著者
本田 伸一 山本 和則
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.233, pp.39-41, 2012-09

プロジェクトのリスケを行うと、いったん遅延日数がゼロになる。そのため、あたかも遅延の問題がなくなったかのような錯覚に陥りがちだ。 だがリスケしても、そもそも遅延を引き起こした原因を解消できたわけではない。遅延が発生した原因を解消して再スタートを切らないと、再び遅延する危険性は拭えない。 筆者らの経験上、スケジュール遅延の原因には次のようなものがある。
著者
中山 秀夫
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.235, pp.16-19, 2012-11

米Salesforce.comが9月に米国で開いた年次イベントDreamforce 2012で新サービスを一挙に発表した。特に注目したいのが基盤分野だ。ここでは、Salesforceの画面に既存の業務システムの画面を統合しシステム連携させる「Salesforce Canvas」をはじめ五つのサービスを取り上げる。
著者
川上 明久
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.264, pp.74-79, 2015-04

EC2インスタンスは、Webの設定画面上であらかじめ定義された選択肢から選んでいくことでセットアップできます。まずは「AMI」(Amazonマシンイメージ)と呼ばれるサーバーイメージを選択します。AMIは構成済みのOSやパッケージの組み合わせです。
著者
安東 一真
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.205, pp.44-49, 2010-05

「Webサイトが改ざんされた当時、取ったログをすぐにチェックできる仕組みが全くなかった」。 ゴルフ場予約サイトを運営するゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)の大日健氏(上級執行役員・コーポレートユニット担当 兼 システム戦略担当)は2008年、Webサイトを改ざんされたことで、ログの重要性を初めて認識した。
著者
金澤 透 佐藤 通規
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.231, pp.92-97, 2012-07

チームを率いるリーダーは、メンバーの力を引き出さなければなりません。そのためにどのようにリーダーシップを発揮すればよいのでしょうか。その具体的な方法を解説する連載です。前回はメンバーの本音を引き出して気持ちをつかむためのポイントを説明しました。今回、焦点を当てるのは、メンバーが自立して仕事を進められるようにすることです。
著者
森崎 修司
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.220, pp.108-111, 2011-08

森崎 修司 静岡大学 情報学部 情報社会学科 助教/奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科 非常勤講師 レビュー会議にレビューアーあるいはドキュメント作成者として参加したとき、別のレビューアーの振る舞いにイライラした経験はありませんか。 遅刻してくる、ろくに準備をしていない、私語を続ける、ずっと携帯電話を操作している―。
著者
小浜 耕己
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.285, pp.68-71, 2017-01

今も、手嶋実業さんを含めて、三つのプロジェクトを切り回している。後輩が活躍してくれるのは嬉しいけれど、涼子としては、一抹の寂しさと、追い越されて行くような不安も感じざるを得ない。 それはともかく、さっきの応対は? かけもちPMの負荷は高い。
著者
羽田野 太巳
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.310, pp.44-51, 2019-02

ではIE11以外の主要なWebブラウザーの状況はどうだろうか。Webブラウザーの内部は大きく、レンダリングエンジンとJavaScriptエンジンに分かれており、それぞれに名前が付いている(表1)。 Webコンテンツ開発においては、これらのエンジンを考慮することが重要にな…
著者
岡 博文
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.186, pp.120-125, 2008-10

企業活動に利用しているWebシステムであるにもかかわらず,十分なセキュリティ対策が施されておらず,不正アクセスを受け個人情報が盗まれるといった事件が相次いでいる。そこで,Webアプリケーションのセキュリティ対策を実践的に解説する。初回は,セキュリティ診断サービスの結果を基に,セキュリティ対策の実情を探る。
著者
西村 崇
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.180, pp.44-51, 2008-04

業務部門にいるユーザーにちゃんとヒアリングをしてシステム開発に着手した。それなのに開発が大詰めを迎えたとき「欲しかったのはそういう機能ではない」「このケースの処理がシステムに組み込まれていない」といった不満がユーザーから出てきた──。 仕様の詰めが甘かったために,開発作業の手戻りを余儀なくされることは少なくない。
著者
二ノ宮 務
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.243, pp.62-67, 2013-07

オンラインバックアップツールのXtraBackupを使ったときの性能測定は、検証1とほぼ同じ物理構成で実施した。違いは、DBサーバーのマスターにXtraBackupをインストールしたことである。バックアップはDBと同じローカルHDD上に作成される(図4)。
著者
谷本 太朗 小林 敬明
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.215, pp.33-37, 2011-03

意図しないシステム停止を抑え、また仮に停止した場合でも迅速に復旧させるには、運用フェーズでシステムの稼働状態を綿密に監視し、異常が見つかったらすぐに対処する必要がある。 ただし、構築が完了したシステムを運用部門や運用監視サービスを手掛けるデータセンターに持ち込めば、それだけで希望通りの可用性が必ず確保されるというわけではない。
著者
小浜 耕己
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.250, pp.62-67, 2014-02

中堅時代Episode 11小浜 耕己 2年先輩の津川の顔つきを見て、檜山はショックを受けた。目が血走っていて視点が定まらない。顔色は青白く、無精ひげの目立つ頬はこけている。髪はぼさぼさで、昨日から着替えていないらしく、ネクタイもシャツもしわくちゃだ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.244, pp.18-20, 2013-08

クロフネの清水康雄氏(代表取締役)と平井 心(こころ)氏(取締役)の二人が商談アプリの開発を担当した。清水氏が要求ヒアリングや仕様策定などを、平井氏がシステムの設計やプログラミングなどの開発業務を主に行った。 もともと、クロフネがCloud Boat…
著者
島田 優子
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.301, pp.66-71, 2018-05

PowerBuilderは、Windows環境向けのC/S型アプリケーションを開発するツールとして普及した。「データウィンドウ」と呼ぶDB接続の開発機能が特徴だ。SQLを扱えないエンジニアでも、DB接続の開発を可能にする点などが評価されていた。
著者
矢口 竜太郎
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.222, pp.90-93, 2011-10

日本ケンタッキー・フライド・チキン(日本KFC)は今年5月、同社が手掛ける宅配ピザチェーン「ピザハット」で使用する、Webオーダーシステム「ピザハットオンライン」を刷新した。多様なクーポン券を利用可能にしたり、国内宅配ピザ業界で初めて24時間予約注文を受け付け、事前予約ができるようにしたりした。
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.188, pp.18-25, 2008-12

登録ユーザーが1200万人,月間ページビューが150億ページという,国内有数のサイト「モバゲータウン」。当初は約20台のサーバーでスモール・スタートした携帯電話向けサイトが,無料ゲームやSNSが人気を呼び,わずか2年半で約1000台のサーバーを並べる規模にまで急成長した。
著者
岡本 充洋
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.197, pp.106-111, 2009-09

岡本 充洋セールスフォース・ドットコム アライアンス事業本部 Force.com Developer Programs / AppExchange スペシャリスト Force.comとは,米Salesforce.comが提供する「PaaS(Platform as a Service:サービスとしてのプラットフォーム)」です。CRM(Customer Relationship Management)などの既製アプリケーションをインターネットを介して提供するサービスを「S…
著者
加藤 孝宏 本多 一行
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.190, pp.92-97, 2009-02

情報漏洩や不正アクセスなどのニュースが世間を騒がせる昨今,企業や消費者のセキュリティに対する関心が高まってきています。セキュリティに関連する事件を起こすと,顧客からの信用を損なうだけでなく,売り上げの減少や問題に対応するための追加経費の発生などによって,企業の業績にも大きく影響します。セキュリティ対策は,企業全体で取り組むべき問題となってきています。
著者
長谷川 剛
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.283, pp.42-45, 2016-11

チェックポイントの二つめは、管理者アカウントや管理者権限を持たせたユーザーアカウントの保護強化だ。こうしたアカウントは、設定変更やソフトウエアのインストールが可能。それだけに、攻撃者はPCへのマルウエア感染を成功させた後、真っ先に管理者アカ…