著者
福村 愛美
出版者
大分県立芸術文化短期大学
雑誌
大分県立芸術文化短期大学研究紀要 (ISSN:13466437)
巻号頁・発行日
vol.34, pp.241-249, 1996-12-31

高校生が制服についてどの様な意識を持っているか、また制服と、家庭科及び被服実習、家庭科男女共修との関連性を調査をもとに分析した結果、次の様なことが明らかになった。1、学校を制服で選ぶかどうかという質問に対して高校1年生と2年生では、1年生のほうが学校を制服で左右されないと考えている。2、好きな制服のデザインでは、1年生男子は詰め襟の学生服を大半が支持しているが、2年生になるとブレザータイプの制服と半々に意見がわかれる。女子は全体的に差はなくセーラー服を好んでいる。3、制服の持っている枚数は、冬用を1枚、夏用を2枚持っている組み合わせが1番多い。4、音楽専攻の生徒が、スカートの長さや靴下の流行に最も敏感である。5、被服制作の完成時に充実感を感じない者ほど、制服の良くないところとして、温度調節がしにくいという理由を挙げている。6、家庭科男女共修に価値があると思う者ほど、学校を制服で選ばないと考えている。7、家庭科を男子も学ぶべきであると余り考えない者の方が、セーラー服をより好んでいる。8、制服のイメージは多面性を持っていると考えられる。終わりに、集計作業にご協力いただいた大分県立芸術文化短期大学の田仲謙司さん及び学生や副手の方々に深く感謝申し上げます。
著者
久保田 慶一
出版者
大分県立芸術文化短期大学
雑誌
研究紀要 (ISSN:02869756)
巻号頁・発行日
vol.24, pp.37-46, 1986-12-01

Seit Jens Peters Larsen (1963) eine Frage nach der Autoritat des musiktheoretischen Begriffs "Sonatenform" im uberlieferten Sinne von Adolf Bernhard Marx vorgelegt hatte, sind bisher viele Forschungen sich damit beschaftigt, die wahre Wirklichkeit der Sonatenform zu erklaren. Im vorliegenden Aufsatz ist vor allem versucht, die Sonatenform zuerst als Begriff der traditionellen Theorie, denen meisten von dem theoretischen Denken Marx's herkommen, dann im Zusammenhang mit den theoretischen Darstellungen des 18. Janrhunderts, besonders von Heinrich Christoph Koch, zu analysieren, und schlieβlich einige Entwichlungsstufen der Sonatenformen, die sich in "Courante" aus den "Franzosischen Suiten" von Johann Sebastian Bach (BWV816), und Sona tensatzen von Carl Philipp Emanuel Bach (Wq48) und Wolfgang Amadeus Mozart (KV 309) finden, darzustellen.
著者
加藤 千恵子
出版者
大分県立芸術文化短期大学
雑誌
大分県立芸術文化短期大学研究紀要 (ISSN:13466437)
巻号頁・発行日
vol.41, pp.87-104, 2003-12-26

現在,日本において,初婚年齢は年々上昇傾向にあり晩婚化が進んでいる.これを学歴別に見ると,高学歴層の者において顕著であることがわかる.その中でも調査・研究が少ない男性に注目し,彼らの結婚意思とそれに影響を与える結婚観について,個人別態度構造分析を用い,事例を通して検討した.その結果,従来の調査・研究において支持されている男性が結婚難に陥っているという結果は,本研究の高学歴の独身男性についてはあてはまらないことが明らかになった.対象者は自らの意思により結婚するか否かを選択しており,自分の理想とするライフスタイルと結婚によるライフスタイルの変化,結婚相手との価値観の一致などを真剣に考え,結婚に対する葛藤を抱き,結婚を躊躇していた.さらに,長時間労働により家庭生活と仕事での自己実現を両立させ難いためライフスタイルを決めかね結婚意思が低下するという可能性と,結婚を前提としないようなライフスタイルを選択しても生活に困らないため結婚に消極的になる可能性も示唆された.
著者
中野 幡能
出版者
大分県立芸術文化短期大学
雑誌
研究紀要 (ISSN:02869756)
巻号頁・発行日
vol.9, pp.1-5, 1972-03-31
著者
小川 伊作
出版者
大分県立芸術文化短期大学
雑誌
研究紀要 (ISSN:02869756)
巻号頁・発行日
vol.27, pp.27-48, 1989-12-31

After 1600, The Lute music flourished in France, especially at the reign of Louis XIII and the early at Louis XIV's. Its music is very unique and is said to have formed the basis of the French manner of ornamentations, danse-suit formula, as well as the style of 'Baroque Lute' music, and also have effected the French Clavecin school. This thesis is aimed at translating and examined the forewords of two lute books, Pieces de Luth and Liure de Tablature by Denis Gaultier, who was then one of the representative lutenists active in Paris. These books, published about 1670-80 when the lute music had already began to decline, were one of the most important sources of information of lute playing technique and ornamentations. So this is the first step to reveal the aspects of the seventeenth century's lute music in France.
著者
小川 伊作
出版者
大分県立芸術文化短期大学
雑誌
大分県立芸術文化短期大学研究紀要 (ISSN:13466437)
巻号頁・発行日
vol.32, pp.151-168, 1994-12-31

The lute book of Jacques Gallot, published in the second half of the seventeenth century in Paris is, along with the two books of Denis Gaultier, very important in the development of French lute music. It is important not because of its repertoire, but because of the information on lute music itself, its ornamentation, and the social conditions surrounding the lute. In this paper I have examined the researches from the end of the nineteenth century until the present, and examined Gallot's lute book by focusing on the author and the age in which the book was published. I then translated and annotated the advertissement, dedication, and instructions.
著者
吉山 尚裕
出版者
大分県立芸術文化短期大学
雑誌
大分県立芸術文化短期大学研究紀要 (ISSN:13466437)
巻号頁・発行日
vol.32, pp.81-89, 1994-12-31

本研究では、ブティックを対象にして、(1)店舗の魅力を決めている要因は何か、(2)消費者の購買態度によって店舗の魅力の規定因に違いが見られるかを検討した。予備調査の結果から、ブティックの特徴に関する28項目の質問項目を作成。また、魅力度測定のための5項目と、山本(1992)の購買態度項目をブティック向けに一部修正した19項目を加えて調査票を構成した。本調査では、調査対象者に日頃よく行くブティックを1店舗あげてもらい、その店の特徴や魅力度について回答を求めた。購買態度については、各項目が自分にどのくらいあてはまるかを回答させた。調査対象者は、短期大学生女子176人。そのうち173人を分析対象とした。主な結果は、次の通りである。(1)店舗の特徴に関する28項目に因子分析を行った結果、「店員の親しみやすさ」「店員のしつこさ・強引さ」「店内の広さと明るさ」「店の個性づくり」「買う・買わないの自由」の5因子が見い出された。(2)魅力と店舗の特徴因子の関係を検討した結果、ブティックの魅力は、「店員の親しみやすさ」「店員のしつこさ・強引さ」「店の個性づくり」と強く関連していた。また、店員の非言語的行動が、店舗の魅力に影響していることも示唆された。(3)購買態度を含めた分析から、とくに、新商品への関心の高い客や、良い商品を積極的に求める客に対して、「店員のしつこさ・強引さ」は店舗の魅力を低めやすいことが示唆された。本研究から、店舗の魅力を規定する店舗の特徴(属性)のいくつかが明らかにされた。また、客の購買態度によって店舗の魅力の規定因に違いがあることも示唆された。今後、店舗の空間構造や店員の動作が、客の店舗に対する認知にどのような影響を与えているか、などの問題を併せて検討する必要がある。