著者
都築 久義
出版者
愛知淑徳大学
雑誌
愛知淑徳大学論集 (ISSN:03862712)
巻号頁・発行日
no.13, pp.7-18, 1988-02-10

国文学科関係
著者
高橋 啓介
出版者
愛知淑徳大学
雑誌
医療福祉研究 (ISSN:13497863)
巻号頁・発行日
vol.2, pp.30-36, 2006
被引用文献数
6

The purpose of this study is to clarify the effects of relative color temperature and illuminace of room lighting upon the evaluation of residential living space. In this study, 10 kinds of residential living spaces were simulated and in each case, the relative color temperature (2800K, 5000K, and 6700K) and illuminace (200lx, 400lx, 800lx) of the room lighting were systematically manipulated. I analyzed how these two factors affected the evaluation of each residential living space. The analysis suggests that 1) the kind of room lighting preferred changed in accordance with the kind of residential space; 2) high relative color temperature and high illuminance were preferred in spaces used for cognitive activities; and 3) low relative color temperature and low illuminance were preferred in spaces for relaxation.
著者
川合 南海子(久保南海子)
出版者
愛知淑徳大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2011-04-28

加齢にともない抑制機能は一様に低下するわけではない。本研究では、フランカー課題とサイモン課題の遂行における前頭前野の血流量の変化を近赤外線分光法(NIRS)で計測した。その結果、従来と同様にフランカー課題では加齢による違いはなかったが、サイモン課題では高齢者の反応時間は若齢者より有意に延長した。フランカー課題では高齢者でより脳活動が顕著であった。不一致条件が一致条件よりも有意に脳血流量が増加したのは、サイモン課題の前頭前野右背外側のみであったが、両年齢群間での違いはなかった。すなわち、若齢者と高齢者で脳血流に差がないときには、刺激―反応の抑制に加齢の効果がみられることが明らかになった。
著者
山田 登世子
出版者
愛知淑徳大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2008

初年度に実施したフランスにおける贅沢研究は、ココ・シャネルというキーパーソンを得て、現地でのフィールドワーク(シャネルが青春をすごした修道院の視察など)が豊かな成果をあげたと思う。また、日本における贅沢の研究も白州正子という対比項を得て、二人を比較しつつ著作『贅沢の条件』にまとめることができた。アメリカについては想定外のリーマン・ショックのため贅沢研究がすすめられる環境がなく、余儀なく割愛した。今後に記したい。
著者
岩下 紀之
出版者
愛知淑徳大学
雑誌
愛知淑徳大学論集 (ISSN:03862712)
巻号頁・発行日
no.12, pp.11-23, 1987-01-20 (Released:2016-11-28)

Pages also numbered 112-100
著者
村本 名史
出版者
愛知淑徳大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2008

一般男女学生を対象としてベンチプレスにおける最大パワーの測定方法について検討した。バーベル挙上動作の平均パワーをLDT(Linear Displacement Transducer)法によって計測した。最大パワーと体重には男性では高い相関があったが、女性では低い相関しか認められなかった。加えて、一般男性のベンチプレスについて、LDT法および2次元DLT(Direct Linear Transformation)法を用いて計測したバーベル挙上動作パワーについて検討した。その結果、LDT法による計測値はDLT法に比べて有意に小さかった。
著者
杜 英起
出版者
愛知淑徳大学
雑誌
愛知淑徳大学論集. コミュニケーション学部・コミュニケーション研究科篇 (ISSN:13463195)
巻号頁・発行日
vol.7, pp.39-47, 2007

中日両国之間的友好交流源遠流長,這種交流不〓在語言文字、社会制度、思想意識等方面存在着很多共同点,同時在飲食方面也有很多相同的地方。但是,釜于両国的地理環境、歴史文化和生活伝統存在着相当多的差異,所以在飲食習慣、材料的選択、酒的醸造和飲用、茶的栽培、制造都存在着挙不勝挙的不同之処。本文試図从有関食品材料、人們的生活習慣等方面簡述中日両国国民在飲食文化上的異同。
著者
諏訪 真美
出版者
愛知淑徳大学
雑誌
医療福祉研究 (ISSN:13497863)
巻号頁・発行日
vol.1, pp.78-84, 2005

青年の社会的ひきこもりは,さまざまな疾患がその背景となっている.そのうち統合失調症,気分障害,広汎性発達障害(アスペルガー障害),神経症,人格障害,一次性ひきこもりの鑑別を概説した.このなかで鑑別の困難な疾患の一つとして「アスペルガー障害」が挙げられる.アスペルガー障害のなかには幼児期・思春期に診断されないまま青年期になり,対人関係の困難さなどから就労が続かず,ひきこもるという形で事例化する場合がみられる.さらに診断の困難なものとしては,これまでの疾患分類では診断しきれない「一次性ひきこもり」が挙げられるが,これは現代日本の青年の新しい精神病理と考えられる.この2つの状態について,事例を交えて紹介しその精神病理および鑑別の要点・治療の差について解説した.
著者
諏訪 真美
出版者
愛知淑徳大学
雑誌
医療福祉研究 (ISSN:13497863)
巻号頁・発行日
vol.2, pp.23-29, 2006
被引用文献数
2

日本における「ひきこもり」は,青年期の精神保健的な問題であるが,その背景には,単に個人の精神病理的問題だけではなく,家族の問題,社会・経済・文化といった問題が関わっているものと思われる.この現象の背景に影響を与えている可能性のあるものとして,日本の経済的な発展,社会的な構造,家族関係,青年全般の心理構造について,その変遷を概観した.そしてひきこもりの病理に関して,本人の精神病理的傾向,家族関係の傾向とともに,日本の社会構造の問題との関係について考察を加えた.