著者
高林 秀雄
出版者
京都学園大学
雑誌
京都学園法学 (ISSN:09164715)
巻号頁・発行日
vol.7, pp.209-230, 1992-02-25
著者
高林 秀雄
出版者
京都学園大学
雑誌
京都学園法学 (ISSN:09164715)
巻号頁・発行日
vol.20, pp.33-88, 1996-07-25
著者
高林 秀雄
出版者
京都学園大学
雑誌
京都学園法学 (ISSN:09164715)
巻号頁・発行日
vol.9, pp.161-195, 1992-11-25
著者
黒木 雅子
出版者
京都学園大学
雑誌
挑戦的萌芽研究
巻号頁・発行日
2012-04-01

平成24年、日本の複合マイノリティである在日韓国・朝鮮人女性との出会いを通して、キリスト教会での活動や問題などインフォーマルな情報収集を行い、ジェンダー、エスニシティ、キリスト教というカテゴリーだけでは括れない経験の多様性を確認した。平成25年3月に「エスニシティ・ジェンダー・キリスト教と宗教」研究会をたちあげ、研究者による研究と社会変革のための実践の両者を視野に入れ、11回の発表を行った。その結果、新たな問題として経済格差があげられる。これら研究成果の一部は、京都学園大学出版助成を得て平成27年12月に出版予定。また研究会ではミクロネシアとアメリカから日系人研究者を招いて講演を行なった。
著者
松原 守
出版者
京都学園大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2012-04-01

蛋白質のミリスチル化は重要な蛋白質脂質修飾の一つであり、がん遺伝子産物、シグナル伝達系の蛋白質に多く見られる。これまでミリスチル化は主に蛋白質と細胞膜との結合に重要であることが知られているが、蛋白質間相互作用における役割についてはほとんど解明されていなかった。本研究ではミリスチル化の蛋白質間相互作用の役割を明らかにするために、NAP-22とミリスチル化依存的に結合する蛋白質の解析を行った。その結果、ミリスチル化NAP-22のみに結合する蛋白質が見つかった。特にHMGB1という核内蛋白質は、細胞の種類に応じて細胞質や核でNAP-22とミリスチル化依存的に結合することが示唆された。
著者
有馬 淑子 畑谷 麻子(三浦 麻子) 行廣 隆次
出版者
京都学園大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2001

本研究の研究組織は、京都学園大学では新しくネットワークゲームを開発して実験研究にあたり、大阪大学では既存のネットワークゲームを使用した応用研究を分担するものとして構成された。実験研究の主な目的は、仮想世界の中で相互作用を行わせるネットワークRPGの特質を生かして、新しい共有表象の形成過程を検討することであった。平成13年度はネットワークの構築と予備実験が実施された。平成14年度は本実験を行い、情報分配の初期条件とその共有過程が課題表象の形成に及ぼす影響を検討した。実験の結果、情報が早く伝達されるほど正解の認知を促進させるものの、集団の課題解決には結びつかないことが示された。また、2人条件と3人条件の集団過程には差異があり、3人条件の方が集団としての同調行動が発生しやすい傾向が見いだされた。他に、敬語や絵文字の使用傾向は集団内で同期しやすい、私的自己意識が高いほど操作しているキャラクターの外観に合わせた役割行動を取りやすい、などの結果が示された。さらに、各発話に対人関係・課題関連・場依存の3軸で重み付けを行う会話分析方法が開発して、対人認知との関連性が検討された。実験研究の成果としては、情報の共有だけでなく、場を共有しようとする集団過程が課題表象の共有に必要であることが示された。この結果は、社会的共有認知には、視覚的世界と言語的情報の双方が必要であることを示唆している。参与観察研究の結果、現実場面での社会的スキルは低いと認知していても、RPGゲーム場面では積極的に参加できた被験者が存在し、積極的に参加した被験者の自己評価は上がることが示された。この結果は、ネットワークRPGが社会的スキルトレーニングとして応用的な価値があることを示唆するものである。
著者
古木 圭子
出版者
京都学園大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2002

平成14〜16年度にわたり、主にニューヨークとロサンゼルス、およびミネソタ州ミネアポリスにおけるアジア系アメリカ演劇集団の調査を行い、合衆国におけるアジア系アメリカ演劇の受容と今後の発展性について考察を試みた。それぞれの地域において、アジア系アメリカ演劇集団は一定のコミュニティを築き、アジア系アメリカ文化を流布する芸術媒体として注目されている。しかし、地域コミュニティとの連携性にも関わらず、観客の多くはアジア系であり、非アジア系の観客が極めて少ない。また、今後もアジア系以外の観客に、アジア系演劇が広く受容される可能性が薄いこと、ブロードウェイを含むメジャーなアメリカ演劇界でのアジア系アメリカ演劇作品の上演はきわめて困難な状態にあることが、実際の劇場調査と演劇関係者との対談から明らかになった。ニューヨークやロサンゼルス、サンフランシスコを主な拠点とする西海岸では、アジア系アメリカ演劇は、アジア系のコミュニティによってサポートされているが、その恵まれた状況が、逆説的に、これらの集団がアジア系コミュニティの外に出ることを阻んでいると言える。しかし、アジア系の層が比較的薄いミネアポリスのTheater Muは、その幅広い活動によって、アジア系コミュニティの外側と交流を持つことに少なからず成功しているようである。新たな課題は、日系アメリカ演劇と日本国内の劇団および演劇関係者との交流を基盤としたアメリカ演劇の拡大である。ここ数年、日本国内ではWakako Yamauchi、Philip Kan Gotanda、Rick Shiomiを初めとする日系アメリカ/カナダ人劇作家の作品が次々と上演され、彼らの講演を中心とした意欲的なシンポジウムも東京、大阪で開催され、日本国内におけるアジア系(日系)アメリカ演劇の発展の可能性をうかがわせた。今後この分野における研究を進める予定である。
著者
植木 行宣 宮田 登 神野 善治 大島 暁雄 樋口 昭 福原 敏男 植木 行宣
出版者
京都学園大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
1997

本年度は3年計画の最終年度にあたり、昨年度実施した20道県の山車祭りを中心とする都市祭礼の実態調査の報告をデータベース化した。報告はA4サイズの用紙で2000枚を越える膨大な量に及びこれらを整理し、各研究分担者ならびに一般の研究者が共有化できるようにデータベース化し、これを報告書に収録した。あわせて分担者による共同実地調査を富山県城端町で実施するとともに、各分担者が秋田県、宮城県、福島県、茨城県、千葉県等で現地調査を実施した。平成11年5月には、共同調査を行った富山県城端町であわせて分担者会議、協力者会議を開き今年度の研究計画の方針、報告書のとりまとめについて検討した。また、前年度の実態調査報告書は副本を2部作成し、研究代表者の宮田と、文化庁、植木の3者に分けて保管し、利用の便をはかることとした。各分担者は、各研究協力者から提出された報告をもとに遂次現地調査実施し、都市祭礼の態様、山車等の実体についてデータの蓄積をすすめ、あわせて協力者に各地の事例についてまとめてもらい、分担者のまとめとあわせて後日印刷公開する予定である。本研究の成果としては、最終的にデータベースをCD-Rの形で作成し、各分担者、協力者等に配布した。また、最終年度にあたり、報告書を作成した。
著者
小野里 光広
出版者
京都学園大学
雑誌
京都学園法学 (ISSN:09164715)
巻号頁・発行日
vol.59, pp.1-17, 2009-10-20