出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.174, pp.120-125, 2007-10

データセンター3社の防御レベルを調べる目的で実施した疑似攻撃(コード名:ヤシマ作戦。9月号84〜89ページ参照)から1カ月半。IDS/IPSアプライアンス設置などセキュリティ対策を施し,再度,3社に疑似攻撃を実施した(コード名:オデッサ作戦)。脆弱性の一部をつぶすことには成功したが,課題も見えてきた。検証を担当したライブドアの伊勢さんに,その経緯と結果を報告してもらう。
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.192, pp.68-71, 2009-04

国内最大手の旅行会社,ジェイティービー(JTB)は2009年1月,新しい基幹系システムを全面稼働させた。交通機関や宿泊施設などを組み合わせた国内/海外の旅行商品の設計,旅行商品に関する情報の参照,予約,決済など,JTBの旅行業務を支える機能を備える。 システム開発作業は,2002年春にスタート。テーマパーク予約システムの開発を皮切りに4期に分けて実施した。
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.164, pp.212-214, 2006-12

『現在,アメーバのサーバーへのアクセスが大変込み合っています。申し訳ございません』——サイバーエージェントが提供するブログ・サービス「Amebaブログ(アメブロ)」は2006年3月,押し寄せるアクセスに耐え切れずにいた。当時のページビューは1日当たり1000万強。アクセスが集中する昼時や夜9時以降は処理待ちが多発する。
著者
干場 一彦
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.224, pp.64-67, 2011-12

クオカードは2011年5月6日、新基幹業務システムを当初計画通り全面稼働させた。同社はプリペイドカード「QUOカード」の運営会社であり、コンビニエンスストアなどの小売業者にカードを卸しているのに加え、顧客への直接販売も行っている。新システムは小売業者や顧客からの受注、出荷、請求、入金管理に至る一連の基幹業務で利用するもの。
著者
鈴村 幸太郎
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.261, pp.30-35, 2015-01

SPAを適用したWebアプリの開発では、フレームワークが活用される。SPAはクライアントサイドでの処理が前提であるため、今までのWebアプリケーションフレームワークとは方式が異なる。 従来のWebアプリ開発は、Apache Strutsなどを使ってサーバーサイドのアプリをMVC…
著者
小浜 耕己
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.264, pp.64-67, 2015-04

隈本は、ビールをごくりと呑(の)みこみながら言った。「まるで居酒屋ですよ」 檜山は面食らった。まるで、などとわざわざつけ加えなくても、ここは紛れもない全国チェーンの居酒屋だ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.177, pp.172-175, 2008-01

Point 1 念願のバックアップ・システムを構築Point 2 本番機の隣にバックアップ用機器を仮設し,作業拠点を1カ所にPoint 3 新人SEにマニュアルを見せて操作させ,分かりにくい個所を特定 「業務の継続を考えてバックアップ・システムは少しでも早く構築したかった。しかし,並行して進んでいた別の開発作業と折り合いをつけながら進めるなど,苦労する部分が少なくなかった」─…
著者
島津 忠承
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.285, pp.50-57, 2017-01

ITインフラ(システム基盤)に今、大きな変革の波が訪れている。 ダイナミックさを取り込むことで、「限界」を打ち破りつつある。 動的な基盤によって創出されるシステムの青写真を示す。
著者
小浜 耕己
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.277, pp.84-87, 2016-05

Episode 8小浜 耕己あらすじニッケイIT社生え抜きの津川PMが、またもやニッケイインダストリー社の総務部の嶋森と言い争っています。要員不足を理由に、津川は嶋森が持ち掛けた機能追加の要望を退けているのです。歩み寄ることなく反目し合う2人を見比べている…
著者
濱野 司
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.217, pp.64-69, 2011-05

業務システムで比較的広く使われているLinuxディストリビューション「Red Hat Enterprise Linux」に搭載される仮想化ソフトが「KVM」に一本化された。Linuxベースのシステム構築経験が豊富なオープンソース・ソリューション・テクノロジの濱野司氏に、KVMによる仮想化で生じるオーバーヘッドはどの程度なのか報告してもらう。
著者
佐藤 一郎
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.247, pp.56-61, 2013-11

クラウドは、世界各地にある巨大データセンターで構成される地球規模の巨大計算システムである(図1)。データセンター同士はネットワーク経路が二つ以上になるように接続され、一つの経路に問題が発生しても継続して通信できるようになっている。 データ…
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.182, pp.20-22, 2008-06

「総合満足度トップはプログラミング。ワースト1位はプロジェクト管理」──。今年3月から4月にかけて日経SYSTEMSが実施した「開発支援ツール徹底調査」の結果である。調査では,ITエンジニアが開発の現場で使っているツールの満足度や,今後使ってみたいツールは何かなどを聞いた。
著者
室伏 順子
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.182, pp.128-131, 2008-06

リーダーには,ユーザーやメンバーと的確に意思疎通するスキルが欠かせない。特に,「分かりやすく話す技術」は不可欠だ。「何を言っているのか分からない」「話が要領を得ない」というリーダーが率いるチームでは,誤解や連絡ミスが生まれやすい。最悪の場合,要件漏れや開発ミスにつながることがある。
著者
松尾 貴史
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.195, pp.90-95, 2009-07

松尾 貴史サイオステクノロジー ITインフラソリューション部 プロフェッショナルサービスグループ エンジニアキャンディット 代表取締役 米Googleが提供する「Google App Engine(以下,GAE)」は,Webアプリケーションの開発・実行環境を提供するサービスです。基本的にはGoogle検索サービスと同じシステム基盤なので,スケーラビリティに優れた実行環境であるといえるでし…
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.263, pp.32-35, 2015-03

一般的には、経験が浅いメンバーは、他のメンバーよりもスキルが見劣りする。従って、要件定義のような広範な知識が必要な業務は荷が重い。まずは重要度の低い機能の設計や、実装を担当させ、少しずつスキルを高めていく。
著者
谷口 俊一
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.178, pp.38-41, 2008-02

システム基盤とは,サーバー機やOS,ミドルウエアを組み合わせたものである。その安定稼働を目指し,システム統合に踏み切る事例が増えている。「システム基盤の統合」「仮想化」の基本を,野村総合研究所の谷口さんに解説してもらう(本誌)。
著者
矢口 竜太郎
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.230, pp.58-61, 2012-06

「不具合対応、完了しました」。その報告を受けると、センテンスの吉田敬氏(業務部 業務チーム リーダー)は腕時計に目をやった。午後6時30分。残された時間はあと30分だ。「7時のリリースは間に合いますか」。担当者に吉田氏は尋ねた。「この調子でいけば大丈夫でしょう」。担当者はそう言うと、新システムへの切り替え作業を進めた。「なんとか成功してくれ」。
著者
吉山 勇樹
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.259, pp.38-41, 2014-11

調査すると、新人・若手のメンバーは、現場で導入していたグループウエアの機能を使いこなしていないことが原因だった。リーダーからすれば当たり前のことが、新人・若手のメンバーは知らない、あるいは経験していないことが意外にたくさんあるという典型的…
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.160, pp.22-25, 2006-08

システムに変更を加える改造のミスがトラブルを増やしている。改造ならではのスキルや仕組みといった「改造力」が足りないことが原因だ。改造力は,プログラマやSE,プロジェクト・マネージャの総力である。「影響調査」「確認テスト」というフタコブを意識して,改造力を高めよう。 ソフトウエアの改造力注1が足りない——。
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.163, pp.264-268, 2006-11

預け入れた現金を"担保"として,その数十倍の金額まで外国通貨を売買できる「外国為替証拠金取引(FX)」。今年9月「外貨deサポート」という名称で個人投資家向けのFX事業を始めたのが,トウキョウフォレックスである。先行他社に対抗するため力を注いだのは,使い勝手の高いFXサイトを構築することだった。「当社の主要ターゲットは,これからFXを始める初心者。