著者
玉田 芳史 相沢 伸広 上田 知亮 河原 祐馬 木村 幹 鈴木 絢女 滝田 豪 中西 嘉宏 日下 渉
出版者
京都大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2020-04-01

SDGs(Sustainable Development Goals/持続可能な開発目標)が世界を席巻している。SDGsが掲げる目標は首肯できるものばかりである。しかし、SDGsの目標群を冷静に眺めると、開発にとって重要な目標の欠落が分かる。その1つが政治の民主化である。途上国の非民主的な指導者が、国際社会に向かって、SDGs推進を謳う例が少なくない。SDGsを錦の御旗とすれば、民主化への外圧を和らげることができるからではないのか。SDGsは権威主義体制の温存に寄与するという副作用があるのではないか。本研究はこの問いに実証的に答えようとする。

言及状況

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SDGsをこういう視点で扱うのは少ないような気がする 「途上国の非民主的な指導者が、国際社会に向かって、SDGs推進を謳う例が少なくない。SDGsは権威主義体制の温存に寄与するという副作用があるのではないか。」 SDGsと持続可能な開発独裁:アジア地域研究からの警鐘 https://t.co/bcVYOCTKxQ

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