著者
佐藤 有耕
出版者
筑波大学
雑誌
筑波フォーラム (ISSN:03851850)
巻号頁・発行日
vol.59, pp.57-59, 2001-06

「どうしておなかの大きな学生がいないの?」、私が院生の時、ブラジルからの留学生がこんなことを言いました。いるわけないよと、当時は不思議に思いました。しかし、その後の自分の教員生活の中では、社会人学生の結婚や産休もありました。子ども連れの入学式や、教室の後ろにベビーカーの赤ちゃんが寝ている光景も目にしました。 ...
著者
高野 奈穂子
出版者
筑波大学
雑誌
筑波フォーラム (ISSN:03851850)
巻号頁・発行日
no.62, pp.20-23, 2002-06

私は、平成11年に理工学研究科を修了し、現在電器メーカーで働く筑波大学大学院の修了生です。社会人としてようやく3年が経ったばかりですが、今までを振り返って感じた事や、日頃心がけている事を書かせて頂こうと思います。 ...
著者
諸富 祥彦
出版者
筑波大学
雑誌
筑波フォーラム (ISSN:03851850)
巻号頁・発行日
no.63, pp.14-16, 2003-11

私は、筑波大学第二学群人間学類を1986年に卒業しました。たしか、第7期か8期だったと思います。学類時代の私はプロレス研究会の会長(顧問は体育科学系の森岡理右先生)とカウンセリング研究会の代表(顧問は心理学系の松原達哉先生) …
著者
伊藤 益
出版者
筑波大学
雑誌
筑波フォーラム (ISSN:03851850)
巻号頁・発行日
no.69, pp.102-105, 2005-03

二〇〇一年九月二四日、ひとりの友を喪った。淑徳大学教授阿内正弘、享年四二.どこ(どの地)で亡くなったのか、厳密にはわからない。上越線の電車に乗ったまま亡くなり、死亡時刻も特定できないからである。死亡原因は、心臓疾患によるものとされた。だが、心臓のどの部分に病魔が生じたのか、それもまた定かではい。 ...
著者
井上 勝也
出版者
筑波大学
雑誌
筑波フォーラム (ISSN:03851850)
巻号頁・発行日
no.66, pp.88-90, 2004-03

時おり、間違えて学生のいない教室の扉を開けることがある。普段なら開けたとたん、赤青黄-"色の3原色"が目にとびこみ、ザワザワ音を背景にした女子学生の金切り声やムッとする混合臭の中に一条のギョーザの匂い、それに束になった ...
著者
後藤 邦夫
出版者
筑波大学
雑誌
筑波フォーラム (ISSN:03851850)
巻号頁・発行日
vol.60, pp.76-80, 2001-11

2000年10月18日、シドニーオリンピックメインスタジアムでは、世界123カ国から男子3015名、女子1018名合計4033名の選手が集まって、パラリンピックの開会式が繰り広げられた。日本からは151名の選手と89名の役員、総勢240名が選手団を編成し、メダルを目指して自己の限界に挑んだ。 ...
著者
岡本 智周
出版者
筑波大学
雑誌
筑波フォーラム (ISSN:03851850)
巻号頁・発行日
no.74, pp.127-129, 2006-11
著者
坂井 直樹
出版者
筑波大学
雑誌
筑波フォーラム (ISSN:03851850)
巻号頁・発行日
no.65, pp.32-35, 2003-06

2002年12月16日版の筑波大学新聞には、1ページ全面を使って農林技術センターに関する特集記事を掲載していただいた。さまざまな方からこの記事を読んだ感想がもたらされたが、これまで農林技術センターの存在自体は知っていても、 …
著者
古田 博司
出版者
筑波大学
雑誌
筑波フォーラム (ISSN:03851850)
巻号頁・発行日
no.64, pp.88-91, 2003-03

筑波大学に赴任した当時から、選択科目の東洋政治思想という講義を担当している。3年目あたりから学生が増え続けてきたが、最近では履修者がようやく200名程度で落ち着いてきた。講義棟は一学H棟の大教室を割り当ててもらっている。 …
著者
木村 達雄
出版者
筑波大学
雑誌
筑波フォーラム (ISSN:03851850)
巻号頁・発行日
vol.45, pp.104-107, 1996-11
著者
久保 徹
出版者
筑波大学
雑誌
筑波フォーラム (ISSN:03851850)
巻号頁・発行日
no.71, 2005-11

大学時代、一人の友人がいた。無器用にぎこちなく世界と向き合っていた。何事にも打算なく真っ正直に向かってゆく奴だった。まだ学生運動の燻りが残るなか、学業と活動のはざまで為すすべもなくもまれていった。文学部の学生の心情は破天荒だと信じていた私は、痛々しいほどに潔癖なその人柄に共感していた。よくそいつの下宿で酒を飲んだ。 ...
著者
右田 玲子
出版者
筑波大学
雑誌
筑波フォーラム (ISSN:03851850)
巻号頁・発行日
vol.59, pp.4-6, 2001-06

スライドを作るために竹園の写真屋に寄り、6車線の道路を前にしたベンチで、「筑波大学中央行き」のバスを待った。小春日和の太陽の暖かさが伝わり、木の葉を通りすぎる風の音が心地よい昼下がりだった。バスを待つ70代の女性に話しかけた。 …
著者
吉原 ゆかり
出版者
筑波大学
雑誌
筑波フォーラム (ISSN:03851850)
巻号頁・発行日
no.62, pp.113-115, 2002-06

今年のヨーロッパ文化論では、17世紀-18世紀の蒐集文化について講義する予定である。古典古代の彫刻や書物、トルコ原産のチューリップ、ネイティヴ・アメリカンの羽飾り、ルネサンスのハイ・アート、オカルト・グッヅ、「ジャパン」の陶磁器、 …
著者
荒木 淳吾
出版者
筑波大学
雑誌
筑波フォーラム (ISSN:03851850)
巻号頁・発行日
vol.59, pp.7-11, 2001-06

「当社を志望した理由を述べてください」このフレーズ何度見聞きしたことか。就職活動といえば、この質問(?)に必ず行き当たります。この単純な問いに対して、学生側は気に入られようとあの手、この手の策略を練り、就職へと挑みます。 …
著者
石隈 利紀
出版者
筑波大学
雑誌
筑波フォーラム (ISSN:03851850)
巻号頁・発行日
no.63, pp.59-62, 2003-11

私が筑波大学に赴任したのが1990年の9月ですから、今秋でちょうど12年になります。その間、第二学群人間学類、教育研究科(学校教育コース、カウンセリングコース)、心理学研究科、人間総合科学研究科(ヒューマンケア専攻)で、講義をしてきました。 …
著者
佐藤 美佳
出版者
筑波大学
雑誌
筑波フォーラム (ISSN:03851850)
巻号頁・発行日
no.71, pp.49-51, 2005-11

平成17年3月1日から6月1日までの3ヶ月間、私は、大学教育の国際化推進プログラム(海外先進教育研究実践支援)により、「学習アドバイザー・特殊専門教育技法の習得」を目的として、南オーストラリア大学(University of South Australia)において教育・学習システムの調査を行いました。 ...
著者
津田 和彦
出版者
筑波大学
雑誌
筑波フォーラム (ISSN:03851850)
巻号頁・発行日
no.69, pp.120-122, 2005-03

「バカ」 いきなりですが、これがあなたに向けられた言葉なら、あなたはどんな感情を発しますか? 大半の方は"不快"または"怒り"の感情を発すると思います。しかし、「今日は綺麗だよ」と言われた彼女は頬を染めながら言った。「バカ」の「バカ」はどうでしょう?
著者
松本 光弘
出版者
筑波大学
雑誌
筑波フォーラム (ISSN:03851850)
巻号頁・発行日
no.70, pp.3-5, 2005-06

平成17年2月23日水曜日3時限、大学会館ホールにおいて体育専門学群サッカー領域の先生方の計らいで定年退職前の最終講義を行う運びとなりました。私自身は昨秋9月14日の第一サッカー場のモンドターフ敷設に伴う記念フェスティバルで役目は終了と考えていました。 ...