美さん(ディレクター)。週に1回,メンバー一人ひとりについて,頑張った点や成果を上げた点,成長の跡が見られる点などを洗い出し,会って褒める。この褒める習慣が,冒頭の評判につながっている。 そんな木村さんも以前は,褒め上手でなかったという。
著者
池上 俊也
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.217, pp.48-51, 2011-05

電力需要のピークとなる夏場を控え、IT現場では電力危機に対する備えが求められている。今のところ節電対策が中心だが、大規模停電や計画停電への対策も無視できない。準備期間はわずか1カ月。自家発電装置の利用を想定した電源確保や、システムのシャットダウン短縮化を急ぐ必要がある。 24年前の夏の日、悪夢は起こった。猛暑の中、昼休みを終えた企業の冷房需要が急増。
著者
長谷川 長一
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.277, pp.100-105, 2016-05

情報セキュリティとは、「機密性(confidentiality)」「完全性(integrity)」「可用性(availability)」の三つの要素を維持することだ。これらの頭文字を取って「CIA」と呼ばれている。 2002年に発効された情報セキュリティの標準規格「JIS X 5080:2002」では「情報の…
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.209, pp.68-73, 2010-09

東京都内の物流会社A社では、派遣社員やパートタイマーなどの作業員が出退勤するとき、1人ずつ、事務所のPCに接続されたマウスのような形状の装置に手のひらをかざす。すると手のひらの静脈の模様が読み取られ、誰であるかを自動的に判別。そのときの時刻情報と共に、出退勤の記録が完了する。 従来は、出退勤の記録に紙のタイムカードを使っていた。
著者
水田 哲郎
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.286, pp.16-19, 2017-02

多数の参加者を集めて実施する「会議」は、大きく(a)情報伝達会議、(b)情報共有会議、(c)問題解決会議の3種類に分類されます。(a)情報伝達会議は、少数の人が数多くの参加者に対して情報を伝える会議です。例えば、組織の方針説明会などがこれに該当…
著者
水田 哲郎
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.205, pp.88-91, 2010-05

要件定義の会議で、1人の参加者が出した意見に誰からも異論が出なかったからといって、合意形成ができたと考えるのは早計です。実は、その場で納得している参加者はほとんどおらず、要件定義フェーズの終盤になって反対意見が噴出し白紙に戻るというケースは決して珍しくないのです。
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.282, pp.30-33, 2016-10

PART1企画編クラウドを導入する際の「本当に安く導入できるのか」「信頼性に不安があるのではないか」といった企画段階での悩みは、既にクラウドを導入した先進企業によって解決済みだ。まずはクラウド導入を検討する段階で押さえておくべき新常識を解説しよう…
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.271, pp.24-27, 2015-11

ハイブリッドクラウドを実現するには「ネットワーク」「データ連携」「インフラ管理」の三つの壁を乗り越えなければならない。このうち、ネットワークの壁は大部分が解決済みだ。パブリッククラウドが用意する、ハイブリッドクラウド構築用の機能を利用する…
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.233, pp.24-26, 2012-09

中堅ベンダーでプロジェクトマネジャー(PM)を務める小山公一氏(仮名)はかつて、スケジュール遅延をめぐって苦い経験をしたことがある。販売管理システムの刷新プロジェクトを率いたときだった。 要件定義の調整に手間取り、基本設計は1カ月後に開始。メンバーには遅れを挽回させようと、残業や休日出勤を命じた。ところが連日の長時間労働でメンバーは疲弊。
著者
趙 瑋琳
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.297, pp.50-57, 2018-01

中国のIT企業が巨大化している。代表格が「BATH」と呼ばれるバイドゥ、アリババグループ、テンセント、ファーウェイ・テクノロジーズの4社だ。日本にいると存在感が分かりづらいが、今後のIT業界の鍵を握る企業となっている。日本を含む海外への進出を進めており、動向を押さえておきたい。
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.163, pp.40-42, 2006-11

最初の事例は,2006年5月に開業したGMOインターネット証券の「証券取引用システム」。要求定義を担当するチームは,機能要求の項目を洗い出すことで精一杯。プロジェクトは時間との戦いだった。そうした中,ユースケース図と業務フロー図を使って,設計/開発担当者が要求を正しく理解できるように工夫した。 ネット証券の開業まで7カ月。
著者
古明地 正俊
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.281, pp.58-65, 2016-09

2016年3月、歴史的な「事件」が起こった。米Google DeepMindが開発した人工知能(AI)の囲碁プログラム「AlphaGo」が、世界トップレベルの実力を持つ韓国のプロ棋士、李世ドル(イ・セドル)九段に4勝1敗と大きく勝ち越したのだ。 チェスや将棋では、AIは既にトップ…
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.257, pp.33-37, 2014-09

セキュリティ対策は本来、守りたいものや対策の目的によって多様な選択肢がある。だが、経営層や顧客への説明がしやすいことから、流行りのソリューションに陥りがちだ。インターネット イニシアティブの根岸征史氏(サービスオペレーション本部 セキュリ…
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.220, pp.24-31, 2011-08

PART1で見てきたように、データの不備に直面し、その解決に取り組む現場は多い。マスターデータの統合に詳しいインフォテリアの油野達也氏(執行役員 エンタープライズ事業部長 西日本事業所長)は「以前は一部の先行企業が顧客マスターの整備に取り組んでいたが、最近は汚れたデータが社内に蔓延して業務が回らないという理由で、データの不備を解消する企業が増えている」と指摘す…