著者
青山 薫 鈴木 賢 日下 渉 北村 由美 伊賀 司 石田 仁 小田 なら 林 貞和
出版者
神戸大学
雑誌
挑戦的研究(開拓)
巻号頁・発行日
2023-06-30

性的マイノリティの存在を認め、すべての人の人権を擁護するために定着した「性の多様性」。だが、この概念は英語由来のジェンダー二元論を超えてはいない。二元論ではその存在が十分に説明できない人たちがアジアを始めさまざまな文化で確認されてきており、現在の概念系は、この人たちを承認し、人権としての「性の多様性」とその侵害を正確に把握することができないでいる。そこで本研究は、アジア9ケ国でいわゆる「非典型的な性」の歴史を調べ、現在生きている当事者に聞き取りをして、《性の多様性》とは何かを改めて明らかにする。そして、こちらの《多様性》に基づいて、現行のジェンダー概念を超える性の概念を構想する端緒をつける。

言及状況

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英語由来のジェンダー二元論を超えてはいない。」 もっとも、『東南アジアと「LGBT」の政治』(明石書店)も英語版を創っているわけで、国外に届けるための有力な選択肢が英語版である限りは、英語に落とし込むために、ブラッシュアップされるので、多様性を残すのは難しい。 https://t.co/3lvGBHrWsX
帰国された青山先生が、「アジアにおける《多様な性》――英語ジェンダー二元論を超える試み」というセクシー科研のスピンオフプロジェクトが始められたそう。 「性的マイノリティの存在を認め、すべての人の人権を擁護するために定着した「性の多様性」。だが、この概念は https://t.co/3lvGBHrWsX

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