著者
植村 八潮
出版者
Japan Pharmaceutical Library Association
雑誌
薬学図書館 (ISSN:03862062)
巻号頁・発行日
vol.50, no.2, pp.141-146, 2005

2004年に複数のメーカーから読書専用端末が相次いで市販されたことで, 図書の電子化が話題となっている。しかし, リファレンスや電子ジャーナルでの成果ほどには, 単行本の電子化は成功してはいない。一方, ウェブ, メール, ケータイ, ブログは膨大な文字情報の流通を生み出している。それは〈文字離れ〉ではなく〈文字洪水〉を意味している。図書の電子化を検討する場合, この相反する状況を分析し, その上で文化的・社会的背景を持って成立してきた図書のメディアとしての特性をみておく必要がある。そこで図書を電子化との親和性から分類し, 図書館における今後の課題と対応について検討する。
著者
佐々木 宏子
出版者
日本薬学図書館協議会
雑誌
薬学図書館 (ISSN:03862062)
巻号頁・発行日
vol.45, no.1, pp.59-69, 2000-01-31 (Released:2011-09-21)
参考文献数
12
被引用文献数
1

There are many pharmacopoeias in the world. More than ten years ago, we distributed an outline explanation on the main pharmacopoeias. Now, we have entered an era of international harmony and exchange in the pharmaceutical field. Here, we provide up date information on current pharmacopoeias.
著者
早瀬 久美
出版者
日本薬学図書館協議会
雑誌
薬学図書館 (ISSN:03862062)
巻号頁・発行日
vol.47, no.1, pp.90-92, 2002
著者
佐久間 せつ子
出版者
Japan Pharmaceutical Library Association
雑誌
薬学図書館 (ISSN:03862062)
巻号頁・発行日
vol.52, no.2, pp.124-130, 2007

医学文献情報を収録する医学中央雑誌データベースについて, その作成プロセスと, インデクシングおよび「医中誌Web」の検索で使用される「医学用語シソーラス」を中心に紹介した。

1 0 0 0 OA COUNTERについて

著者
加藤 信哉
雑誌
薬学図書館 (ISSN:03862062)
巻号頁・発行日
vol.52, no.3, pp.258-269, 2007-07-31

本稿では,はじめにCOUNTER(Counting Online Usage of NeTworked Electronic Resources)の設置の経緯と概要について簡単に説明する。続いて「雑誌およびデータベース用実施コード(リリース2)」ならびに「図書および参考図書用実施コード(リリース1)」の考え方,用語定義,利用レポートの種類について解説し,2007年5月現在の実施コードの準拠ベンダーおよび準拠ベンダー数の推移を概観する。最後に横断検索や検索エンジンによる利用統計の過剰カウントやインターフェースの利用統計への影響等の課題と監査,利用ファクター,SUSHI のような新しい動向について紹介する。
著者
難波 朝子
出版者
日本薬学図書館協議会
雑誌
薬学図書館 (ISSN:03862062)
巻号頁・発行日
vol.53, no.4, pp.309-315, 2008-10-31 (Released:2011-09-21)
参考文献数
1

図書館の委託業務について, 受託企業としての実績と経験からの意見を述べた。本稿は「受託する業者の視点」「実際に受託業務を統括するリーダー」としての2つの視点が合わさったものである。図書館の運営委託は, 地域を問わず広がっているが, 現実には, 派遣と委託の違いが明確に理解されている場合が少ないように思われる。また, 実際の受託をする際に, 委託内容・仕様詳細がわかりにくく, いざ運営業務を受託してみると, 業務範囲や業務の種類が膨大にふくらんでしまうのも事実である。(株)AGREXは民間の受託業務の知識と経験から, 組織体制づくりと, 運営に関わる人材に求められるスキルを定めて業務を遂行している。特に, 図書館の業務を深く理解して, 目標を定めて実現するためには, テクニカルスキルとマネジメントスキル, 共に高スキルの人材が求められ, ヒューマンリソースが成功の鍵となり得る。実際に運営業務を行ってみると, コストと仕様内容がうまく一致しないようにも思われる。受託業務の主たるメリットに「コスト戦略」をうたわれることも多いが, 業務を外注化される際には, コストメリットが単純な人件費から生まれる場合と, 業務の効率化・適正化を行い, 利用評価などを分析していただいた上で生まれる場合があることを理解していただきたく思っている。業者の一方的な視点かもしれないが, 多くの受託業者, あるいは運営スタッフが悩ましい問題を抱えていることもご理解いただきたい。
著者
伊藤 裕之
出版者
Japan Pharmaceutical Library Association
雑誌
薬学図書館 (ISSN:03862062)
巻号頁・発行日
vol.52, no.3, pp.270-276, 2007

COUNTER準拠の利用統計レポートをいかに効率的に収集し, その分析に多くの時間を費やすか。COUNTER登場以来の課題に取り組むため, 現在米国情報標準化機構(NISO)のイニシアティブであるSUSHI(Standardized Usage Statistics Harvesting Initiative)が新たにプロトコルの策定を進めている。本稿では, SUSHIの活動およびSUSHIプロトコルの概要を解説し, 電子情報資源管理システム(ERMS)が可能にする利用統計レポートの活用事例もあわせて紹介していく。
著者
福田 尚子
出版者
Japan Pharmaceutical Library Association
雑誌
薬学図書館 (ISSN:03862062)
巻号頁・発行日
vol.6, no.1, pp.15-17, 1961

現在, 図書館のある第四号館は, 鉄筋コンクリート造りのY字形三階建の建物で, 上一階は講義室, 1, 小講義 室2, 書庫等, 二階は講義室 3, 三階が閲覧室, 事務室, 書庫となっている。図書館への出入は建物正面にある地上から直接三階に達する, 巾3.5mの階段で行われる。(非常階段は事務室横の正面階段の反対側にある。)<BR>階段を上ると向って右手は, 一般教養科目担当の教授用研究室4と書庫, 左手は閲覧室, 突当りが事務室, 書庫等で, 真中が目録室兼, 休憩室で, 中央に建物と同じくカードケースがY字型におかれ, その後に読モに疲れた者のために, ベンチが用意されている。又各室の外側は, バルコニーとなっている。
著者
小野寺 夏生
出版者
日本薬学図書館協議会
雑誌
薬学図書館 (ISSN:03862062)
巻号頁・発行日
vol.52, no.3, pp.288-295, 2007-07-31 (Released:2011-09-21)
参考文献数
20
被引用文献数
1

電子ジャーナルのオンライン閲読データに基づき, 論文および雑誌の利用分析を行った最近の海外研究を紹介した。興味ある研究テーマには, 論文または雑誌の閲読数と被引用数の相関, 閲読のオブソレッセンス特性とその引用オブソレッセンスとの比較, 引用と閲読が相互に影響し合う効果, オープンアクセス論文と非オープンアクセス論文の引用度の比較, 等に関するものがある。閲読データと引用データは別の面の利用特性を示すことを論じた。

1 0 0 0 OA 研究と情報

著者
喜谷 喜徳
出版者
日本薬学図書館協議会
雑誌
薬学図書館 (ISSN:03862062)
巻号頁・発行日
vol.21, no.1, pp.57-59, 1976-06-20 (Released:2011-09-21)
著者
丹羽 朋子
出版者
日本薬学図書館協議会
雑誌
薬学図書館 (ISSN:03862062)
巻号頁・発行日
vol.38, no.3, pp.196-200, 1993-07-31 (Released:2011-09-21)
参考文献数
21
著者
岩淵 泰郎
出版者
日本薬学図書館協議会
雑誌
薬学図書館 (ISSN:03862062)
巻号頁・発行日
vol.21, no.1, pp.23-29, 1976-06-20 (Released:2011-09-21)
著者
岩渕 泰郎
出版者
日本薬学図書館協議会
雑誌
薬学図書館 (ISSN:03862062)
巻号頁・発行日
vol.20, no.3-4, pp.150-159, 1976-03-30 (Released:2011-12-05)
著者
設楽 真理子
出版者
日本薬学図書館協議会
雑誌
薬学図書館 (ISSN:03862062)
巻号頁・発行日
vol.49, no.2, pp.110-119, 2004
被引用文献数
1