著者
佐藤 博信
出版者
千葉大学文学部
雑誌
千葉大学人文研究 = The journal of humanities (ISSN:03862097)
巻号頁・発行日
no.45, pp.21-68, 2016

本稿は、第一章については興風談所勉強会での発表(二〇一五年六月二日)、第二章については千葉歴史学会中世史部会での発表(二〇一五年六月二十八日)を踏まえて纏めたものである。
著者
菅野 憲司
出版者
千葉大学文学部
雑誌
千葉大学人文研究 (ISSN:03862097)
巻号頁・発行日
no.39, pp.139-149, 2010

千葉大学「人文研究」第39号第39号p.144について訂正(第40号に記載)(誤)小川さんが名古屋大学で助手をされていた時期に益川さんが大学院生で、「益川君にはよく指導しましたよ、…、→ (正)小川さんが、名古屋大学の博士(後期)課程1年の時、学部生だった益川氏らのクラスの英語のQuantum Mechanics(量子力学)の輪講セミナーで、Tutorを務めたり、数理物理だったかの演習で問題を出したりしたこともあったそうで、「益川君などは良く出来たから、何も指導しなくて良い、印象的な学生でした、
著者
柴 佳世乃 戸波 智子
出版者
千葉大学文学部
雑誌
千葉大学人文研究 (ISSN:03862097)
巻号頁・発行日
no.38, pp.17-53, 2009

千葉大学人文研究 第38号
著者
久保 勇
出版者
千葉大学文学部
雑誌
千葉大学人文研究 = The Journal of humanities (ISSN:03862097)
巻号頁・発行日
no.44, pp.111-141, 2015

本稿は「軍記・語り物研究会」第四〇〇回例会(二〇一四年一月二六日、於・早稲田大学)での研究発表「明治期における《平家》の盛衰―「啓蒙」あるいは「伝統」という視点から―」をもとに、その後の検討を加えてまとめたものです。研究会席上、さまざまなご指摘をいただいた各位に感謝いたします。なお、本研究はJSPS科研費25370208の助成を受けたものです。
著者
和泉 ちえ イズミ チエ IZUMI Chiye
出版者
千葉大学文学部
雑誌
千葉大学人文研究 (ISSN:03862097)
巻号頁・発行日
no.35, pp.1-17, 2006

善良なる愛国者メレトスがソクラテスを告訴するに際して提出した宣誓口述書の内容、即ち「ソクラテスは犯罪人である。青年を腐敗させ、国家の認める神々を認めずに、別の新しいダイモーンの類を祭るがゆえに」という告訴理由の主要論拠は、「ソクラテスは天空や地下のことを探求している」というアテナイ市民一般の認識であった。しかし「天空や地下の事象に関する探求」が如何なる意味において不敬罪に該当するのか、その論拠は明瞭ではない。メレトスをはじめとする多数のアテナイ市民は時の権力が煽り立てる独善的愛国主義に踊らされ、無教養に起因する判断停止に流されながら不敬罪訴訟を乱発する多数派の潮流に喜々として便乗し、取り返しのつかない愚かな判決投票を重ねていた。
著者
兼岡 理恵 カネオカ リエ KANEOKA Rie
出版者
千葉大学文学部
雑誌
千葉大学人文研究 (ISSN:03862097)
巻号頁・発行日
no.41, pp.177-203, 2012

千葉大学「人文研究」第41号
著者
見城 悌治 ケンジョウ テイジ teiji KENJO
出版者
千葉大学文学部
雑誌
千葉大学人文研究 (ISSN:03862097)
巻号頁・発行日
no.35, pp.65-91, 2006

筆者は、これまで、近世末期を生きた二宮尊徳の思想が、近代社会にどのように継受・変容されたのかについて、近代を生きた尊徳門人の言説の検討などを通じ、「近代報徳思想」と称すべき近代日本適合的な思想を生成していったことを明らかにしてきた。また、「近代報徳思想」は、日本が植民地を有する帝国へと発展していくに伴い、植民地への適応も模索されてくる。これらについては未開拓な研究領域であり、不明な点も多いが、朝鮮と「満州国」における展開の概略についてこれまで筆者はまとめてきた。すなわち、北海道開拓などを一つの雛形にしつつ、一九三〇年代から、朝鮮や「満州国」への普及が企図されてくるのだが、朝鮮については、一九四三年四月、小磯国昭朝鮮総督の依頼で、佐々井が朝鮮に赴き、その思想と方法を普及しようとしたこと、「満州」については、「満州国建国十周年」を迎えた一九四二年以降、満州国協和会などの依頼で、佐々井らが現地で数度にわたる講演などを行ない、「国家建設」の内実を固めるための一つの方途と期待されたことなどの事実を見てきた。本稿は、それに続く論考として、「大東亜共栄圏」が構築される過程で、報徳に関わっていた人々が、「大東亜共栄圏」に対し、自分たちがどのような役割を果たすべきと認識していたのか、また「大東亜共栄圏」域に住まう諸民族に対し、どのような眼差しを向けていたのか、について整理することを目的とする。
著者
三宅 明正
出版者
千葉大学文学部
雑誌
千葉大学人文研究 (ISSN:03862097)
巻号頁・発行日
no.41, pp.1-13, 2012

千葉大学「人文研究」第41号
著者
佐藤 博信
出版者
千葉大学文学部
雑誌
千葉大学人文研究 (ISSN:03862097)
巻号頁・発行日
no.40, pp.123-144, 2011

千葉大学「人文研究」第40号