著者
サイエンスウィンドウ編集部
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
サイエンスウィンドウ (ISSN:18817807)
巻号頁・発行日
vol.5, no.6, pp.1-36, 2012-02-01 (Released:2019-03-07)

目次 【特集】 震災1年 出会いと再生へ p.06 日本社会は科学技術とどう向き合うか p.08 科学の不確かさとリスクの考え方 p.10 “ 伝える” から“ つなげる” へ p.12 あらためて「科学」って?「コミュニケーション」って? 何だろう p.13 被災地に見えた輝き「 教育の本質」ではないの? p.14 地震・津波の防災教育から何を学ぶ? p.15 今こそ科学で笑わせたい! p.16 これからの科学コミュニケーション 【TOPICS】 p.25 子どもの俳句、連句でつなげる被災地と世界 【連載】 p.02 似姿違質:ウミガラス VS アデリーペンギン p.18 人と大地:ブータン/ジョモラリ地方 p.20 いにしえの心:春一番 p.21 タイムワープ夢飛翔:火星探査/生命の仲間を求めて p.22 動物たちのないしょの話:ブラジルバク(甲府市遊亀公園附属動物園) p.24 ふるさと食の楽校:豆しとぎ(青森県十和田市) p.26 震災検証:放射性物質の影響は――海産生物は安全か p.28 かがくを伝える舞台裏:【童心社】編集部を訪ねて p.29 サイエンスのお仕事図鑑:古い洋服をエネルギーに変えるベンチャー起業家 p.30 イチから伝授実験法:石を割ると葉の化石が出てくる! p.32 発見!暮らしのなかの科学:科学的な省エネで節電暖房術 p.34 せんせいクラブ p.36 人と大地:解説
著者
サイエンスウィンドウ編集部
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
サイエンスウィンドウ (ISSN:18817807)
巻号頁・発行日
vol.11, no.2, pp.1-40, 2017 (Released:2018-06-21)

サイエンスウィンドウ2017夏号の冊子体一式(PDF版)およびHTML版は下記のURLで閲覧できます。 https://sciencewindow.jst.go.jp/backnumbers/detail/89 目次 【特集】 海からの贈りもの p.06 海は、想像できないようなたくさんの奇跡が起こるところ(鍵井靖章 水中写真家) p.08 美しい海藻が教えてくれる海の力(野田三千代 海藻おしば協会) p.12 地球環境の変化をおだやかにする海の働き(村田昌彦 海洋研究開発機構 地球環境観測研究開発センター) p.16 海と生きるための新たなテクノロジー p.18 海に眠る「燃える氷」メタンハイドレート(松本良 明治大学ガスハイドレート研究所) p.22 生命は海からの贈りもの(高井研 海洋研究開発機構 深海・地殻内生物圏研究分野) 【連載】 p.02 かくれてるカモ?:ハナタツ p.26 空からジオ:山陰海岸ジオパーク/京都府、兵庫県、鳥取県 p.28 動物たちのないしょの話:クラゲ(新江ノ島水族館) p.30 タイムワープ夢飛翔:軍事研究/大物科学者も手を染めた p.32 自然観察法のイロハのイ:磯の豊かな生き物に触れてみよう p.34 科学写真の言霊:朝永振一郎の言葉より p.36 発見!くらしの中の科学:ミシンの縫う仕組みを知りたい! p.38 読者の広場:サイエンスウィンドウカフェ p.40 空からジオ:解説
著者
手嶋 毅
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.36, no.1, pp.19-28, 1993

最近,「マルチメディア」という言葉が,様々な局面で登場するようになった。それは,日本企業と海外の企業との共同開発,業務提携,出資,また企業内組織として「マルチメディア」対応の部署ができたなどのニュースであったりする。ニューメディア関係では,ある「メディア」がマスコミに登場する頻度が高くなると,そのメディアは成功しないというジンクスがある。果たして「マルチメディア」も同様であろうか。事実,具体的な応用イメージが掴めないという声も聞く。将来への期待と不透明感が人々の混乱のもとになっているのかもしれない。ここでは,「マルチメディア」の現状を第一回目で概観し,第二回目に,その応用事例を述べるとともに,課題を見つめ,将来を展望していくことにしたい。進展しつつある「マルチメディア」の把握に役立てば幸いである。
著者
福江 康弘
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.33, no.6, pp.489-505, 1990 (Released:2012-03-23)

日刊スポーツ新聞社が開発し, 運用している「日刊スポーツリアルタイム野球データベース」の概要, 特徴, 運用例について述ベる。本システムは, プロ野球の数値情報をゲームの進行と同時に入力し, ジャスト・イン・タイムでデータ更新を行うリアルタイムのデータベースである。新聞製作の支援ツールという基本を保ち, かつ商用化にも力を注いでおり, 放送メディアへの提供および, NTTのダイヤルQ2を通じての一般ユーザへの提供も行っている。
著者
サイエンスウィンドウ編集部
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
サイエンスウィンドウ (ISSN:18817807)
巻号頁・発行日
vol.15, no.2, pp.1, 2021 (Released:2021-10-12)

Science Windowは、科学技術の魅力を紹介する電子雑誌です。大人も子どもも楽しんでいただけます。 より良い未来社会の実現を目指して、科学技術と社会の関係について語り合えるきっかけを提供していきます。 特集「科学技術・イノベーション白書は未来への扉」 今、求められる総合知とは《佐倉統さんインタビュー》 白書は未来への扉~「総合知」で「一人ひとりの多様な幸せ」を実現~ Society5.0 の実現を支えるIoT とは?《原祐子さんインタビュー》 新技術で脱炭素社会をもたらす《磯貝明さん、織田晃さんインタビュー》 自主性があってこそチャンスはつかめる《橋本恵さんインタビュー》 Well-being のための価値共創とは《西中美和さんインタビュー》
著者
今浦 陽恵
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.57, no.12, pp.924-927, 2015-03-01 (Released:2015-03-01)
被引用文献数
1
著者
細萱 敦
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.36, no.8, pp.683-690, 1993

日本語で「漫画」というと,政治や社会を風刺するポンチ絵のようなものから劇画までその表わすところは多様であり,その出版部数は諸外国に例を見ないほど他のジャンルを圧倒している。また,そのうちの多くの作品が,テレビや映画でアニメーション化されたり,実写ドラマ化されている。これらの作品の特質,主題,読者や他の作家への影響を研究する場合,作品を映像的に分析することは有効な1方法といえる。川崎市民ミュージアムの漫画部門は,元々漫画の美術館としてのみ発想されたものではあるが,こうした漫画に関する研究を行っていくには,美術館の機能に加え,画像データベースシステムなどを備えた図書館的機能が必要となっている。
著者
安岡 孝一
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.48, no.8, pp.487-495, 2005

日本の漢字情報処理における難題のひとつに,異体字処理の問題がある。当用漢字表およびそれに続く常用漢字表が,固有名詞を埒(らち)外としてしまった結果,人名における漢字と,地名における漢字が,それぞれ異なる字体を持つに至った,という現実が,この問題をさらに複雑なものとしている。この問題を解決するには,Unicodeのような「漢字統合」を主眼とする文字コードでは力不足であり,むしろ日本国内向けに特化された文字コードが望ましい。本稿で紹介するAdobe-Japan1-6は,Adobe Systems社が日本向けに開発した文字コードだが,日本市場でのニーズ,特に異体字処理を,非常に強く意識した文字コードとなっている。
著者
大木 洵人
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.57, no.4, pp.234-242, 2014-07-01 (Released:2014-07-01)
参考文献数
4
被引用文献数
1 2

本稿では,情報技術を駆使した聴覚障がい者向けサービスを紹介する。日本の聴覚障がい者が直面している社会課題を取り上げ,その解決に情報技術がどのように役立つのかを著者が代表を務めるシュアールグループの事例を中心に説明する。(1)聴覚障がい者や手話に対する理解の低さ,(2)聴覚障がい者と聴者における機会提供の格差,(3)聴覚障がい者に向けたサービスの限界などの社会的背景から,(1)手話通訳者の不足,(2)手話から引く辞典の欠如,(3)手話による娯楽の不足といった社会的課題に直面している。これらの課題を解決するために,シュアールでは,(1)遠隔手話通訳,(2)手話キーボード,(3)手話ガイドアプリ,(4)手話ポッドキャストの4つのサービスを提供している。これらすべてのサービスは近年の情報技術の発展がなければ生まれなかったものであり,まさに情報技術が社会課題の解決に寄与する実例である。
著者
和田 光俊 久保田 壮一 尾身 朝子
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.49, no.2, pp.63-68, 2006 (Released:2006-05-01)
参考文献数
5
被引用文献数
3 4

JSTが提供している科学技術情報発信・流通総合システム(J-STAGE)は,日本の学協会が発行する学術論文誌等を公開するための電子ジャーナルサイトである。2006年2月末現在,269誌のジャーナルと90種の予稿集が公開され,登載論文数は約17.6万件である。総ページアクセス数は月間100万件を超え,毎月30万件以上の論文がダウンロードされている。J-STAGEへのアクセスの約7割は海外からであり,国別では120か国に及んでいる。また,論文へのアクセスの約6割は他サイトからのリンク経由であり,そのほとんどはPubMed等の文献データベースから論文本文へのリンクによるものである。過去に発行された論文へのニーズも高く,2005年度からは,主要なジャーナルを創刊号にまで遡(さかのぼ)って電子化して公開する電子アーカイブ事業が開始されている。
著者
サイエンスウィンドウ編集部
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
サイエンスウィンドウ (ISSN:18817807)
巻号頁・発行日
vol.10, no.2, pp.1-40, 2016-07-01 (Released:2018-07-11)

サイエンスウィンドウ2016夏号の冊子体一式(PDF版)およびHTML版は下記のURLで閲覧できます。 https://sciencewindow.jst.go.jp/backnumbers/detail/85 目次 【特集】 すべての人にスポーツを p.06 「できなかった」ができると感じること その積み重ねは、生きる自信につながる(大日方邦子 チェアスキーヤー) p.08 運動神経は鍛えられる!(小林寛道 東京大学) p.14 技術で広がる新しいスポーツ 超人スポーツの世界(南澤孝太 超人スポーツ協会) p.18 自由に動く喜びをすべての人に届けたい(中村俊郎 中村ブレイス株式会社) 【TOPICS】 p.22 夏季オリンピック・パラリンピック素朴な疑問Q&A p. 24 世界に先駆けて示す新しい都市の姿 大会後も魅力的なまちを目指す「選手村」整備 【連載】 p.02 共に生きる:コナラ、ベニタケ、ギンリョウソウ p.26 空からジオ:室戸ユネスコ世界ジオパーク/高知県 p.28 動物たちのないしょの話:シャチ(鴨川シーワールド) p.30 タイムワープ夢飛翔:確率論/サイコロ遊びから発展 p.32 自然観察法のイロハのイ:夜空に天の川を探そう p.34 文学と味わう科学写真:宮沢賢治「インドラの網」より p.36 発見!くらしの中の科学:涼しく感じる衣服の仕組みは? p.38 読者の広場:サイエンスウィンドウ カフェ p.40 空からジオ:解説
著者
牟田 昌平 小林 昭夫
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.45, no.7, pp.477-483, 2002 (Released:2002-10-01)
参考文献数
6
被引用文献数
1

アジア歴史資料センターは,2001年11月30日,独立行政法人国立公文書館の組織として開設された。アジア近隣諸国との相互理解促進のために,政府が所蔵する戦前の公文書から,アジア諸国との関係資料をインターネットで「いつでも」「どこでも」「だれもが」「無料」で検索し画像データとして利用できる本格的なデジタルアーカイブである。閣議決定から開設まで2年間,最新の技術動向を踏まえながらも,できるかぎり既存の確立した技術を応用し,手書き文書も含めた文字情報の内容検索と閲覧,印刷,画像データダウンロードに機能を集中した情報提供システムである。本論では,センターの情報提供システムの特長と言える最新の画像圧縮技術を導入した画像提供システム,歴史用語と英語に対応する専門辞書,検索情報を充実させるための原文情報や英文検索対応の目録システムを中心に紹介する。