著者
青山 紘一
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.46, no.3, pp.155-163, 2003 (Released:2003-06-01)

研究開発や企業活動の推進には,知的財産制度の有効な活用が不可欠である。知的財産制度は,特許制度,著作権制度をはじめとして,多数の法制度からなり,しかも,それぞれ異なる法制度設計のもとに構成されており,それぞれの制度を適切に使い分けてその活用を図ることが重要である。そこで,本連載では,研究開発や企業活動の推進に資するために,知的財産に関する法制度の現状と利用の実態,今後の課題等について,各制度の体系,現状と活用状況等について,分析し,報告することとし,第1回目として,知的財産法制度の中核である特許法制度の現状と課題について報告する。
著者
小谷 允志
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.48, no.9, pp.602-609, 2005 (Released:2005-12-01)

内閣府「公文書等の適切な管理,保存及び利用に関する懇談会」を契機に,アーカイブズに関する関心が高まっている。それに伴い,各省庁から国立公文書館への移管がうまくいかないなど日本の公文書館制度の問題点もクローズアップされている。基本的な問題は現用文書と非現用文書管理の管轄が違い,上流から下流まで一貫した考え方でライフサイクル管理が行われていないことが挙げられる。また現用・非現用ともにレコードマネジャー,アーキビストという専門職体制が確立していないことが問題である。質の高いアーカイブズは適切な現用文書の管理に懸かっている。これらの点は地方自治体,民間企業にも共通する課題である。
著者
今野 穂
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.49, no.6, pp.334-342, 2006 (Released:2006-09-01)
参考文献数
6

札幌医科大学総合情報センターは2006年4月,附属図書館と附属情報センターの統廃合により新設された組織である。当センターは北海道立の機関の使命として学内所属員はもとより,北海道内に在住する地域医療従事者の学術コミュニケーション活動を支援することを目的としている。目的達成のために当センターが取り組む事業は,医学医療情報発信のための学内ネットワークなどのインフラ整備や学術コンテンツシステムの整備をはじめさまざまなものがあるが,学術コミュニケーションの推進の点において特に旧附属図書館が実施してきた文献情報提供支援を重要な事業として位置付けている。本稿では当センターが実施する文献情報提供による地域医療従事者サービスについて学術ポータルシステムPIRKAの概要を交え,報告するとともに,今後の文献情報提供支援の推進において当センターが取り組むべき課題について述べることとする。
著者
藤野 真人 篠崎 和夫 名取 幸和 太田口 和久
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.50, no.5, pp.266-279, 2007 (Released:2007-08-01)
参考文献数
15

博士課程前後期学生・研究者・研究者を必要とする企業を主に対象として,科学技術求人情報・学術文献情報を中心に据えた参加型のWebコミュニティシステムを開発した。実装したシステム「UCEE研究者データベース」は,研究者登録情報・研究者向け求人情報・文献情報を三つの基本情報としてとらえ,これらを有機的に組み合わせることで,ユーザーに対して効果的な情報提示を行う仕組みを開発することができた。また本システムの開発を通して,多言語に対応した,学術専門情報を取り扱うための汎用的なフレームワークを構築することができた。
著者
丸山 高政
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.49, no.7, pp.359-370, 2006 (Released:2006-10-01)
参考文献数
8
被引用文献数
1 2

統一的な特許分類体系を採用することを目的として,1968年に国際特許分類の第1版が発効した。しかしながら,第7版までの国際特許分類はこの目的を十分に達成したとは言えなかった。2006年1月に発効したIPC第8版は,過去の反省を踏まえて大改革された。この改革は当初の目的は変えるものではないが,その目標を達成するための方針を大幅に変更するものであった。本稿では,新しいIPCが,どのように当初の目的を達成しようとしているのかを,それまでのIPCと比較することによって概観する。
著者
孫 成權:著 内田 尚子:訳
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.44, no.10, pp.701-701, 2002 (Released:2002-01-01)

中国国家革新システムは科学,教育および持続的な開発を通して中国を活性化し,かつ中国における経済社会的発展の速度を高めるために中国政府が下した重要な国家の戦略である。同システムは知識革新と技術革新に関与する機関で構成されるネットワーキングシステムである。この中にあって1998年,中国政府は中国科学院による知識革新計画パイロットプロジェクトの開始を承認した。本稿では,中国科学院が国家革新システムにおいて与えられている歴史的任務,同プロジェクトに関する全体計画を述べる。次にプロジェクトの初期段階,実行段階について述べる。初期の段階ではかってない規模での中国科学院傘下の研究所の配置の再調整,統合がなされ,これまで37あった研究所が17の研究所に再編成された。また39の研究所が独立法人として同プロジェクトの機構に入ることが承認された。実行段階では次の項目についてそれぞれの目標を設定した。科学技術革新,人材育成,国の内外での人材交流,技術移転の促進,革新的文化の発展および科学技術基盤構造の構築。
著者
越塚 登
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.49, no.8, pp.417-424, 2006 (Released:2006-11-01)
参考文献数
5
被引用文献数
1

ユビキタスコンピューティングは,「いつでもどこでも」情報通信の機能を利用して,現実世界の状況を自動認識し,高度な情報処理に資するという,近年の新しい情報通信技術のトレンドである。一方,デジタルミュージアムとは,10年前より東京大学でわれわれが進めている,博物館や美術館のあらゆる活動にデジタル技術を活用する研究分野である。本稿では,ユビキタスコンピューティングとデジタルミュージアムの研究活動の概要を説明し,両者の成果を統合した,ユビキタスミュージアムの取り組みについて紹介する。

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出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.44, no.6, pp.444-444, 2001 (Released:2001-09-01)
参考文献数
3