著者
小川 泰
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:05272997)
巻号頁・発行日
vol.51, no.1, pp.A110-A125, 1988-10-20

この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。
著者
岡本 正志
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:05252997)
巻号頁・発行日
vol.73, no.3, pp.423-476, 1999-12-20
被引用文献数
2

この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。
著者
池上 高志
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:05252997)
巻号頁・発行日
vol.88, no.3, pp.444-447, 2007-06-20

人工的にしつらえたセンサーと、生命の持つセンサーとの違いについて、B.Libetの脳神経生理/認知実験を紹介しつつ議論し、コンピュータの中でのシミュレーションモデルによる構成論的アプローチによる、生命的センサーの理論の可能性について議論する。
著者
清水 明
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:05252997)
巻号頁・発行日
vol.71, no.5, pp.716-725, 1999

ミクロとマクロの中間のサイズを持つ系である、メゾスコピック系を理論的に解析しようとすると、非平衡統計力学の基礎付けに関わる問題が、いろいろと顔を出してくる。これは、簡単だと思われている線形応答の領域(およびその近傍)であっても、既に現れてくる。そのことを、久保公式と、ランダウアー流の方法(を多体相互作用のある系に拡張した理論)とを、比較して議論する。
著者
岡田 真人
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:05252997)
巻号頁・発行日
vol.91, no.5, pp.427-458, 2009-02-20

統計力学は,気体の分子の運動のようなミクロ記述とボイルシャルルの法則のようなマクロ記述とをつなぐ学問です.統計力学を学ぶと,我々はミクロからマクロへつながる階層的な構造が自然界のいたるところに存在することを意識し,物理学の枠組みを超えて統計力学が活躍できるような気がしてきます.脳にある百億以上の神経細胞の活動から,我々の意識や感情が生じています.0と1のビットがある種のルールに従って並ぶと,そのビット系列は画像や音声などの意味ある情報になります.このように脳や情報にもミクロとマクロの階層性が存在します.これらを統計力学的に議論できるととても素敵だと思いませんか.実はその扉の鍵はスピングラス・レプリカ法に代表されるランダムスピン系の統計力学にありました.±1の二値状態を取るIsingスピンを脳の神経細胞の活動や情報のビットに対応させることで,統計力学は脳の神経回路モデルや情報・通信理論の難問を次々に解き明かしていきました.ランダムスピン系の一つであるHopfieldモデルを出発点として,脳と情報の統計力学をやさしく解説します.この講義を通じて,皆さんが知っている統計力学が,脳や情報という一見物理とは関係ないような分野で大活躍している姿を知ることができます.
著者
天羽 優子
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:05252997)
巻号頁・発行日
vol.76, no.5, pp.644-683, 2001-08-20

この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。
著者
天羽 優子
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:05252997)
巻号頁・発行日
vol.76, no.5, pp.644-683, 2001-08-20

この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。
著者
芳田,奎
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究
巻号頁・発行日
vol.6, no.2, 1966-05-20
著者
高畑 尚之
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:05252997)
巻号頁・発行日
vol.81, no.1, pp.60-68, 2003-10-20

この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。
著者
高畑 尚之 前野 みゆき
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:05252997)
巻号頁・発行日
vol.81, no.1, pp.60-68, 2003-10

この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。
著者
甘利 俊一
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:05252997)
巻号頁・発行日
vol.46, no.6, pp.828-831, 1986-09-20

この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。
著者
池上 高志
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:05252997)
巻号頁・発行日
vol.61, no.5, pp.413-414, 1994-02-20

この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。
著者
宮崎 州正
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:05252997)
巻号頁・発行日
vol.88, no.5, pp.621-720, 2007-08-20

この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。
著者
荻野 晃也
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:05252997)
巻号頁・発行日
vol.82, no.1, pp.116-122, 2004-04-20

この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。
著者
安冨 歩
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:05252997)
巻号頁・発行日
vol.59, no.3, pp.404-405, 1992-12-20

この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。
著者
瀧川,仁
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究
巻号頁・発行日
vol.93, no.6, 2010-03-05

核磁気共鳴(Nuclear Magnetic Resonance、略してNMR)はその誕生以来60年余りにわたって精緻な発展を遂げ、今では物理学、化学に限らず、医学、生物学、材料科学など自然科学の殆どあらゆる分野において重要な実験手法となっている。本講義ではNMRの原理と実験手法を解説した後、固体物理、特に強相関電子系や量子スピン系の研究にどのように応用されているかを具体例にもとづいて説明する。トピックスとしては、フラストレートした量子スピン系のエキゾチックな基底状態や磁場・圧力による量子相転移、スピン・軌道・電荷の多自由度が絡んだ系における秩序と揺らぎ、unconventionalな超伝導体における秩序と励起、f電子系における多極子秩序のNMRによる同定などを予定している。NMRには1.特定の原子サイトを選択的に観測できる、2.原子核が磁気モーメントと電気四重極モーメントを併せ持つ場合には、磁性、局所構造、フォノン、電荷ダイナミクスなど、多種多様な物性に対するプローブとなる、3.核磁気緩和時間(T1、T2)からダイナミクスを知ることができる、という利点があるが、これらの長所をフルに発揮して価値のある結果を得るには、局所対称性をよく理解した上で合理的な実験を組み立てることが必要である。また実験上考慮すべきパラメータが多いので、注意深く実験を行わないと思わぬ落とし穴に陥る可能性もある。本講義では、NMRによる物性研究を志す方に、教科書には余り書かれていない、優れた実験を行うための急所・勘所のようなものを伝えることが出来ればと思っている。